車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

善興寺(ぜんこうじ)の鏝絵 in 島根県大田市仁摩町

2018年05月03日 08時00分00秒 | 日本の伝統・芸能・技の美

江津市仁摩町天河内地区に門を構える「曹洞宗寺院:善興寺(ぜんこうじ)」『釈迦牟尼仏』を本尊とします。

「本堂」

本堂の向かって左手に建つ「観音堂」。ここに『鎌田 仁』が明治時代に製作した鏝絵額が奉納されています。

題材は「梅の古木」

三分割にしてしまうとかえって分かり難いかもと思いつつ・・で、気が付いたのですが、細い梅の枝部分の漆喰が剥がれている・・。剥がれた漆喰の中に黒い針金状のものが見える。

何という斬新な手法、これなら繊細な紐状の部分も立体的に表現できます。

それにしても・・繊細な鏝絵、むき出しの状態ではこうしたアクシデントはやむを得ないのでしょうが、勿体無い事でもあります。とはいえ、堂内に保存したのでは、先日の温泉津の厳島神社の様に、誰もが拝見出来ない事になる・・何とも悩ましいところ。

境内下に奉られる三体地蔵尊の祠。

訪問日:2011年5月16日

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ご当地マンホールin 島根県旧... | トップ | 満行寺(まんぎょうじ)経蔵... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本の伝統・芸能・技の美」カテゴリの最新記事