
2011年最初の鑑賞映画は「トロン:レガシー」
当初予定では、昨年のうちに見るつもりでした。
2011/1/2 109シネマズ木場。
3D字幕版。
*
ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、ブルース・ボックスライトナー、オリビア・ワイルド。
**
前作「トロン」から28年。
物語はその続きである。
*
前作では、エンコム社で画期的なゲームソフトを開発したものの、
当時の社長に裏切られて失脚し、ゲーセンのマネジャーに落ちぶれた
ケビン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が、社長の裏切りを証明しようとして、
コンピューターの中に入り込み、ケビンの味方のアランの化身である
トロン(ブルース・ボックスライトナー)と協力して、宿敵MCPを破壊する。
社長は失脚し、ケビンが社長となる。
*
今作はその続きから。
ケビンはさらに画期的なプログラムを開発し7歳の息子サムに
奇跡が起こったと告げるものの、何故か失踪。
サムはケビンの持ち株を引き継いで、エンコム社の大株主となった。
さらに20年後。
サム(ギャレット・ヘドランド)は、エンコム社の経営にはタッチしないが依然大株主。
アラン(ブルース・ボックスライトナー)は、
サムがまだエンコムや父ケビンに未練があると見ていた。
おりしも、ケビンからポケベル(英語ではpager:ページャー)で、
サムにゲーセンに来いのメッセージが入る。
昔、フリンがやっていたゲーセンの奥に隠された部屋があり、
そこにあったコンピューターを操作したサムは、
かつてケビンが経験したようにコンピューターの中に飛ばされてしまう。
そこでサムは逮捕され、意味も分からないままゲームへと進められる。
そこでは、ユニフォームに取り付けられたディスクを利用して
お互いをつぶしあうゲームが行われていた。
サムは何とか勝ち進むものの危機一髪のところで謎の4輪車に助け出される。
果たして、サムはこの世界の謎を解き、無事に現実社会に戻れるのだろうか。
またこの世界を支配するものの正体は、父の失踪の謎は。
**
はっきり言ってストーリー的にはありきたりでオーソドックス、
それほど目新しいものはないが、28年の歳月は映像技術をここまで進化させたのか、
と言う感はある。
コンピューター内に入り込んで活動することやプログラムが一つの人格として行動することなど、
マトリックスの世界だと思えば理解はできる。
人間のアバターとしてプログラムが活動する「サマーウォーズ」のほうがしっくりするが、
本来、生身の人間が、そのままでコンピューター内に入ることなどできないので、
そのあたりをどう理解するか(=許せるか)がポイントでしょう。
*
オリジナル「トロン」の主人公がジェフ・ブリッジスだとは知らなかった。
アランもオリジナルと同じだが、オリジナルキャストかどうかではなく、
別人だと思っていた。
なにせ、ジェフ・ブリッジスと言えば「アイアンマン」
「クレージー・ハート」(未見)のイメージだし、
サム・エリオットと勘違いしている部分もあったから。
オリビア・ワイルドは、初見。
ジャック・ブラックの「紀元1年が、こんなんだったら!?」(Year One)に出てたらしい。
ギャレット・ヘドランドは初見かと思ったが「トロイ」のパトロクロス。
アキレス(ブラビ)の兜をつけて戦いに挑み、殺される役でした。
当初予定では、昨年のうちに見るつもりでした。
2011/1/2 109シネマズ木場。
3D字幕版。
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ジェフ・ブリッジス、ギャレット・ヘドランド、ブルース・ボックスライトナー、オリビア・ワイルド。
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前作「トロン」から28年。
物語はその続きである。
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前作では、エンコム社で画期的なゲームソフトを開発したものの、
当時の社長に裏切られて失脚し、ゲーセンのマネジャーに落ちぶれた
ケビン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が、社長の裏切りを証明しようとして、
コンピューターの中に入り込み、ケビンの味方のアランの化身である
トロン(ブルース・ボックスライトナー)と協力して、宿敵MCPを破壊する。
社長は失脚し、ケビンが社長となる。
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今作はその続きから。
ケビンはさらに画期的なプログラムを開発し7歳の息子サムに
奇跡が起こったと告げるものの、何故か失踪。
サムはケビンの持ち株を引き継いで、エンコム社の大株主となった。
さらに20年後。
サム(ギャレット・ヘドランド)は、エンコム社の経営にはタッチしないが依然大株主。
アラン(ブルース・ボックスライトナー)は、
サムがまだエンコムや父ケビンに未練があると見ていた。
おりしも、ケビンからポケベル(英語ではpager:ページャー)で、
サムにゲーセンに来いのメッセージが入る。
昔、フリンがやっていたゲーセンの奥に隠された部屋があり、
そこにあったコンピューターを操作したサムは、
かつてケビンが経験したようにコンピューターの中に飛ばされてしまう。
そこでサムは逮捕され、意味も分からないままゲームへと進められる。
そこでは、ユニフォームに取り付けられたディスクを利用して
お互いをつぶしあうゲームが行われていた。
サムは何とか勝ち進むものの危機一髪のところで謎の4輪車に助け出される。
果たして、サムはこの世界の謎を解き、無事に現実社会に戻れるのだろうか。
またこの世界を支配するものの正体は、父の失踪の謎は。
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はっきり言ってストーリー的にはありきたりでオーソドックス、
それほど目新しいものはないが、28年の歳月は映像技術をここまで進化させたのか、
と言う感はある。
コンピューター内に入り込んで活動することやプログラムが一つの人格として行動することなど、
マトリックスの世界だと思えば理解はできる。
人間のアバターとしてプログラムが活動する「サマーウォーズ」のほうがしっくりするが、
本来、生身の人間が、そのままでコンピューター内に入ることなどできないので、
そのあたりをどう理解するか(=許せるか)がポイントでしょう。
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オリジナル「トロン」の主人公がジェフ・ブリッジスだとは知らなかった。
アランもオリジナルと同じだが、オリジナルキャストかどうかではなく、
別人だと思っていた。
なにせ、ジェフ・ブリッジスと言えば「アイアンマン」
「クレージー・ハート」(未見)のイメージだし、
サム・エリオットと勘違いしている部分もあったから。
オリビア・ワイルドは、初見。
ジャック・ブラックの「紀元1年が、こんなんだったら!?」(Year One)に出てたらしい。
ギャレット・ヘドランドは初見かと思ったが「トロイ」のパトロクロス。
アキレス(ブラビ)の兜をつけて戦いに挑み、殺される役でした。
結構前を意識してて、いかにも「ほら、こんなに進歩したぜ!」みたいな作りになってると思うんですね。
そもそも元の『トロン』が初めて映画にCGを大々的に使ったというのが売りだったんで、基本的にはそれを踏襲している本作も、ストーリー的にはまあまあってとこでした。
内容はすっかり忘却の彼方でしたから。
前作のバイクがリアルで出てきたのは
ちょっとびっくりと言うか感激と言うか。
未来のバイクはああなるだろうな思ってましたけど、
なりませんでしたね。
「ジェフ・ブリッジスだとは知らなかった」は
キャストがジェフ・ブリッジスだと知らなかっただけで、
同じキャスティングなのは知ってました。
(説明が若干自己破綻してますが)
オーソドックスで、映像は良かったものの
映像だけで映画1本ってのはやっぱりしんどいですからねぇ。
オリジナルとは隔世の感があります。