ジョニー・デップ、フランク・ランジェラ、
レナ・オーリン、エマニュエル・セヌエ。
**
ディーン・コルソ(ジョニー・デップ)は、古書を扱う古物商。
故人や認知症老人のコレクションを鑑定し、
法外な値を付けたり、格安で引き取ったり。
今日も価値がないと偽って高額な品を安値で引き取り
バーニー(ジェームズ・ラッソー)の店に持ち込んだ。
そんなコルソにコレクターのバルカンから依頼が舞い込む。
それは彼の収集テーマである悪魔本の一つ「影の王国への九つの扉」
通称「第9の門」(ナインスゲート)の真贋を調べろと言うものだった。
「ナインスゲート」は現在3つの本が現存していると言われ、
その一つをバルカンがテルファーから買い取っていた。
後の2冊は、ポルトガルとフランスの収集家が所有していることまではわかっている。
コルソは、バルカンから「ナインスゲート」を預かり、調査の旅に出る。
偶然か故意か若い女性(エマニュエル・セヌエ)と行く先々で、何度か出くわす。
コルソは本をバーニーに預け、本の元の持ち主のテルファー夫人を訪ねる。
夫人は、本は自分の持ち物で買い戻したいと持ちかけるが、コルソは当然断る。
コルソは違和感を感じてバーニーを訪ねるが、バーニーは殺されていた。
コルソは本を取り出して、テルファーに本を売ったスペインのセサニ兄弟を訪ねる。
兄弟はテルファー夫人に本を売ったと言い、旦那は金持ちなだけで
本には興味がなかったという。
そして本の9つの挿絵のうち、いくつか(3枚)に他と違うサインがあると教える。
そのサインとはLCF、すなわち、ルシファーである。
(ルシファーは悪魔、もしくは堕天使のこと)
ルシファーの示す意味とは。
3冊の本に隠された秘密とは。
そしてコルソの行く先々で彼を見張り、あるいは助ける謎の女はいったい何者なのか。
**
悪魔信仰の物語。
非キリスト教信者にとってはおとぎ話の一つにすぎないが、
悪魔への忌避とその裏返しである悪魔信仰は彼らにとって大きい意味があるようだ。
結局、LCFの示す本の魔力が本当だったのか、嘘なのかは不明のまま。
また、コルソを助ける女性の正体も、二人のコレクターを殺した犯人も定かにはならない。
見ようによっては不満の残る結末。
*
監督はロマン・ポランスキー。
その正体が最後まで明らかにならない女性、エマニュエル・セヌエは
監督の3番目で現在の夫人。
ジョニー・デップはヘタレで、アクションシーンなどは全くかっこよくない。
しかし、考えてみればジョニー・デップは
かっこいいアクション・シーンの方が少ないかもしれない。
レナ・オーリン、エマニュエル・セヌエ。
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ディーン・コルソ(ジョニー・デップ)は、古書を扱う古物商。
故人や認知症老人のコレクションを鑑定し、
法外な値を付けたり、格安で引き取ったり。
今日も価値がないと偽って高額な品を安値で引き取り
バーニー(ジェームズ・ラッソー)の店に持ち込んだ。
そんなコルソにコレクターのバルカンから依頼が舞い込む。
それは彼の収集テーマである悪魔本の一つ「影の王国への九つの扉」
通称「第9の門」(ナインスゲート)の真贋を調べろと言うものだった。
「ナインスゲート」は現在3つの本が現存していると言われ、
その一つをバルカンがテルファーから買い取っていた。
後の2冊は、ポルトガルとフランスの収集家が所有していることまではわかっている。
コルソは、バルカンから「ナインスゲート」を預かり、調査の旅に出る。
偶然か故意か若い女性(エマニュエル・セヌエ)と行く先々で、何度か出くわす。
コルソは本をバーニーに預け、本の元の持ち主のテルファー夫人を訪ねる。
夫人は、本は自分の持ち物で買い戻したいと持ちかけるが、コルソは当然断る。
コルソは違和感を感じてバーニーを訪ねるが、バーニーは殺されていた。
コルソは本を取り出して、テルファーに本を売ったスペインのセサニ兄弟を訪ねる。
兄弟はテルファー夫人に本を売ったと言い、旦那は金持ちなだけで
本には興味がなかったという。
そして本の9つの挿絵のうち、いくつか(3枚)に他と違うサインがあると教える。
そのサインとはLCF、すなわち、ルシファーである。
(ルシファーは悪魔、もしくは堕天使のこと)
ルシファーの示す意味とは。
3冊の本に隠された秘密とは。
そしてコルソの行く先々で彼を見張り、あるいは助ける謎の女はいったい何者なのか。
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悪魔信仰の物語。
非キリスト教信者にとってはおとぎ話の一つにすぎないが、
悪魔への忌避とその裏返しである悪魔信仰は彼らにとって大きい意味があるようだ。
結局、LCFの示す本の魔力が本当だったのか、嘘なのかは不明のまま。
また、コルソを助ける女性の正体も、二人のコレクターを殺した犯人も定かにはならない。
見ようによっては不満の残る結末。
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監督はロマン・ポランスキー。
その正体が最後まで明らかにならない女性、エマニュエル・セヌエは
監督の3番目で現在の夫人。
ジョニー・デップはヘタレで、アクションシーンなどは全くかっこよくない。
しかし、考えてみればジョニー・デップは
かっこいいアクション・シーンの方が少ないかもしれない。
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