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映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」2021/6/30@109シネマズ木場

2021-07-07 07:05:03 | 映画感想
「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」

2021/6/30、109シネマズ木場。

前回、映画館で見たのは2020/7/24の「TENET」だった。
実に11か月ぶりの訪問。
緊急事態宣言で劇場や寄席が解禁(一部制限あり)になったのに映画館が禁止はおかしい、と
業界団体が訴え続けたおかげで、映画館も劇場並みの扱いになった。
まん延防止等重点措置になっても同じ扱いになっている。

また、コロナウィルスワクチンの2回接種とその後の一定期間の経過が終わったので、
要約映画館に足を運ぶ雰囲気となった。

本来であれば、とうの昔にポイントの期限切れだったが、行きたくても行けない状態が続いたため、
109シネマズやユナイテッドシネマではポイントや会員資格の延長が行われている。
当然と言えば当然だが、ありがたいことでもある。



初回の上映に行ったので、イトーヨーカドー木場店は開館前。
同店4階の駐車場から通路を通って109シネマズ直通のエレベーターに向かう。

駐車場のシステムは、駐車券が無くナンバーをカメラで読み取り出場時にナンバーで精算する方法。
木場店の場合、最初の2時間は無料。あとは購買額によって60分か120分のサービス券がもらえる。
映画は120分券で都合4時間まで無料となる。

映画館での扱いは以前と同じ。
手指の消毒、マスクの着用は義務。
チケットはもぎらず目視だけ。
ブランケットの貸し出しは無し。
元々離れているエクゼクティブシートは全席販売だが、一般席は前後左右を空けての販売。
それだと定員の半数以下にならないはずだが、最前列は非売になっていたと思う。
なお、今は全席販売となっている(いつから?)

***

以下のあらすじは最終的なところまでは書いていませんが、多分にネタバレを含みます。
映画未見の方は、重々ご承知の上お読みください。

**

冒頭は今から4年前。
ビルの前でミニバンで待つ男。
出てきた女性を次々と乗せていくが、突然男はどこからか頭を撃たれて即死。
女性たちは逃げる。
その話を電話で聞きながら犬の散歩をしながら男性。ベンチに腰掛けると突然射殺される。
2人が殺されたと聞き、身を隠すと言いながら歩く2人の男性。
後から歩く男性がビル影に連れ込まれる。
先を歩いていた男が戻ってくると同じように連れ込まれ、射殺される。

どこかの屋上でミニバンに若い女性(平手友梨奈)を乗せ、発車しようとした金髪の男。
突然運転席の窓が割られ、のどを掻き切られる。
男は悶絶し突っ伏して車は急発進する。
のどを掻き切った目出し帽の男は、後部座席の若い女性に気づき、ミニバンにしがみつく。
周りの車にぶつかりながら中に入った男は、女性を助けようとするが、車はフェンスを突き破り地上に落下する。
目出し帽の男は空中で女性を抱いて飛び出し、駐車していた車の屋根に落下。二人とも助かる。
大破し人々が集まってくるが目出し帽の男は静かに立ち去る。



4年後の現在。
子どもを守るためと称して安全な遊具などの提案、啓蒙をしているNPO団体の主催者、宇津帆(堤真一)。
あの時の若い女性、佐羽ヒナコは遊具から落ちて下半身不随になったという設定で団体の仲間になっていた。
宇津帆は手話もでき、聾唖の少女と手話でやり取りし皆に感激される。
しかし、その夜、山中で男を拉致して縛り上げ、井崎(黒瀬順)が見る中、鈴木(安藤政信)に命じて
男をユンボで一気に吊り上げて絞首刑に処してしまった。
宇津帆は男の親をだまし2千万せしめて、男が東南アジアへ放蕩の旅に出たことにしていた。

宇津帆の裏家業は、鈴木とヒナコ、それに新しく加わった井崎の4人でチームだ。
鈴木もヒナコも井崎を嫌がっていたが、井崎は元真黒カンパニーの組員だった。
宇津帆はファブルに狙われながら生き延びたので復讐する。
ファブルは真黒カンパニーと関係があるから利用するという。

そのファブル(岡田准一)は佐藤アキラと名乗り、ビラなどを製作するオクトパスでバイトしていた。
オクトパスは社長の田高田(佐藤二朗)とミサキ(山本美月)、それに貝沼(好井まさお)が社員だ。
長い髪を切ってショートにしたミサキを田高田も貝沼も褒めちぎる。
佐藤は髪型に全く触れず、ミサキの服の色が猛毒の蛇「ブラジルサンゴヘビ」に似てきれいだと言う。

ヒナコは次の講演のチラシをオクトパスに依頼する。
合間を見て団地近くの公園の鉄棒で立ち上がろうとするヒナコ。
佐藤は倒れたヒナコに手を貸さず見ているだけで嫌がられる。

佐藤アキラの妹として隣で暮らす佐藤洋子(木村文乃)。
4年前の殺人事件についての記憶を問いただす。
駐車場の一件は洋子の記憶の中にあった。
そして、佐藤はヒナコが命は助かったものの落下が元で歩けなくなったと考える。

ヒナコは事務所で鈴木に公園でストーカーに遭ったと言い、鈴木は次の日公園にいた佐藤の顔を蹴る。
そのころ、宇津帆と井崎はミサキに盗聴盗撮調査会社の振りをして近づいた。

オクトパスはできたチラシを佐藤に届けさせ、佐藤は宇津帆とヒナコに会う。

佐藤は洋子に対し、4年前の5人殺害の時、当初の指示は6人で6人目こそが宇津帆だったと言う。
しかし、5人を殺したところで6人目は中止になったとのことだった。

宇津帆と井崎は芸能プロダクションを装い、貝沼の家を訪れる。
そしてミサキのグラドル復帰を目指しているが、ミサキの部屋から盗撮カメラを発見。
そこにカメラを仕掛ける貝沼が写っていると告げ、表ざたにしたくないのでと示談を持ちかける。

貝沼はミサキの仕組んだ罠だと思い込み、ミサキを殺そうと考える。
宇津帆は事件を起こせば好都合で警察に捕まる前に拉致れと指示する。
翌日、貝沼はPCに向かうミサキの背後から包丁を突き立てようとする。
気付いた佐藤は貝沼を瞬殺、貝沼は包丁を落として床に倒れると、起き上がって逃げてしまう。
その瞬間は田高田に見られてしまったが佐藤は貝沼が自分を突然襲おうとしたので、と言い訳する。
田高田に言われて貝沼を追う佐藤だが、貝沼は鈴木に拉致されてしまった。

佐藤は団地で鈴木に会い「24時間以内に貝沼を生かして戻すように」と言って去る。
佐藤こそがファブルだと確信した鈴木は、井崎に言って貝沼を脅しファブルの住所を吐かせようとする。
貝沼は佐藤の住所は知らないが妹の住所をゲロ、そこは真黒カンパニーの社宅だった。

鈴木はファブルの妹の洋子を拉致しようと洋子の家に乗り込む。

絶体絶命の洋子。果たして逆襲はなるのか。
一方の宇津帆はファブルを罠にはめるべく用意周到に計画し準備を進めていく。

こうして予告でさんざん見た団地の対決シーンへとつながっていく。
佐藤は一人も殺さずに宇津帆を倒し、ヒナコを救うことはできるのだろうか。

展開は迫力の対決シーンへと続く。
果たしてその結末は。



エンドロールの後、整体院で佐藤と洋子の会話を盗聴するボス(佐藤浩市)のワンカットが入る。
脳の図がアップになるが、その意味は不明。


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