旧赤磐郡熊山町(くまやまちょう)は岡山県の南東部に位置した町です。
備前市、赤磐郡瀬戸町・山陽町・赤坂町、和気郡佐伯町・和気町に隣接。標高508メートルの熊山を最高に、300から200メートル前後の山々に囲まれて、町の中央を東から西に貫流する吉井川の流域平坦地と、北から南に流れる小野田川、これに西から合流する可真川沿いに僅かに平地が開けますが、全体的には丘陵と山林で占められています。また熊山一帯の山塊には、33ヵ所に及ぶ石積遺構が所在、最大の石積遺構1ヵ所が国指定史跡「熊山遺跡」として保存されています。「町の木:マツ」「町の花:サクラ」を制定。
旧キャッチフレーズは「人 モノ 文化の交流するまち」
明治22年(1889)、町村制の施行により、和気郡熊山村・磐梨郡豊田村・小野田村・可真村が発足。
1900年、郡制の施行により 磐梨郡と赤坂郡が合併、赤磐郡となる。
1953年、熊山村村域大字勢力・千躰・奥吉原と豊田村、小野田村、可真村が合併、町制を施行し、赤磐郡熊山町が発足。(熊山村弓削は万富町に編入)
1954年、旧可真村大字弥上を万富町へ編入。
2005年、赤磐郡山陽町、赤坂町、吉井町と合併。市制を施行し赤磐市が発足。
マンホールには「町の花:サクラ」と特産品の「葡萄」、町名に因んだ「くま」がデザインされています。(熊山浄化センター近くの県道79号線)
熊山町勢力地区のデザインは「町の木:松」と、吉井川の「鮎」がデザインされています。
上水道関連の蓋は、町名に因んだ「くま」さんが大活躍。周囲に桜、手に抱えているのは特産の葡萄のようです。
同じデザインなので似たようなものと思われがちですが、実はこんなに大きさが違います。
昭和46年2月制定の町章は「図案は熊山町の円満融和を表し、備南に磐居する雄峰熊山を力強く図案化したもので左右に伸びる翼は、町の将来の飛躍と発展を表現したものです。」合併協議会資料より
撮影日:2008年8月16日