岩国市岩国、岩国山の山麓に鎮座される「椎尾(しいのお)八幡宮」。御祭神は『誉田別命(応神天皇)・足仲彦命(仲哀天皇)・息長帯比売命(神功皇后)』。相殿神に『猿田彦神』を祀ります。
「寛永3年(1626)、岩国領2代領主・吉川広正が吉川家歴代の守護神である駿河八幡宮の御分霊を郷内由宇村に奉斎し、同時に岩国山東北(和木町)の猿田彦神の祠を合祀し、号を椎尾八幡宮と称した。以降、吉川歴代領主から厚く崇敬され、さらに岩国藩の鎮護社、当町郷人の産土神として広く崇敬された。」現地由緒より
一の鳥居左右より神域を守護されるのは、昭和三十三年(1955) 尾道新地 大村石材店」建立の狛犬さん一対。新しい時代の奉納ですが、巷にあふれる某国岡崎風機械彫りの狛犬さんでない事が、狛犬ファンには何よりも嬉しい
溜息の出そうな200段近い石段・・・流石に無理と潔く諦めて社殿横に設けられた駐車場へ。こうした配慮は・・正直有難いです🙏
〆鳥居の内左右より神域を守護されるのは寛政9年(1797)丁巳建立の狛犬さん一対。狛犬さんの脚を撫でると足が軽くなるそう、早速、心を込めて「ナデナデ」😊
え~~~っと・・・頭のそれは、やっぱり鉢巻なんでしょうか?でもって紅白で、睨み合って・・「笑うと負けるアレですか??」😲(多分違う)
拝殿前より、いかつい顔つきで参拝者を見守るのは、2003年奉納の「烏天狗」。確かに「猿田彦神」は赤い大天狗の姿で現わされる事が多く、その意味ではカラス天狗が護衛というのは納得(笑)
境内に鎮座される沢山の摂社群「金刀比羅社・惠比寿社」「嚴島社・春日社・祇園社」「天神社」「伊勢宮・荒神社」「和霊社・柿本社・粟島社」
「金刀比羅社・惠比寿社」の社殿縁側より神域を守護される、木製の神殿狛犬さん一対。阿形さんの隣りには恵比寿様もおいでです😊
境内入り口近くに奉納されていた「子宝 安産いぬ」
近くに明治天皇の御製二首【わが国は 神のすゑなり神奉る 昔のてぶり忘るなよゆめ / わが心 及ばぬ国のはてまでも よるひる神はまもりますらむ】と書かれた駒札が有ったので、てっきりこの碑の事かと思っていましたが違っていました😔 結局!解読出来なかった「歌碑」。
「右近橘」。もしかして「左近桜」も・・あったの???・・・画像にないという事は気が付かなかったのか、それとも無かったのか。
駐車場から一般道に下りる道。御亭主殿の運転が無ければ、見上げただけで参拝を挫折していたかも・・・いや、多分、絶対、間違いなく無理😓
参拝日:2015年11月19日
最初の狛犬さんは
鳩胸!胸がとても
大きいですね!
なんであんなに鳩胸なんだろう
というよりも、偉そうな感じをと思ったら
鳩胸になったのかも(笑)