宇宙普段着、どう違う？

宇宙普段着を土井さん試着 飛行士から聞き取り開発(共同通信) - goo ニュース

このニュースは、大変面白い話題と言うか、
言われるまでちょっと気がつかなかった。

よくよく考えてみれば、無重量状態では例えば衣服の重さも感じないわけで、
ふわっとした衣服はめくれ上がったりするんじゃないか、などなど、
いろいろ影響があることが予想される。

当然、地上で着心地の良いものとか楽なものとは違うはずで、
その観点で取り上げられたニュースを聞いた記憶がない。

その意味でも、おそらく最初である今回の試作がベストだとは考えにくく、
今後もいろいろと試行錯誤されていくのではないだろうか。

ところで、２つ気になる点が、、、

まずは、何が違うの？という点。

これは記事をうがった見た方をしたり、批判しているわけではなく、
素直に宇宙での快適さは地上とどう違うのかな、
この「普段着」にはどういう工夫がされているのかな、
を知りたい、ということ。

それと、もう一つは、
これが近い将来ＳＦ映画にも影響を与えるかもしれないということ。

大抵のＳＦ映画では人工重力で地上に近い活動ができる前提だったり、
無重量状態では宇宙服かその下着だったリ、
あるいは、体にぴったりした衣服だったリ、
いかにも、未来ですよ感の漂う服が多い気がする。

特にぴったりしたペラペラの服が多いような気がするが、
すべての人がぴったりした服が好きなわけではない。

それに、もっと多様であっていいように思うが、
「普段着が地上のものとは違うはずだ」ということは、
ＳＦ映画でもあまり真剣に考えられていなかったんじゃないかな。

写真で見る限りでは、大きく違うようには見えないが、
宇宙での快適な普段着が外見でも違う特徴を示すようであれば、
当然ＳＦの世界で反映されてくることでしょうからね。

本気で映画界からオファーが来たりするかもしれない、なんて思ってます。