車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

日本神話の世界・八百万の神々~ま・や・わ~付録

2014年03月28日 00時00分00秒 | 徒然なるままに思うこと

「ブログ内での神社に登場する神々」

「ま」行

『三穂津姫神(みほつひめのかみ)』、「高皇産霊尊」の娘で「大国主神」の后。

『御井神(みいのかみ)』、井泉・井戸の神。別名「木俣神(きまたのかみ)」。「大国主神」と「八上比売」との間に生まれた子。

『美穂須須美命(みほすすみのみこと)』、大国主の神話の段に登場する神。「大国主神」と「沼河姫神」との間に生まれた子。国引き神話で結ばれる出雲の「美保関」と越(能登半島)の「珠洲岬」に鎮座。島根県美保郷の由来となった神。

『御食津大神(みけつおおかみ)=伊奢沙和気之命(いざわけのみこと)・気比大神』、食料を掌る神。大鞆和気命(応神天皇)がこの神に「我に御食(みけ)の魚を給へり」と述べたことが由来。御食は神に供える神饌。「気比(け・は食物、ひ・は霊の意)」

『 宮簀媛命(みやすひめのみこと)』、=日本武尊の最後の妻尾張国造の乎止与命(おとよのみこと)の娘。

『三尾大明神(みおだいみょうじん)』、伊弉諾尊が付けていた赤・白・黒の三つの腰帯がそれぞれに神となり、三尾神となった。三尾氏の祖。

『村国男依命(むらくにのおよりのみこと)』、各務原の豪族。壬申の乱で大海人皇子に勝利をもたらした。

 

「や」行

『八束水臣津奴命(やつかみずおみつのみこと)・築杵等手留比古命(つきほことうてるひこのみこと)』、国引きを行った神。出雲の開闢神・島根と出雲の名づけ親。須佐之男命の子孫で、大国主命の祖父。

『八坂刀賣命(やさかとめのみこと)』、建御名方神(諏訪大明神)の妃神。諏訪固有の神と考えられる。

「ら」行

 

「わ」行

『稚産靈神(わかむすびのかみ)』、火の神「軻遇突智神(かぐつちのかみ)」と、土の神「埴山姫(はにやまひめ)」の間に生まれた子。頭に蚕と桑、,臍(へそ)の中に五穀が生じたという。

 

付録

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『天神七代(てんじんしちだい)』とは、天地開闢のとき生成した七柱の神。「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」。「国狭槌尊(くにのさつちのみこと)」。「豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)」。
二神で1柱「埿土煮尊(ういじにのみこと)・沙土煮尊(すいじにのみこと)」「大戸之道尊(おおとのじのみこと)・大苫辺尊(おおとまべのみこと)」「面足尊(おもだるのみこと)・惶根尊(かしこねのみこと)」「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)」

『地神五代(ちじんごだい)』とは、神武天皇以前に日本を治めた五柱の神の時代。 「天照大神」「天忍穂耳尊 (あまのおしほみみのみこと) 」「瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと) 」「彦火火出見尊 (ひこほほでみのみこと) 」「鸕鷀草葺不合尊 (うがやふきあえずのみこと)」

『熱田五神(あつたごしん)』とは、「天照大神」「 素盞嗚尊」「 日本武尊」「 宮簀媛命(みやすひめのみこと)」=日本武尊の最後の妻。「 建稲種命(たけいなだねのみこと)=宮簀媛の兄

『〇〇〇貴』の貴(むち)とは、「貴い神」を表す尊称。例として、天照大神は「大日霊貴(おおひるめむち)」と表記される。

「社格(しゃかく)」、神社についての等級・格式。明治以降終戦後までは官幣大社・中社・小社、国幣大社・中社・小社、別格官幣社、府県社、郷社、村社、無格社に分けられたが、戦後に廃止された。

「国史見在社(こくしげんざいしゃ)」、延喜式に先行する「六国史(りっこくし)」に記載のある神社。特に延喜式巻9、10の神名帳に登載されていない式外社について用いられる。式外社(しきげしゃ)ともいう。

「摂社(せっしゃ)」、本社の祭神と縁故の深い神を祀った社。境内摂社は本社の境内内に鎮座。境外摂社は境内から外れた場所に祀られる。

「末社(まっしゃ)」、本社の祭神と直接関係のない神を祀った社。

「宮座(みやざ)」、鎮守もしくは氏神である神社の祭祀に携わる村落内の組織及びそれを構成する資格者の集団。

「神封戸(じんふこ)」、神封(じんぷ)とは神社に対して寄進された封戸の意。神封の住民は租税や課役を神社に納めたり、祝などの役職を務めることで神社に奉仕した。こうした住民を神封戸と呼ぶ。

「本坪鈴(ほんつぼすず)」、拝殿の前に吊り下げられた鈴。

「しめ縄」、しめ縄の本体は雲を意味する。紙垂(しで)は雷。わらの束になった垂(〆の子)は雨を表す。

「表日本霊ライン」、千葉県鹿島神宮と福岡県宗像大社を結んだライン、線上に皇居、富士山、伊勢神宮、大麻比古神社、宇佐神宮、宗像大社。

「裏日本霊ライン」、出雲大社、白山、立山を結んだライン。

「北陸霊ライン」、阿波の国一の宮大麻比古神社を基点に、京都を通って北陸から東北地方に向かうライン。

「亀趺(きふ)」、碑の台座が亀の形に造られたもの。中国では力を用いるさまを「贔屓(ひいき)」と呼び、この贔屓は中国の伝説上の生物で「龍生九子(りゅうせいきゅうし)」の一つ、龍の子供。贔屓は背に甲羅を持ち、亀に似た容姿をし、頭に角がある。重いものを支えることを好むことから、石碑の土台には最適だという事で想像上の神獣、贔屓趺が生まれた。角がないだけで架空の神獣に容姿がよく似ていた亀。贔屓は次第に亀と混同され、「贔屓趺」は「亀趺」と呼ばれるようになった。


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