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日食グラス不具合、使用すれば失明の危険も

2009-07-18 09:47:55 | 科学
付録・配布の日食グラスに不良品 ビクセン製作、5万個(共同通信) - goo ニュース


記事写真を見ると、不良品はフィルターというのかシールドというのか知りませんが、
ただの穴があいているだけで、遮光フィルムがないように見える。

ビクセンのHPによれば、
「遮光プレートが抜けている、またはズレて取り付けられているものが」
あったとのこと。

サイエンスウインドウ誌付属「日食グラス」不具合のお知らせ(ビクセン)

製造工程の不具合だけど、どんなものでも不具合は発生しうるので、
製造工程というより検査工程のミスだろう。
つまり、検査ではじくべき不良品を見逃したということ。

まあ、それはともかく、遮光プレートがずれてるとか、ないとか
明らかに不良品と分かるとは思うが、
まさかビクセンに限って不良品をそのまま出すとは思わないから、
ずれてるのはおかしいと分かっても、
ないのは特殊な構造なんだろうと思いこむかもしれない。

遮光プレートのないもので太陽を見れば、それは太陽を直視することに他ならない。

事故の起こらないことを祈る。

ところで、先のHPによれば、検品体制の変更として、
>成形時と梱包時のダブルチェックおよび秤を使った重量チェック
に変えたため、不良品は発生していないという。

ここで気になったというか、びっくりしたのは、
「重量チェック」
どう考えても全体で数グラム、
遮光プレートは、それこそ0.1グラムもないと思えるのに、
その重さの差異を検知してはじくなんてすごいな、と。

ただ重さでは「抜け」は検知できても「ずれ」「折れ」「はがれ」は検知できない。

本来は、光を当てて、透過率が所定通りであることを見るんでしょうし、
ダブルチェックではそうやっているとは思いますが、、、、、。
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