宇和島市ではリアス式海岸を生かして養殖水産業(真珠、ハマチ、マダイなどの魚類)が発達し、稚魚・餌料供給、資材供給などの関連産業も発達してきました。かつては愛媛県の真珠養殖日本一の中心的存在となったほか、鯛類養殖では周辺地域も含めると日本一の産地となりました。平成の中頃、魚価の低迷や真珠貝(アコヤ貝)の大量死などにより、廃業が相次ぐなど苦境の時期もありましたが、平成後期以降は、漁価の安定等で経営環境は良くなってきました。
遊子地区の漁業集排マンホールには、海底に眠る「真珠」がデザインされています。
周辺地域も含めると、日本一の産地とされる宇和海の養殖鯛がデザインされています。
下の二つの碑は、水荷浦入口の「魚見の丘」にある「魚貝藻霊供養塔」の近くに建立されていたもの。
【海こそは 命とけふも 拝みて 漁りにいく 永遠にさきはへ】
【生命みな 尊きものよ 春の海】
撮影日:2013年3月25日
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