車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

朝田神社 in 山口県山口市矢原

2024年01月21日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・山口県

山口市矢原に鎮座される「朝田神社」。御祭神は『罔象女命』。配祀『誉田別命・氣長足姫命 ・大鷦鷯命・田心姫命 ・湍津姫命 ・市杵嶋姫命・表筒男命 ・中筒男命・底筒男命 ・伊邪那美命・須佐之男命』

由緒「創祀年代は不詳。「五ノ宮大明神」とも呼ばれた周防五宮。室町時代の明応六年(1497)に大内義興の五社参詣の記録が残る古社。明治三十九年に大歳周辺の七社が合祀。現社名は「旧郷社・朝田神社」から取られた。合祀後の新社地は、村の中央に当たる住吉神社が選ばれ、社殿は総ての旧社殿を移転して建設。明治42年(1909年)末には本殿・幣殿・拝殿が落成し、正遷座祭が斎行。大正2年(1913)、還座に関わる大工事が終了。」

慶応四年建立の一の鳥居、扁額には「玉祖五宮」。鳥居の内左右より神域を守護されるのは「天保十七巳亥(1847)」建立の 貫禄たっぷりな狛犬さん一対。イ~~ッと歯を剥きだした吽形さん。大きめの玉を食む阿形さん。

二の鳥居

二の鳥居左右より神域を守護されるのは「文政八年(1825)八月吉日」建立の狛犬さん一対。角ありの吽形さん「ウフェヘヘ~😆」阿形さん「何だよ~気持ち悪いなぁ~💦」

神門、扁額には「住吉大明神」

神門前左右より神域を守護されるのは「嘉永七年(1854)八月十五日建立」の狛犬さん一対。「あのさぁ~、あのさぁ~」と、おしゃべり大好きな阿形さん。ウルサイッ!」とおかんむりの吽形さん。

拝殿

拝殿前左右より神域を守護されるのは「嘉永七年(1854)九月」建立の扁平頭の狛犬さん一対。固く口を結んだ吽形さん。阿形さんは玉を食んでご機嫌。

拝殿内奉納額:波頭の龍

裏参道鳥居

裏参道鳥居の前より神域を守護されるのは、近未来映画に登場するAIロボットのような不思議な表情の吽形さん。阿形さんは玉を咥えて得意満面なドヤ顔。

個性豊かな五対の狛犬さん、実は後姿もかなり個性的。一人で楽しむには勿体ない(笑)という事で一堂に会してみました。左・一の鳥居、右・二の鳥居の狛犬さん。

左・神門、右・拝殿の狛犬さん。

裏鳥居の狛犬さん。 如何ですか?画像領域の関係で後姿迄は中々紹介できないのですが、こうして並べると実に個性的で壮観です。

神仏習合の名残なのか・・・鐘つき堂。

大歳村に鎮座していた一つの郷社・六つの村社(七社合祀)一覧。
現在地より更に西の朝田地区に鎮座していた「旧郷社・朝田神社」
現社地に鎮座していた「旧村社・住吉神社」。摂津国住吉神社からの勧請。
高井地区に鎮座していた「旧村社・八幡宮」。創祀年代は不詳。宇佐八幡宮よりの勧請。
勝井地区に鎮座していた「旧村社・熊野神社」。大内弘世が紀伊国熊野神社よりの勧請。
黒川地区に鎮座していた「旧村社・八幡宮」。石清水八幡宮よりの勧請。

今井地区に鎮座していた「旧村社・若宮八幡宮」。鎌倉時代に宇佐八幡宮よりの勧請。
上湯田地区に鎮座していた「旧村社・八幡宮」。鶴岡八幡宮よりの勧請。

参拝日:2013年4月17日


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2 コメント

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Unknown (onecat01)
2024-01-21 11:59:29
tibinekoさん。

 「個性豊かな五対の狛犬さんシリーズ」別名「感性豊かなtononeko殿シリーズ」

 奥深い、狛犬さんの姿を味わわせていただきました。

 久しぶりの雨に、「ねこ庭」の花木が生き返っています。
返信する
狛犬さんの会話 (tibineko)
2024-01-23 10:22:02
たまに 狛犬さんで遊ばせてもらっています

見ていると実際にそんな会話をしているように思えて
以前、鳥取県内で名人と呼ばれる方の狛犬巡りをした時、あまりにもその表情が気に入って、今回のように遊んでみたら ご亭主殿に多いに受けました。
いらい、ほんとうにたま~~~~にですが遊ばせてもらっています😊
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