
7/31〜8/4に行ってきた夏季休暇旅行の続きです。
8/2の朝に特急「きりしま」で宮崎を出て、鹿児島中央へ着いてから市電に乗って「しろくま」を食べに行き、その後も市電でぐるっと回ってから鹿児島中央駅へ戻ってきました。
ここからはこの日の宿泊地、熊本へ向かいます。
鹿児島中央と熊本を結ぶルートは、現在鉄道においては3つになります。1つは九州新幹線、もう1つは肥薩おれんじ鉄道経由、最後に肥薩線経由です。
肥薩線は元々鹿児島本線でありましたが、海側の現在の肥薩おれんじ鉄道の区間が開業してからは、海側が鹿児島本線となりました。
その肥薩線という輸送人員の少ないルートを活性化しようと、JR九州は九州新幹線開業後から積極的に観光列車を投入してきました。今回はその観光列車を乗り継いで熊本へ向かいます。


トップバッターは、黒い特急「はやとの風」です








キハ147形、キハ47形を改造した気動車特急。初期はキハ147形+キハ140形でしたが、キハ140形の方は主に「指宿のたまて箱」で運用されています(一応共通予備車ですが)

肥薩線の山の風景

古い駅舎が魅力の嘉例川駅で少し停車時間がありました



あくまで数分の停車時間なのでじっくり見る時間はありませんでした





続いて大隅横川駅。こちらも古い駅舎が魅力です

吉松に到着
吉松駅に到着して、第2走者の「しんぺい」に乗り換えます。こちらも、「はやとの風」同様にキハ40系の改造車です。
「いさぶろう・しんぺい」の名前で呼ばれるこの列車は熊本・人吉→吉松が「いさぶろう」、吉松→人吉・熊本が「しんぺい」となります。
2004年3月に「はやとの風」と同時にデビュー(列車名はそれ以前から使われていたが)しまして、当初は1両だけでしたが、人気に伴い2両運行が中心になり、やがて3両目も増備されました。
長らく人吉ー吉松だけで列車運行し、熊本ー人吉は回送もしくは普通列車として走っていましたが、2016年に「いさぶろう1号」「しんぺい4号」を熊本直通の快速に変更。
翌年に”なんの設備改善も無く”熊本ー人吉を特急扱いするようになりました。

吉都線普通列車のキハ40系と「いさぶろう・しんぺい」

3本の列車が並んだ。ターミナル駅ならではの風景である







車内の様子。木材を多用してレトロな雰囲気となっているが、基本的に快速・急行レベルのボックスシート車である。これで特急とは・・・
肥薩線の人吉ー吉松は、矢岳越えと呼ばれる急な山越え区間で、日本三大車窓の1つに数えられています。
この経路には、2回のスイッチバックと1回のループ線があり、今時なかなか味わえない日本の山岳路線の醍醐味を味わうことがで来ます。


真幸(まさき)駅に到着


真幸駅停車中の「しんぺい4号」。なお、真幸駅は宮崎県に作られた最初の鉄道駅だったりする(端っこの端っこだが)


真幸駅のスイッチバックを越えて、列車は矢岳駅へ向かう

途中の眺望スポットで停車。日本三大車窓と言われる景色だが、ここで晴れていることがほぼ無いんだよな・・・


矢岳(やたけ)駅に到着



矢岳駅に保存されているD51。隣には、かつては8620形58654がいたのだそうだ

ループ線を降りていく途中で大畑(おこば)駅が見える







大畑駅に到着。ここの駅舎は、かつての幸福駅のごとく、名刺が大量に貼り付けられている


人吉に到着。列車は熊本へ向かうのですが、ここで一旦下車します

くま川鉄道の車庫を見ると、全く車両がありませんでした。元々5両しかいないのですが

人吉駅の駅舎

こちらはくま川鉄道の旅行代理店。くま川鉄道の人吉温泉駅の駅舎は無く、ホーム上にある事務室みたいなのものが本社だという・・・
さて、ここから熊本までは第3走者「かわせみ・やませみ」に乗車します。
「はやとの風」「いさぶろう・しんぺい」はすでに数度乗っていますが、「かわせみ・やませみ」は今回が初乗車です。


青い方が「かわせみ」、濃い緑色が「やませみ」











「かわせみ・やませみ」の車内の様子。座席は885系ベースであることがわかる。その他は「はやとの風」などよりもだいぶ後年に作られたことも有り、最近の水戸岡列車のスタイルとなっている

発車前にくま川鉄道の列車が到着したので、こちらも撮影


熊本駅に到着

1年ぶりくらいに来ましたが、また改札が変わっていて、改札を出たら新しい商業スペースができていました

高架化事業は未だ未完成

しかしながら旧来からの駅舎はすでにほぼ使われておらず、全て店舗は閉鎖していました。さながらモニュメントのようになっていました
この日は熊本駅近くに宿泊しました。
以下、次回。
8/2の朝に特急「きりしま」で宮崎を出て、鹿児島中央へ着いてから市電に乗って「しろくま」を食べに行き、その後も市電でぐるっと回ってから鹿児島中央駅へ戻ってきました。
ここからはこの日の宿泊地、熊本へ向かいます。
鹿児島中央と熊本を結ぶルートは、現在鉄道においては3つになります。1つは九州新幹線、もう1つは肥薩おれんじ鉄道経由、最後に肥薩線経由です。
肥薩線は元々鹿児島本線でありましたが、海側の現在の肥薩おれんじ鉄道の区間が開業してからは、海側が鹿児島本線となりました。
その肥薩線という輸送人員の少ないルートを活性化しようと、JR九州は九州新幹線開業後から積極的に観光列車を投入してきました。今回はその観光列車を乗り継いで熊本へ向かいます。


トップバッターは、黒い特急「はやとの風」です








キハ147形、キハ47形を改造した気動車特急。初期はキハ147形+キハ140形でしたが、キハ140形の方は主に「指宿のたまて箱」で運用されています(一応共通予備車ですが)

肥薩線の山の風景

古い駅舎が魅力の嘉例川駅で少し停車時間がありました



あくまで数分の停車時間なのでじっくり見る時間はありませんでした





続いて大隅横川駅。こちらも古い駅舎が魅力です

吉松に到着
吉松駅に到着して、第2走者の「しんぺい」に乗り換えます。こちらも、「はやとの風」同様にキハ40系の改造車です。
「いさぶろう・しんぺい」の名前で呼ばれるこの列車は熊本・人吉→吉松が「いさぶろう」、吉松→人吉・熊本が「しんぺい」となります。
2004年3月に「はやとの風」と同時にデビュー(列車名はそれ以前から使われていたが)しまして、当初は1両だけでしたが、人気に伴い2両運行が中心になり、やがて3両目も増備されました。
長らく人吉ー吉松だけで列車運行し、熊本ー人吉は回送もしくは普通列車として走っていましたが、2016年に「いさぶろう1号」「しんぺい4号」を熊本直通の快速に変更。
翌年に”なんの設備改善も無く”熊本ー人吉を特急扱いするようになりました。

吉都線普通列車のキハ40系と「いさぶろう・しんぺい」

3本の列車が並んだ。ターミナル駅ならではの風景である







車内の様子。木材を多用してレトロな雰囲気となっているが、基本的に快速・急行レベルのボックスシート車である。これで特急とは・・・
肥薩線の人吉ー吉松は、矢岳越えと呼ばれる急な山越え区間で、日本三大車窓の1つに数えられています。
この経路には、2回のスイッチバックと1回のループ線があり、今時なかなか味わえない日本の山岳路線の醍醐味を味わうことがで来ます。


真幸(まさき)駅に到着


真幸駅停車中の「しんぺい4号」。なお、真幸駅は宮崎県に作られた最初の鉄道駅だったりする(端っこの端っこだが)


真幸駅のスイッチバックを越えて、列車は矢岳駅へ向かう

途中の眺望スポットで停車。日本三大車窓と言われる景色だが、ここで晴れていることがほぼ無いんだよな・・・


矢岳(やたけ)駅に到着



矢岳駅に保存されているD51。隣には、かつては8620形58654がいたのだそうだ

ループ線を降りていく途中で大畑(おこば)駅が見える







大畑駅に到着。ここの駅舎は、かつての幸福駅のごとく、名刺が大量に貼り付けられている


人吉に到着。列車は熊本へ向かうのですが、ここで一旦下車します

くま川鉄道の車庫を見ると、全く車両がありませんでした。元々5両しかいないのですが

人吉駅の駅舎

こちらはくま川鉄道の旅行代理店。くま川鉄道の人吉温泉駅の駅舎は無く、ホーム上にある事務室みたいなのものが本社だという・・・
さて、ここから熊本までは第3走者「かわせみ・やませみ」に乗車します。
「はやとの風」「いさぶろう・しんぺい」はすでに数度乗っていますが、「かわせみ・やませみ」は今回が初乗車です。


青い方が「かわせみ」、濃い緑色が「やませみ」











「かわせみ・やませみ」の車内の様子。座席は885系ベースであることがわかる。その他は「はやとの風」などよりもだいぶ後年に作られたことも有り、最近の水戸岡列車のスタイルとなっている

発車前にくま川鉄道の列車が到着したので、こちらも撮影


熊本駅に到着

1年ぶりくらいに来ましたが、また改札が変わっていて、改札を出たら新しい商業スペースができていました

高架化事業は未だ未完成

しかしながら旧来からの駅舎はすでにほぼ使われておらず、全て店舗は閉鎖していました。さながらモニュメントのようになっていました
この日は熊本駅近くに宿泊しました。
以下、次回。