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映画「ナイトメア・アリー」@109シネマズ木場(2022/4/20)

2022-04-21 09:47:05 | 映画感想
2022/4/20。
109シネマズ木場は実は久しぶり。
前から気になっていた映画。

良い席は埋まっており、久しぶりに普通席で鑑賞。
普段だと良い席が空いている回までずらすのだが、上映打ち切りが迫っていたので見ることにした。

小説「悪夢小路」の75年ぶり、2度目の映画化。



ブラッドリー・クーパー、ルーニー・マーラ、ロン・パールマン、ウィレム・デフォー、
ケイト・ブランシェット、トニー・コレット、リチャード・ジェンキンス。



第2次大戦直前の1939年。
野中の一軒家で暮らしていた男(スタン、ブラッドリー・クーパー)は、誰かの死体を袋に詰めて
床下に放り込み家に火を放ってどこかへ去る。

あてもなくバスでたどり着いた先には移動見世物小屋。
グロテスクな生き物や、透視術、怪力超人などを見せて金をとる。

スタンは小屋の手伝いを頼まれて応じ、座長のクレム(ウィレム・デフォー)に誘われて一向のメンバーになる。
最初は手伝い的なことをしていたスタン。
透視魔術(手品)をしていたジーナ(トニー・コレット)の旦那ピート(デヴィッド・ストラザーン)から
読心術(手品)の手ほどきを受けのめり込んでいく。

一座の目玉の一つの電気女(感電しても平気)モリ―(ルーニー・マーラ)のピンチを救って恋仲になり、
読心術で実を立てようとするスタンと一緒に一座を去る。

スタンは金持ち相手のショーで稼ぎ始める。
モリ―の言葉にヒントがありそこから言い当てると言うもの。
あるショーで、モリ―の言葉を遮ったリリス・リッター博士(ケイト・ブランシェット)の持ち物を言い当て、
一座ではやらないようきつく言われていた霊媒としての活動を始める。

交霊、降霊はハイリスク・ハイリターンで、自分の身を亡ぼすと言われていたのに。
果たしてスタンの運命は。



栄光の果てに何もかも失ってしまう男のお話。
物語の出発点から道を誤った?

久しぶりギレルモ・デル・トロ。
おどろおどろしいクリーチャーがお得意だが、今作ではホルマリン漬けの胎児以外のクリーチャーはメインではない。
監督作としては「シェイプ・オブ・ウォーター」以来の鑑賞。

キャストには結構見知った顔が多い。
なんといってもヘルボーイで特殊メイク要らないんじゃと思わせたロン・パールマン。
息子を戦争で亡くした判事の奥さんにクララ先生のメアリー・スティーブンバージェン。
最後までわからなかった大金持ちのエズラ・グリンドルはリチャード・ジェンキンス。

評判は良かったようだが、興行的にはうまくいかなかったようだ。



ひとつ気付いたこと。
「20世紀FOX」がディズニー傘下になり、「20世紀スタジオ」に改名して久しいが、
「FOXサーチライト・スタジオ」も改名して「サーチライト・スタジオ」になっていた。

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