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放送大学、面接授業

2008-02-17 22:29:41 | 学習・資格
放送大学は、正規の大学で、主に通信によって授業を行う。

しかし、通信制の学校のスクーリングに相当する、
と言っていいのかどうかはよくわからないが、
面接授業と言って、各地の学習センターで受講する授業もある。

いくら受けても構わないが、
卒業単位としては20単位必要と言うことになっている。

これが法で決まっているのか、放送大学独自の基準なのかはよく知らない。

今日も経済学のお話し。
理論関連なので、グラフや数式がふんだんに出てくる。

どうしてもグラフや数式を数学的にとらえてしまうが、
経済学でいうこれらのグラフや数式、等式、公式の類は、
厳密な意味での数学的な数式ではない。

私は、これらを原因と結果を示していたり、
文章表現を数式として表したものだ、と理解している。

こうすればこうなる、と言うのは理解できるのだが、
なぜそうしてもいいのか、
なぜそうしても数式の厳格性が維持できるのか、
については理解できない。

当たり前のことを理屈をこねまわして
数式やグラフの変化に置き換えているにすぎない、
と思ってしまう。
(経済学理論をまじめにやっている人、ごめん)

特に、グラフをいじると前提条件が壊れるような変化を平気で起こすのは
到底理解できない。

例えば、労働量の総量が決まっていて、
労働量だけで2財ので生産可能量が決まる場合に、
貿易、すなわち輸出に着目して、
価格優位な財に特化して生産を増やすと、
「生産可能量の総量」が増える。

そのための生産要素の総量は変わらない、
つまり、生産可能量の全体は変わらないはずなのに、
生産可能量が増える。

そのために必要な生産要素はどこから湧いてくるんだ?
と思ってしまうわけです。

物理の世界ではありえないような話ですから。
でも経済学の世界ではそれが常識なんですよね。
理解不能、理解放棄してそういうもんだ、と思うしかない。


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