錦帯橋の公園側橋詰に、岩国武士の負けず嫌いを表徴する有名な「槍倒(こか)し松」。参勤交代の際に他藩の城下を通る時は、高く掲げた槍を倒すのが礼儀でしたが、大藩が小藩の城下を通る時は、儀礼を守らず槍を立てたまま通過したとか。藩として幕府から認められなかった岩国領六万石の武士達はこれを見て憤慨し、そこでかなり成長した横枝の張った松の木をわざと橋の頭に植え、大藩といえどもどうしても槍を倒さなければ通ることができないようにしたのです。痛快な武士の意地に思わず拍手👏👏
松が武士の意地なら、この桜にはどんな言葉が似合うでしょう?。石段の真ん中から、空に向かって枝を広げる桜の木。幼稚園の卒園式で園児が歌う「こ~んなに大きくな~りました♪」という一節を思わず口ずさんでしまった😅 ちなみにこの桜「岩国市桜開花標準樹」なんだそうです。
吉香公園入り口付近には、お土産を扱う店や軽く食事ができるお店が沢山あるのですが、何といっても私たちの目をひき、足を止めさせたのは「日本一 ソフトクリーム100種類:むさし」さん。 「ナニコレ珍八景」で紹介されたとか👍。
超偏食の私でもソフトクリーム位なら食べられる筈、話のネタに・・とは言え、それほど奇抜なものは食べられませんが「夏ミカン」と「ベルギーチョコ」。感想は・・まぁ普通にソフトクリームでした😅
「吉香公園のお堀」。緑を写す水辺の景色は、おおかたにして美しいものです。たとえカメラを向けるのが私のようなド素人でも、それなりに(笑)
お堀でくつろぐカモ達
ふと見上げた山の上の建物は「岩国城ロープウェイ山頂駅」。へぇ~~、こんなにはっきり見える位の距離なんだと再認識。
吉香公園の北端に作庭された池泉式の日本庭園。この画像の左端の三角形の岩。これが芭蕉さんの句碑と判明したのは帰宅後の事・・・【 名月や 池をめくりて よもすから 】😭
水が流れていればもっと風情があるのだけど・・、それとも単に岩の造形?。と、つまらぬところで無知をさらす私😔
公園内を歩いていた時に偶然見つけた「岩国高校記念館」。なのに屋根と背面しか写していません。改めて見返して「何故ここだけ??」😱しかもこれ一枚っきり。
宇野千代さんの言葉「幸福のかけらは幾つでもある ただそれを見つけ出すことが 上手な人と下手な人がいる」
「吉香公園」では無いのですが、錦帯橋を渡った先の某場所にあった宇野千代さんの言葉「希望というものは どんなに小さなものであっても やはり希望である。」
錦帯橋周辺の街灯は、何ともステキな「錦帯橋」
吉香公園の一画で出会ったのは、与えられた生を、けなげに生きていく小さな命たち。手を差し伸べる事が出来ない以上、無事に天寿を全うできるようにと祈る事しかできません🙏
訪問日:2013年4月20日&2015年11月19日
今回の写真で、特に心に残ったものを3枚報告いたします。
1. ロープウェイ山頂駅
2. お堀でくつろぐカモ達
3. 溜水を飲む猫
理由は、
1. tibinekoさんは、登りたくてもいけない場所
2. 健気に生きているカモ達
3. 健気に生きている猫
2. と3.の写真は、見ていると何故か涙がにじんできます。手を差し伸べられないもどかしさもあります。
気持が優しくなれる写真ですね。
あの公園の猫ちゃんたち・・・・
車中泊で訪ねた各地で出会った沢山の猫ちゃんたち・・・
ちゃんと日陰で休めているのかしら
ちゃんと命の糧を得ているのかしらと
思っても詮無いことをつい考えてしまいます。
そんなときに頂いた、愁いを包み込んでくださる温かい言葉
小さな命への優しい目線が、何よりも嬉しく、心から「有難うございます」を言わせてください。