最近テレビドラマでやってる、『のだめカンタービレ』 、面白くて好きです。
その中で、バイトしながら音大に通っている女の子がいて、
遅刻ばかりして練習もろくに出来ないその子の家に、主人公たちが行きます。
その家は莫大な借金を抱えて会社は傾き、家も差し押さえられているのに父親が高価なバイオリン収集家。
主人公たちは友達のためにバイオリンを全部売っちゃえと談判します。
すると、売ったとたん父親は目が覚めて、会社も立ち直り家も売らずに済んだ。
なぜなら、売ったバイオリンの中に、‘呪いのバイオリン’ が一本あったらしい。……
という話がありました。
引越しの片付けの最中に妹に その話をしたら、「どれが我家の呪いだろう」 と、出てくる物出てくる物、「これか」 「いや、これだ」 と、盛り上がっちゃいました。
さて、その中で怪しいのが まずこれ。
これは10数年前になると思うけど、元々トップ画像のように一緒にあったのを、
ワケあってバラバラにして分けました。
恵比寿大黒が両親。 妹が技芸の神である弁天。 あとはアミダくじで分けました。
我家は布袋で、単体でずっと茶の間の一員でしたが……
家の売り渡しで兄妹が揃ったとき、母が別の七福神も分けようとしたところ、
②兄が言いました。
「もう、こういうの分けるのをやめた方がいいんじゃないか。 どうもあの七福神を分けてから、ろくなことがない」
神主やってる③兄とか、オカルト好きの私ならともかく、元々そういうことを言うタイプではない②兄が言うものだから、ちょっと驚きました。
兄妹みんな、あまり こだわるタイプじゃないので、
「あ、そう?」 みたいなノリですんなり再び集まり、今は母のところにまとまってます。
この七福神を置いた母宅の茶の間、なんか妙に落ち着きます。
家自体は、前の家よりずっと小さいけど、今の方が暖かくて くつろげる感じ。
不思議です。
では、個々に紹介。
恵比寿
大黒
毘沙門
布袋
寿老人
福禄寿
弁財天
一見、焼き物に見えますが、木彫りに彩色してあります。
大きさは25cm~30cmくらい。