映画「ライド・オン」
2024/6/20 ユナイテッドシネマ豊洲、11番スクリーン。
この館でのライド・オンの上映は、6/20が最後。
しかも、1日1回だけの上映なので、実質最終上映だった。
まあまあの入りで、話題作ではないそこらの普通の映画の公開初日より多いぐらい。
今年70歳になるジャッキー・チェンの主演映画は久しぶり。
主役はもちろんジャッキー・チェンだが、相棒となる馬が光る。
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往年のスタントスター、ルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)は今は落ちぶれて、
愛馬、チートゥとともに細々と暮らしていた。
生活苦からした借金が返せず、借金取りとトラブルになっていた。
また、スポンサーでもあった富豪が倒産し、裁判所の全財産没収処分命令で、
チートゥが取り上げられてしまいそうになった。
困ったルオは生き別れの法学部生の娘シャオバオ(リウ・ハオツン)を頼る。
父を恨むシャオパオだが、結局は恋人のなりたて弁護士ルー・ナイホァ(グオ・チーリン )を
紹介し、チートゥが富豪の個人的財産で没収対象にならないとの訴訟に向かう。
そんな中、借金取りとのトラブル映像を見たかつての後輩スタントマンで、
現在は映画プロデューサーにスタント映画復帰を依頼される。
ここで稼いだ金でチートゥを守り抜こうと考えたルオは、危険なスタントに挑む。
裁判に負け、娘にも結局チートゥより自分が大事と罵られ、スタントもギリギリの状態。
四面楚歌の中で、ルオとチートゥに明るい未来は待っているのだろうか。
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最近は中国政府寄りの発言をして、台湾での人気がた落ちのジャッキー・チェン。
ハリウッド作品はヒット作も含めてアジア圏では人気なく、アジアでヒットしたものは
アメリカ圏ではヒットしないことが多いのも事実。
危険なスタントの一部にはスタントマンを使用しているらしいが、本人も大けがをすることが多く、
映画の中でもそのシーンがいくつか使われている。
全てが危険なスタントではなく、シリアスな映画もあったがあまりヒットしなかったそうだ。
また、ジャッキー・チェンの全作品が面白いわけではなく、例えば「ベスト・キッド」は最悪だったし、
「1911」もテーマがぼやけてしまっていた。(個人的感想です)
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