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区の「生ごみ減量推進事業」に参加予定

2016-05-23 13:23:35 | 地域・コミュニティ
先週の土曜日、区の「生ごみ減量推進事業」の説明会に行ってきました。

参加「予定」と書いたのは、まだ説明会だけで、事業の実施はこれからだから。

この事業、すでに区が取り組んで5年目になるそうですが、
地域住民らが工夫して実施していた事業というか取り組みを
区が積極的に支援していこうというもののようです。

主管課は「清掃リサイクル課」

もともと区でも生ごみ処理機のあっせんなどは行っていたようですが、
より生ごみの減量を促進するため「モニター事業」として、
率先してやってくれる区民を募集、普及に努めるとともに、
問題点などを洗い出していこうと考えているようです。

応募した人の中からどの程度が当選したのか知りませんが、
何回かに分けて説明会があり、そのうちの1回が土曜の午後だった、
というわけです。

会場は区役所の7階会議室。
資料に沿って説明がありました。

区で処理するごみの9割は可燃ごみで、その4割は生ごみだそうで、
生ごみが減ることは区の清掃事業にとっても大助かりです。

区が推奨している生ごみ処理には4つの方式があり、
各方式ごとに推進している区民グループがプロジェクターを使って
解説をされました。



(1)キエーロ

生ごみなんか、消えろ!ということなのか、「キエーロ」

木箱に黒土を入れ、生ごみを混ぜると、発酵分解してほぼ消える。
実物もあり、発表後にいろいろ質問もできました。

メリットは、混ぜるだけなので簡単。
デメリットは、場所をとる、いったん据え付けると重くて動かせない。

(2)森のしくみ

腐葉土を使い、森で植物や有機物が分解されるのと同じ仕組みで発酵分解。



メリットは、簡単で、どんどん貯め込んでいくだけ。
デメリットは、途中はいいが最初と最後に中身を出して乾燥が必要。

(3)段ボールコンポスト

段ボールにココピート、燻炭を混ぜたものを入れ、生ごみを混ぜて分解させる。

多少生ごみに水分があっても段ボールは持つそうです。

メリットは、これも混ぜるだけ、腐ったものもOK
デメリットは、紙なので雨の当たるところはダメ、途中で混ぜ返しが必要。

(4)EMぼかし

専用の缶と嫌気性のEM菌を使い一次発酵させる。



メリットは、堆肥、液肥が取れる、なんでも処理可。
デメリットは、4つの中で一番臭い、2次発酵に土(地面)が必要。

今手元にメモを書いた資料がない(人に貸している)ので、
若干違っている可能性もありますが、魚の内臓はどれもOK。
油ものは少しならOKというものと気にしないでいいものがありました。
においのきついもの/少ないもの、結構発熱するもの(5、60度)もあります。

マンションなどの場合は規約上物を置けない場所があるので置けるかどうか、
雨がダメなものは雨が当たらない場所が確保できるか、
EMぼかしは2次発酵で土が必要なため、処理場所に管理組合などの許可がいる、
等々、注意しなければいけないことがあるようです。

いろいろと何年も各区民がやっておられたことの中から、有用有効なものを
厳選して区が後押ししているわけなので、このサイズ、この量、が
適当なのだろうとは思いますが、各戸、各ご家庭の事情などによって、
もう少し大きいもの、あるいは小さいもの、蓋は布でなく網で作る、など
いくつか工夫ができそうだな、とも思いました。

ま、いずれにせよ、まずはどれかの方法を取り組んでみて、
またそれなりに工夫改善できればいいのかもしれません。


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