これは11月29日の午後2時44分に、ベランダから見上げた空に浮かんでた雲です。
指の跡か、もしくは深海魚みたい~と思って撮りました。
さてさて、好評の (←勝手に言ってる)、 妹への個人的絵本シリーズ第4弾。
◆ 勇者 レオラルド ◆
あるひ、おとわちゃんが にわであそんでいると、きらっと なにかが ひかりました。
おとわちゃんが、「なんだろう」 って ちかづくと、それは みどりいろに かがやく ペンダントでした。
それは それは きれいなペンダントで、まるで ほんもののエメラルドのようでした。
おとわちゃんは それを じぶんだけの たいせつな たからものに することに きめました。
そして いつも くびに かけていようと おもい、おかあさんと おつかいに いくときも、くびに かけていました。
おつかいで あるいていると、むこうのほうが さわがしいのに きがつきました。
いってみると、ビルがかじで、まどから ひが ふきでていました。
そして なんと 4かいの まどには、にげおくれた こどもが なきさわいでいました。
しょうぼうじどうしゃは まだ きません。
ビルからにげていく おおぜいのひとたちにも どうすることも できませんでした。
おとわちゃんは たすけをもとめて ないている こどもをみると、いてもたっても いられなくなって、じぶんでも わけがわからず、はしっていました。
そして おおきくジャンプすると、そこには おとわではなく、ライオンのような りっぱなにんげんが たっていました。
めは エメラルドいろに かがやき、かみは うつくしい きんいろです
そのライオンにんげん 《レオラルド》 は、ビルの4かいまで ピョーンと とぶと、
ぱっと まどに たどりつきました。
なかでは おとこのこが きぜつして たおれていました。
ひは、もう、すぐそこまで せまって きています。
「きみ、しっかりしたまえ!」
レオラルドは、おとこのこに ちかよりました。
でも、おとこのこは きがつかないので、レオラルドは せなかに おんぶして、4かいから いっきに とびおりました。
したで みていた ひとびとは、びっくりしました。
レオラルドは おとこのこを したにいたひとに よくたのむと、どこかへ かけだしていきました。
だれにも みられないように、レオラルドから おとわにもどると、おかあさんの こえがしました。
おかあさんは、おとわが きゅうに いなくなったので とてもしんぱいして さがしていたのです。
おとわは おかあさんの まえにいき、
「まいごに なっちゃったの」 と、うそを いってしまいました。
いまは これいじょう しんぱいを かけたくなかったのです。
よるになってから、おとわは どうしても、きょうの ふしぎで とてもすてきな できごとを だまっていられなくなって、ほんをよんでる さいちゅうの ねえちゃんに はなしてしまいました。
すると ねえちゃんは、
「ふーん。 おもしろい ゆめね」 といって、ほんから めを はなしませんでした。
おとわは ちょっぴり ふまんだけど、このことは じぶんだけの たいせつな たからものに することに きめました。
おわり
今夜は都会まで芝居見物に行く予定です。
指の跡か、もしくは深海魚みたい~と思って撮りました。
さてさて、好評の (←勝手に言ってる)、 妹への個人的絵本シリーズ第4弾。
◆ 勇者 レオラルド ◆
あるひ、おとわちゃんが にわであそんでいると、きらっと なにかが ひかりました。
おとわちゃんが、「なんだろう」 って ちかづくと、それは みどりいろに かがやく ペンダントでした。
それは それは きれいなペンダントで、まるで ほんもののエメラルドのようでした。
おとわちゃんは それを じぶんだけの たいせつな たからものに することに きめました。
そして いつも くびに かけていようと おもい、おかあさんと おつかいに いくときも、くびに かけていました。
おつかいで あるいていると、むこうのほうが さわがしいのに きがつきました。
いってみると、ビルがかじで、まどから ひが ふきでていました。
そして なんと 4かいの まどには、にげおくれた こどもが なきさわいでいました。
しょうぼうじどうしゃは まだ きません。
ビルからにげていく おおぜいのひとたちにも どうすることも できませんでした。
おとわちゃんは たすけをもとめて ないている こどもをみると、いてもたっても いられなくなって、じぶんでも わけがわからず、はしっていました。
そして おおきくジャンプすると、そこには おとわではなく、ライオンのような りっぱなにんげんが たっていました。
めは エメラルドいろに かがやき、かみは うつくしい きんいろです
そのライオンにんげん 《レオラルド》 は、ビルの4かいまで ピョーンと とぶと、
ぱっと まどに たどりつきました。
なかでは おとこのこが きぜつして たおれていました。
ひは、もう、すぐそこまで せまって きています。
「きみ、しっかりしたまえ!」
レオラルドは、おとこのこに ちかよりました。
でも、おとこのこは きがつかないので、レオラルドは せなかに おんぶして、4かいから いっきに とびおりました。
したで みていた ひとびとは、びっくりしました。
レオラルドは おとこのこを したにいたひとに よくたのむと、どこかへ かけだしていきました。
だれにも みられないように、レオラルドから おとわにもどると、おかあさんの こえがしました。
おかあさんは、おとわが きゅうに いなくなったので とてもしんぱいして さがしていたのです。
おとわは おかあさんの まえにいき、
「まいごに なっちゃったの」 と、うそを いってしまいました。
いまは これいじょう しんぱいを かけたくなかったのです。
よるになってから、おとわは どうしても、きょうの ふしぎで とてもすてきな できごとを だまっていられなくなって、ほんをよんでる さいちゅうの ねえちゃんに はなしてしまいました。
すると ねえちゃんは、
「ふーん。 おもしろい ゆめね」 といって、ほんから めを はなしませんでした。
おとわは ちょっぴり ふまんだけど、このことは じぶんだけの たいせつな たからものに することに きめました。
おわり
今夜は都会まで芝居見物に行く予定です。