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映画「バトルシップ」

2012-05-14 15:57:19 | 映画感想
109シネマズ木場。
4月中に見る予定だったが、体調を崩して見られなかった。

「ユニバーサル映画100周年記念作品」と銘打って、
2億ドルの大金をつぎ込んだ大作。

記念作品だから当るとか、良作であるとは限らないが、
この作品は、日本国内では2位登場。
翌週から5位、8位、9位と連休明けまでは、
一応ベスト10内をキープしている。

全米の評判を聞かないと思ったら、主要各国の中では最も遅く
5/18の公開、つまりまだ公開前だった。

***

テイラー・キッシュ、浅野忠信、リーアム・ニーソン、ブルックリン・デッカー。



アレックス・ホッパー(テイラー・キッシュ)は、わがままで乱暴者。
ある日、バーで見かけたサマンサ・シェーン( ブルックリン・デッカー)
にアタックして大トラブル。
海軍士官の兄、ストーン・ホッパー(アレキサンダー・スカルスガルド)に
に海軍にぶち込まれる。

一方、2007年頃、NASAは地球型惑星を発見、
その星に向かって強力な電波を送りつけるプロジェクトを開始した。

数年後、海軍でそれなりの地位まで昇進したアレックスはサマンサと恋仲になり、
彼女の父で提督でもあるシェーン(リーアム・ニーソン)に結婚の許可を貰う予定だった。

しかし、日米をはじめ多国が参加するRIMPACで
自衛隊のナガタ・ユウジ(浅野忠信)と度々トラブルを起こし、提督に叱られる。

時同じくして件の惑星から5つの物体が地球めがけてやってきた。
1つは人工衛星に接触して破砕して香港に落下、大災害をもたらすが、
他の4つはハワイ沖に着水する。

RIMPACの各艦隊は先遣隊として、ストーン・ホッパー艦長のサンプソン、
アレックスが乗艦するジョン・ポール・ジョーンズ、それにナガタ艦長のみょうこうの
3艦を現場に急行させる。

落下物体に偵察に出たアレックスがその物体に近づき触れた瞬間、
物体は突如直径20kmにも及ぶ電磁バリアを張り、
ハワイ諸島と3艦はその中に取り込まれてしまった。

アレックスを援護しようとしたJPJは、物体からの攻撃を受けて破損、
サンプソンが反撃を試みるが、集中攻撃を受けて爆破撃沈、全員が死亡。

アレックスは艦に戻り攻撃態勢に入るが、援護したみょうこうが被弾して爆沈、
大勢の負傷者が出たことで攻撃をあきらめてナガタらを救助する。
物体からは攻撃飛翔体が飛び出し、ハワイの基地の航空機が殲滅される。

ホッパーとナガタは協力して作戦を練るのだが、
圧倒的な攻撃力を持つ敵に対し、果たして起死回生の手はあるのだろうか。

**

バトルシーンを最大の見せ場とした映画。
終盤の戦艦の機動攻撃は実際には無理(走錨するだけ)と思うが話としては面白い。

宇宙人の武器は確かに強力だが、造形は人間的。

外観がちょっと違うだけで臼歯と思われる歯まである。
個々の体力、兵力はもとより、装備、装甲等も強力だが、
弱点なども想定内でわかりやすい。

こちらの通常武器が有効でよかった。

「インディペンデンス・デイ」では、すぐに核攻撃を言いだしていたが、
今回、それに全く触れなかったのは、時代の変遷か。



テイラー・キッシュは公式身長6ft(183cm)だが、
179cmの浅野忠信とタメで思ったより小さかった。

もっとも、アレキサンダー・ステルスガルド、リーアム・ニーソンが、
ともにキッシュより4in(10cm)高いので、
キッシュが低く見えただけかもしれない。

ちなみにアレキサンダー・ステルスガルドはステラン・ステルスガルドの息子。

ブルックリン・デッカーはシャーリーズ・セロンを一回り小者にした感じだった。



戦艦ミズーリーは、第2次大戦末期の1944年に就役、
第2次大戦の降伏調印式が行われた艦としても知られる。

その後、朝鮮戦争にも出撃したりして1955年に一時退役したが、
装備を改修して1986年に再就役、湾岸戦争にも参加している。

1992年退役、1999年からは博物館となっている。

主砲は40.6cm9門と戦艦大和の46cm9門よりは少し小さいが、
全長270m、満載排水量5万3千トン、最大速力33ノットを誇る
巨大戦艦である。

(大和は、全長263mだが幅があり、満載排水量7万3千トン、
 最大速力27ノット)

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