
トップはあるサイトのログイン画面の一部をスクショしたもの。
ロボットなど、プログラムによるログインを防ぐためか画像認証が必要となっている。
これは別のサイトだが、ログイン時に同じように5文字の英数字を入れるようになっている

英数字なので英字26+数字10=36種類のなかからランダムに選ばれた
5文字が表示されている。
同じ英数字が使われることもあるし、並び順も合ってなければ認証されない。
つまり、aaaa1と1aaaaはまったくの別もの。
ではこのような5文字の並びは全部で何種類あるだろうか。
1つ目が36通り、2つ目も36通り、3つ目も・・・ということで、
全部で36の5乗=60466176通り、およそ600万通り。
数学的には重複順列になる。
式は
数字を使わず全部が英字の場合の並びは26の5乗で11881376と、
19.6%、約1/5に減る。
式は
逆に言うと英数字の中から5つ選んでいるのに、全部英字だったケースは1/5。
本当にそうか?
実はそうではない。
600万回も120万回も並びを意識している。
aaaa1と1aaaaは別(=違う)としたし、aaa1aもaa1aaもa1aaaも別だ。
英字だけでも同様にaaaabとaaabaとaabaaとabaaaとbaaaaは違う扱い。
では並びは無視した組み合わせで考えてみる。
例えば前述の場合、aが4つに1が1つ、あるいはaが4つにbが1つと考える。
これは組み合わせ問題だが、同じ英数字を何回使ってもいいので重複組み合わせとなる。
式的には36文字の中から5つ選ぶので36-1+5=40
(40×39×38×37×36)/(5×4×3×2×1)=658008通り。
数学的には重複組み合わせという。
式は
そのうち英字だけのケースは同様の計算で140526通り。
式は
21.7%で、やはりほぼ1/5だが、並びを意識しないときより少し多い。
残りの約8割は少なくとも1つは数字が含まれる。
では、数字1つの場合。
英字4つと数字1つなので、26字の中から4つ選ぶ重複組み合わせと
10字の中から1つ選ぶ組み合わせの掛け算で
式は
答えは237510で英字だけより1.7倍多く、全体の36.1%。
数字2つはどうか。
英字26文字の中から3つ選び、数字10個の中から2つ選ぶ組み合わせの掛け算。
式は
答えは180180で全体の27.4%、まだ数字なしより多い。
数字1つと数字2つを足すと63.5%、2/3近くに達する。
こうして計算を進め、整理すると次のようになる。
(1)すべて英字(英字:5、数字:0)21.7%
(2)英字:4、数字:1 36.1%
(3)英字:3、数字:2 27.4%
(4)英字:2、数字:3 11.7%
(5)英字:1、数字:4 2.8%
(6)英字:0、数字:5 0.3%
と、言うことなのに、「別の画像を表示」をやってみたら結構数字4つが出る。
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さすがに全部数字は出ていないけど、数字4つは16回のうち5回。
普段ログインしているときは数字4つは珍しい感覚なので出過ぎ感満載。
1回目と別画像を表示するときの選択ロジックが違っているのではないかと思えるぐらいだ。
ロボットなど、プログラムによるログインを防ぐためか画像認証が必要となっている。
これは別のサイトだが、ログイン時に同じように5文字の英数字を入れるようになっている

英数字なので英字26+数字10=36種類のなかからランダムに選ばれた
5文字が表示されている。
同じ英数字が使われることもあるし、並び順も合ってなければ認証されない。
つまり、aaaa1と1aaaaはまったくの別もの。
ではこのような5文字の並びは全部で何種類あるだろうか。
1つ目が36通り、2つ目も36通り、3つ目も・・・ということで、
全部で36の5乗=60466176通り、およそ600万通り。
数学的には重複順列になる。
式は

数字を使わず全部が英字の場合の並びは26の5乗で11881376と、
19.6%、約1/5に減る。
式は

逆に言うと英数字の中から5つ選んでいるのに、全部英字だったケースは1/5。
本当にそうか?
実はそうではない。
600万回も120万回も並びを意識している。
aaaa1と1aaaaは別(=違う)としたし、aaa1aもaa1aaもa1aaaも別だ。
英字だけでも同様にaaaabとaaabaとaabaaとabaaaとbaaaaは違う扱い。
では並びは無視した組み合わせで考えてみる。
例えば前述の場合、aが4つに1が1つ、あるいはaが4つにbが1つと考える。
これは組み合わせ問題だが、同じ英数字を何回使ってもいいので重複組み合わせとなる。
式的には36文字の中から5つ選ぶので36-1+5=40
(40×39×38×37×36)/(5×4×3×2×1)=658008通り。
数学的には重複組み合わせという。
式は

そのうち英字だけのケースは同様の計算で140526通り。
式は

21.7%で、やはりほぼ1/5だが、並びを意識しないときより少し多い。
残りの約8割は少なくとも1つは数字が含まれる。
では、数字1つの場合。
英字4つと数字1つなので、26字の中から4つ選ぶ重複組み合わせと
10字の中から1つ選ぶ組み合わせの掛け算で
式は

答えは237510で英字だけより1.7倍多く、全体の36.1%。
数字2つはどうか。
英字26文字の中から3つ選び、数字10個の中から2つ選ぶ組み合わせの掛け算。
式は

答えは180180で全体の27.4%、まだ数字なしより多い。
数字1つと数字2つを足すと63.5%、2/3近くに達する。
こうして計算を進め、整理すると次のようになる。
(1)すべて英字(英字:5、数字:0)21.7%
(2)英字:4、数字:1 36.1%
(3)英字:3、数字:2 27.4%
(4)英字:2、数字:3 11.7%
(5)英字:1、数字:4 2.8%
(6)英字:0、数字:5 0.3%
と、言うことなのに、「別の画像を表示」をやってみたら結構数字4つが出る。
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さすがに全部数字は出ていないけど、数字4つは16回のうち5回。
普段ログインしているときは数字4つは珍しい感覚なので出過ぎ感満載。
1回目と別画像を表示するときの選択ロジックが違っているのではないかと思えるぐらいだ。
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