
1/15、よみうりホールでの開催。
伝説の生物「ウォーター・ホース」と、
はからずもそれを飼うこととなった少年の物語。
アレックス・エテル、プリヤンカ・クシー、
エミリー・ワトソン(「ミス・ポター」では、ユアン・マグレガーの姉)
ブライアン・コックス(「ボーン・スプレマシー」の悪役アボット)
***
スコットランド、とある湖畔の町。
男女の旅行者が、あの有名な「ネッシーの写真」(通称、外科医の写真)を観て
「偽物だ」とつぶやく。
店の奥にいた老人が、
「そう、その写真は偽物さ、でも本当の話を聞きたくはないか。」と話しかける。
二人はもの珍しさに老人の話に聞き入るのだった。
1942年、第2次大戦まっただ中のスコットランド。
ネス湖の近くに、アンガス・マクマロウ(アレックス・エッテル)の家はあった。
彼は姉クリスティ(プリヤンカ・クシー)と母アンナ(エミリー・ワトソン)と、
何人かの下働きと暮らしていた。
父チャーリー(クレイグ・ホール)は海軍で戦争に行っていた。
アンガスは、水を怖がる子供だった、溺れることを恐れ、
もっぱら岸辺で貝殻を拾うような。
今日も貝殻を拾ううち、ダチョウの卵の様な形をした石を拾い持ち帰る。
ところがそれは、奇妙な生き物の卵だった。
孵ったその生き物に「クルーソー」と名づけ、母親に内緒で飼うことに。
ちょうどそのころ、ハミルトン大佐(デビッド・モリシー)率いる部隊が
ネス湖に侵入しようとする敵を迎え撃つため、
マクマロウ家に駐屯することとなった。
あっという間に成長するクルーソー。
下働きのルイス・モーブリー(ベン・チャップリン)は
それが伝説のウォーター・ホースであると言い、湖に返そうとする。
反対するアンガスだが、クルーソーの成長の早さに湖に放すことに。
アンガスは成長したクルーソーにまたがり、楽しい時を過ごす。
しかし、クルーソーを見た軍隊は大砲で攻撃する。
逃げまどい、怒り狂うクルーソー。
はたしてクルーソーの運命は、
そしてアンガスとクルーソーの関係はどうなるのか。
***
ディック・キング=スミスの原作で、
邦訳(「おふろの中からモンスター」2000年)も出ています。
原作「The Water Horse」は1990年の作品です。
モンスターは、頭は馬、体はアシカ、そして尻尾はクジラ、首長竜ではなかった。
あの「ネッシーの写真」は偽物だが、
実は本物のネッシーの感動秘話があった、とする設定。
たしかに、あの写真が偽物だからと言って
ネッシーの話すべてが嘘だとは言い切れない。
しかし、「外科医の写真」が発表されたのは、1934年4月、
この映画の設定の8年前である。
**追記**
ネス湖(字幕)がラック・ネスと聞こえてしょうがなかった。
ネス湖だからレイク・ネスだろうに、と思ったから気になった。
Lake(レイク)がイギリス訛りでライクになっても不思議はないので、
ラックはスコットランド訛りか、と勝手に思っていた。
ところが、ネス湖は、Loch Nessだった。
かな表記では、ロッホ・ネスと書くようだが、
発音はロッホではなく、ロックまたはラックに聞こえる。
このLochは外海とつながっている湖、つまり入り江だ。
だから、ロッホ・ネスも浜名湖のように
直接(狭い湾などをはさんで)海とつながっていると思っていた。
しかし、改めて確認して、間違いであることに気づいた。
ネス湖は非常に細長い湖で、海とは11キロほど離れている。
映画のような形状のものは、河口のすぐ近くにある
ボーリー湾(Beauly Firth 、Firthは入り江)かも。
*** さらに追記 ***
映画のウォーター・ホースは伝説の生物という設定ですが、
シー・ホースは実在します。
別の意味もありますが、もっともよく知られているのは
「タツノオトシゴ」です。
***
伝説の生物「ウォーター・ホース」と、
はからずもそれを飼うこととなった少年の物語。
アレックス・エテル、プリヤンカ・クシー、
エミリー・ワトソン(「ミス・ポター」では、ユアン・マグレガーの姉)
ブライアン・コックス(「ボーン・スプレマシー」の悪役アボット)
***
スコットランド、とある湖畔の町。
男女の旅行者が、あの有名な「ネッシーの写真」(通称、外科医の写真)を観て
「偽物だ」とつぶやく。
店の奥にいた老人が、
「そう、その写真は偽物さ、でも本当の話を聞きたくはないか。」と話しかける。
二人はもの珍しさに老人の話に聞き入るのだった。
1942年、第2次大戦まっただ中のスコットランド。
ネス湖の近くに、アンガス・マクマロウ(アレックス・エッテル)の家はあった。
彼は姉クリスティ(プリヤンカ・クシー)と母アンナ(エミリー・ワトソン)と、
何人かの下働きと暮らしていた。
父チャーリー(クレイグ・ホール)は海軍で戦争に行っていた。
アンガスは、水を怖がる子供だった、溺れることを恐れ、
もっぱら岸辺で貝殻を拾うような。
今日も貝殻を拾ううち、ダチョウの卵の様な形をした石を拾い持ち帰る。
ところがそれは、奇妙な生き物の卵だった。
孵ったその生き物に「クルーソー」と名づけ、母親に内緒で飼うことに。
ちょうどそのころ、ハミルトン大佐(デビッド・モリシー)率いる部隊が
ネス湖に侵入しようとする敵を迎え撃つため、
マクマロウ家に駐屯することとなった。
あっという間に成長するクルーソー。
下働きのルイス・モーブリー(ベン・チャップリン)は
それが伝説のウォーター・ホースであると言い、湖に返そうとする。
反対するアンガスだが、クルーソーの成長の早さに湖に放すことに。
アンガスは成長したクルーソーにまたがり、楽しい時を過ごす。
しかし、クルーソーを見た軍隊は大砲で攻撃する。
逃げまどい、怒り狂うクルーソー。
はたしてクルーソーの運命は、
そしてアンガスとクルーソーの関係はどうなるのか。
***
ディック・キング=スミスの原作で、
邦訳(「おふろの中からモンスター」2000年)も出ています。
原作「The Water Horse」は1990年の作品です。
モンスターは、頭は馬、体はアシカ、そして尻尾はクジラ、首長竜ではなかった。
あの「ネッシーの写真」は偽物だが、
実は本物のネッシーの感動秘話があった、とする設定。
たしかに、あの写真が偽物だからと言って
ネッシーの話すべてが嘘だとは言い切れない。
しかし、「外科医の写真」が発表されたのは、1934年4月、
この映画の設定の8年前である。
**追記**
ネス湖(字幕)がラック・ネスと聞こえてしょうがなかった。
ネス湖だからレイク・ネスだろうに、と思ったから気になった。
Lake(レイク)がイギリス訛りでライクになっても不思議はないので、
ラックはスコットランド訛りか、と勝手に思っていた。
ところが、ネス湖は、Loch Nessだった。
かな表記では、ロッホ・ネスと書くようだが、
発音はロッホではなく、ロックまたはラックに聞こえる。
このLochは外海とつながっている湖、つまり入り江だ。
だから、ロッホ・ネスも浜名湖のように
直接(狭い湾などをはさんで)海とつながっていると思っていた。
しかし、改めて確認して、間違いであることに気づいた。
ネス湖は非常に細長い湖で、海とは11キロほど離れている。
映画のような形状のものは、河口のすぐ近くにある
ボーリー湾(Beauly Firth 、Firthは入り江)かも。
*** さらに追記 ***
映画のウォーター・ホースは伝説の生物という設定ですが、
シー・ホースは実在します。
別の意味もありますが、もっともよく知られているのは
「タツノオトシゴ」です。
***
いつの間に、タマゴあんなところに産み付けてたんでしょう???
なーーんて野暮や邪推は、ナシ・・・ですね。
そちらへのコメントも訂正しましたが、
ネス湖について、
直接海につながっていると、
間違いを書いてしまいました。
お詫びして訂正いたします。
こちらこそ、いつもコメントありがとうございます。
なるほど!北緯58度ですか。樺太北端より更に
北?どれくらい寒いか?想像できないくらいの
寒さなんでしょうね。ネッシーとウォーター・ホース
は一緒だと決めつけていましたが、そうじゃないかも?色々教えて頂き、ありがとうございます。
明けましておめでとうございます。
さて「ウォーター・ホース」ですが、
私は勝手に「涙がボロボロこぼれる感動作」を期待してたんですけどねぇ…正直そうでもなかったです。
年末の割と過密なスケジュールの中、無理やり鑑賞したから…かもしれないですけどね。
では、また来させていただきます。本年も宜しくお願いいたします。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
確かに涙ボロボロの感動作ではなかったですね。
クリーチャーがあまり可愛くなかったというか、
大人になったクルーソーは不気味でした。
映画の内容以外の事しか書いてませんが
内容がどうとかのレベルの映画じゃなかった
ですからね(笑)
クリーチャーは小さい時から全く可愛くなく、
大人になってからはおぞましいばかりでした。
所詮子供向けの絵本です。
もっとファンタジーに降っても良かった。