今月は、まだ1本も劇場で観てないので、書き溜めた感想からご紹介。
この映画は私が唯一絶賛するラブ・ストーリー。
以下は2004ころに書いた感想です。
当時の感覚をそのままにするために文言は変えませんでしたが、
今見ればまた違った見方をするかもしれません。
**
公開から20年以上も経つのに未だに多くのファンを抱え、
日本でもファンサイトがある。
私自身も確か十数年前に深夜放送で一回だけ、
それも途中から見ただけなので題名も判らず、
ずっと忘れていて、何かのきっかけで思い出した。
前述のようにファンが残っていたので、すぐに映画の題は判ったが、
あらためて見ようにも、既にVHSもLDも廃盤。
問い合わせてみたものの版権の絡みがあって、
メーカには再販の見込みはないとまで言われた。
アメリカでも根強い人気があって、
2000年に20周年記念のDVDが発売された。
日本でも発売へ向けてのファンの動きなどがあり、
3年遅れてやっと2003年11月にDVDが発売になった。
ラブ・ストーリーでなぜかとても記憶に残る映画。
大人の女性に見て欲しい一本。
「スーパーマン」シリーズのクリストファー・リーブ、
「007死ぬのは奴らだ」TVドラマ「ドクター・クイン」のジェーン・シーモアの共演。
クリストファー・リーブは
1978年に「スーパーマン」で一躍ヒーローになった後の作品。
勧善懲悪、力任せのスーパーマンとは違う、メンタルな役を探していたらしい。
ジェーン・シーモアは、
1973年の「死ぬのは奴らだ」でタロットカードを操る敵方の美女として登場。
(最後は、ボンド側につくんだけどね)華奢でちょっと困った表情がとても印象的、
この映画のおかげで 日本でもタロットブームになったと言うから、
記憶にある方もおられると思う。
1980年の公開当時、リーブ28歳、シーモア29歳だが、
もう少し年の差があるように見える。
タイムスリップものだが、SFではない。
タイムスリップするのに理屈もへったくれもないからだ。
過去から戻ってくるのも科学的理論などまったくなし。
でもストーリから見てそんなことは関係無い。
必然に見えるから不思議だ。
***
リーブ扮するリチャード・コリアーが出合った不思議な老女。
"Come back to me"と言い、金時計を渡して去っていく。
8年後、1980年に訪れたグランドホテルに飾られた
美しい女優ジェーン・シーモア扮するエリーズ・マッケナの写真。
調べていくうちに 、リチャード・コリアーはあの老女が
エリーズ・マッケナ本人だったと知る。
何故彼女は自分を知っていたのか。
明るかった彼女が、1912年のある日から暗く沈んで行ったらしい。
その時何があったのか。
彼女に惹かれるコリアーは、過去へ飛んで行ってでも彼女に会いたい と考える。
どうすれば過去へいけるのか。
本当にいけるのか。
ついに、過去の中に自分の軌跡を見つけた彼は過去へ遡っていく。
要所要所に決め台詞。
シーモアの "Is it you ? " なんかも良いね。
シーモアの表情が良い。
途中の劇中劇の台詞もいい。
"I love you."のところは涙出るよ。
カメラワークもいい。
最後はアンハッピーエンド、例えて言うなら「フランダースの犬」。
(ちょっと違うか)
1980年(日本1981年)公開。音声がモノラルと言うのが時代を物語る。
発売:ソニー・ピクチャーズ/ユニバーサル・ピクチャーズ 2003/11発売。
メイキングも是非見てください。映画が好きになる。
この映画は私が唯一絶賛するラブ・ストーリー。
以下は2004ころに書いた感想です。
当時の感覚をそのままにするために文言は変えませんでしたが、
今見ればまた違った見方をするかもしれません。
**
公開から20年以上も経つのに未だに多くのファンを抱え、
日本でもファンサイトがある。
私自身も確か十数年前に深夜放送で一回だけ、
それも途中から見ただけなので題名も判らず、
ずっと忘れていて、何かのきっかけで思い出した。
前述のようにファンが残っていたので、すぐに映画の題は判ったが、
あらためて見ようにも、既にVHSもLDも廃盤。
問い合わせてみたものの版権の絡みがあって、
メーカには再販の見込みはないとまで言われた。
アメリカでも根強い人気があって、
2000年に20周年記念のDVDが発売された。
日本でも発売へ向けてのファンの動きなどがあり、
3年遅れてやっと2003年11月にDVDが発売になった。
ラブ・ストーリーでなぜかとても記憶に残る映画。
大人の女性に見て欲しい一本。
「スーパーマン」シリーズのクリストファー・リーブ、
「007死ぬのは奴らだ」TVドラマ「ドクター・クイン」のジェーン・シーモアの共演。
クリストファー・リーブは
1978年に「スーパーマン」で一躍ヒーローになった後の作品。
勧善懲悪、力任せのスーパーマンとは違う、メンタルな役を探していたらしい。
ジェーン・シーモアは、
1973年の「死ぬのは奴らだ」でタロットカードを操る敵方の美女として登場。
(最後は、ボンド側につくんだけどね)華奢でちょっと困った表情がとても印象的、
この映画のおかげで 日本でもタロットブームになったと言うから、
記憶にある方もおられると思う。
1980年の公開当時、リーブ28歳、シーモア29歳だが、
もう少し年の差があるように見える。
タイムスリップものだが、SFではない。
タイムスリップするのに理屈もへったくれもないからだ。
過去から戻ってくるのも科学的理論などまったくなし。
でもストーリから見てそんなことは関係無い。
必然に見えるから不思議だ。
***
リーブ扮するリチャード・コリアーが出合った不思議な老女。
"Come back to me"と言い、金時計を渡して去っていく。
8年後、1980年に訪れたグランドホテルに飾られた
美しい女優ジェーン・シーモア扮するエリーズ・マッケナの写真。
調べていくうちに 、リチャード・コリアーはあの老女が
エリーズ・マッケナ本人だったと知る。
何故彼女は自分を知っていたのか。
明るかった彼女が、1912年のある日から暗く沈んで行ったらしい。
その時何があったのか。
彼女に惹かれるコリアーは、過去へ飛んで行ってでも彼女に会いたい と考える。
どうすれば過去へいけるのか。
本当にいけるのか。
ついに、過去の中に自分の軌跡を見つけた彼は過去へ遡っていく。
要所要所に決め台詞。
シーモアの "Is it you ? " なんかも良いね。
シーモアの表情が良い。
途中の劇中劇の台詞もいい。
"I love you."のところは涙出るよ。
カメラワークもいい。
最後はアンハッピーエンド、例えて言うなら「フランダースの犬」。
(ちょっと違うか)
1980年(日本1981年)公開。音声がモノラルと言うのが時代を物語る。
発売:ソニー・ピクチャーズ/ユニバーサル・ピクチャーズ 2003/11発売。
メイキングも是非見てください。映画が好きになる。
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