
富山方面への旅行シリーズ9回目、8/2の記事もこれで最後になります。
黒部湖からケーブルカー、ロープウェイを使って大観峰駅に到着したら、すぐには乗り継ぎのトロリーバスへ乗らず、一旦展望台へ上がります。
大観峰はその名の通り景色を見るべく作られたような中継地点で、駅とは言いますが基本的に外に出ることは無い、駅舎に居るだけの駅となります。なぜなら、この駅が建っている場所は立山中腹の断崖だからです。しかしここからの眺めは立山黒部アルペンルートでも随一と言える、すばらしいものです。この展望を楽しんでから、立山トンネルトロリーバスで室堂へ向かいました。

大観峰屋上展望台から見下ろす黒部湖と後立山連峰

ダムの奥側はちょっと見えない

大観峰駅側面は急斜面である

望遠で眺めると、黒部ダムのレストハウスと展望台が見える

下を見下ろすと、ロープウェイのゴンドラが見える

珍しくパノラマ撮影なんぞしてみたり

後ろを見ると断崖絶壁

2回の展望テラスには雪の塊が。こどもが遊ぶための物だろう

大観峰駅の売店で頂いた立山氷河アイス。まあ、値段ほどの味ではないけど、こういうのは雰囲気である

立山トンネルトロリーバスの乗車口。この時点では人がいない。3年前のGWのめちゃ混みしか見ていなかった自分には同じ場所とは思えないほどだ

乗車した立山トンネルトロリーバス。トロリーバスなので、鉄道である。無軌条電車と言う。実は鉄道法における、日本で最も高い場所を走る鉄道である

この通り上には架線がある

車内は普通にバスである。今時らしく、LED案内もある

車内から。ずーっとトンネルなので外を見る物は無い

途中で室堂から来たバスとすれ違う

室堂駅に到着

標高2450m。ここが日本の鉄道において最も高い場所である。そしてこの高さはすでに富士山五合目、新五合目のどこよりも高い(一番高い富士宮口で2400m)
室堂駅は標高2450mで日本の鉄道において最も高い場所です。昔はこの立山トンネルトロリーバスも普通のディーゼルエンジンバスだったそうなのですが、1996年にトロリーバスへと変わり、法的に鉄道となった為、鉄道の日本最高地点となったわけです。ちなみに、索道であるロープウェイを含めると、日本最高地点は長野県の駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅です(飯田線の近くなのに、実は行ったことが無い)。室堂では少し外に出て、その日本離れした美しい風景を楽しみました。標高2400mを越える場所に、公共交通機関だけで来られるのですからすごいものです。下界では30℃を超える夏も、室堂は20℃もいかない涼しさでした。

室堂駅の展望台から。さすがに雪の量はだいぶ減っているが、それでも人の歩ける場所に残っている

展望台から、立山三山の方向を見る

展望台を降りたところにある「立山」の石碑と一緒に撮影

立山玉殿の水という名水が、室堂駅付近にも湧き出ている。ペットボトルに入れていく人もいた

こんな風景が、自分の足で登山せずとも見られる。それだけですごい

まるでスイスの風景写真を見るかのようだ

足下には貴重な高山植物。決して持ち帰ったり、踏み荒らしたりしてはいけない

多分、ヨツバシオガマ

多分、ウサギギク

多分、タカネイブキボウフウではないかと・・・植物詳しくないので調べてみてもわからん
立山黒部アルペンルート最高地点の室堂を後にして、ここからは下りの行程になります。まずは高原バスに乗って美女平まで降りていきますが、これだけで標高差1500m近くを降りていくことになります。山の中ですので、道は当然カーブが多いですし、時間もこれだけで50分くらいかかります。

室堂から乗車した高原バス

雪の大谷の場所も、夏場はここまで雪が縮小。それでも8月頭まで残っているのだからたいしたものだ

降りていく間はけっこうガスっていた
美女平にて乗り継ぎのケーブルカーは混んでいたので、一便後の物に。元々、乗車した高原バスが予定より速い臨時便だったので、ここは休憩時間にして、立山ケーブル車内の展望ポイントを確保することを優先しました。

立山ケーブル。こちらは下車口側

乗車した立山ケーブル

このケーブルカーは2003年の大阪車輌工業製

下にあるのは荷台。今回は特に何も運んでいなかったが、ゴールデンウィークに来た時は、乗客のスーツケースの大きな物を載せていた

降っていくケーブルカー。ちなみに赤い小さな部屋が車掌室である。ケーブルカーの場合、車内に運転室という物は無い(上の方で操作するので)

上っていく車輌とすれ違う

もうちょっとで立山駅というところで、左側に狭い幅の線路がポールに隠れつつも見えていた。これは立山砂防ダムのトロッコ用線路と思われる。このトロッコもいつかは乗りたい

立山駅へ到着。これで一般の自動車も入れる区域まで戻ってきた。ここから上は一般車は入れないのだ
立山では乗り継ぎの富山地鉄電車まで時間がありまして、だらだらと待ってから乗り継ぎの電車に乗って電鉄富山駅へ戻りました。
楽しい8/2の行程もこれで終了。人生の中でも他に類を見ないほど、貴重な体験をした1日でした。

立山駅の駅舎

これは立山砂防ダム博物館。夕方のこの時間は閉館していた

富山地鉄の14760系電車が入線。この電車で富山へ戻る

電鉄富山駅へ到着。お疲れ様でした
次回から8/3の行程に入ります。8/3はそんなに内容がないので、あと2回くらいでこのシリーズも書き終わるつもりです。
黒部湖からケーブルカー、ロープウェイを使って大観峰駅に到着したら、すぐには乗り継ぎのトロリーバスへ乗らず、一旦展望台へ上がります。
大観峰はその名の通り景色を見るべく作られたような中継地点で、駅とは言いますが基本的に外に出ることは無い、駅舎に居るだけの駅となります。なぜなら、この駅が建っている場所は立山中腹の断崖だからです。しかしここからの眺めは立山黒部アルペンルートでも随一と言える、すばらしいものです。この展望を楽しんでから、立山トンネルトロリーバスで室堂へ向かいました。

大観峰屋上展望台から見下ろす黒部湖と後立山連峰

ダムの奥側はちょっと見えない

大観峰駅側面は急斜面である

望遠で眺めると、黒部ダムのレストハウスと展望台が見える

下を見下ろすと、ロープウェイのゴンドラが見える

珍しくパノラマ撮影なんぞしてみたり

後ろを見ると断崖絶壁

2回の展望テラスには雪の塊が。こどもが遊ぶための物だろう

大観峰駅の売店で頂いた立山氷河アイス。まあ、値段ほどの味ではないけど、こういうのは雰囲気である

立山トンネルトロリーバスの乗車口。この時点では人がいない。3年前のGWのめちゃ混みしか見ていなかった自分には同じ場所とは思えないほどだ

乗車した立山トンネルトロリーバス。トロリーバスなので、鉄道である。無軌条電車と言う。実は鉄道法における、日本で最も高い場所を走る鉄道である

この通り上には架線がある

車内は普通にバスである。今時らしく、LED案内もある

車内から。ずーっとトンネルなので外を見る物は無い

途中で室堂から来たバスとすれ違う

室堂駅に到着

標高2450m。ここが日本の鉄道において最も高い場所である。そしてこの高さはすでに富士山五合目、新五合目のどこよりも高い(一番高い富士宮口で2400m)
室堂駅は標高2450mで日本の鉄道において最も高い場所です。昔はこの立山トンネルトロリーバスも普通のディーゼルエンジンバスだったそうなのですが、1996年にトロリーバスへと変わり、法的に鉄道となった為、鉄道の日本最高地点となったわけです。ちなみに、索道であるロープウェイを含めると、日本最高地点は長野県の駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅です(飯田線の近くなのに、実は行ったことが無い)。室堂では少し外に出て、その日本離れした美しい風景を楽しみました。標高2400mを越える場所に、公共交通機関だけで来られるのですからすごいものです。下界では30℃を超える夏も、室堂は20℃もいかない涼しさでした。

室堂駅の展望台から。さすがに雪の量はだいぶ減っているが、それでも人の歩ける場所に残っている

展望台から、立山三山の方向を見る

展望台を降りたところにある「立山」の石碑と一緒に撮影

立山玉殿の水という名水が、室堂駅付近にも湧き出ている。ペットボトルに入れていく人もいた

こんな風景が、自分の足で登山せずとも見られる。それだけですごい

まるでスイスの風景写真を見るかのようだ

足下には貴重な高山植物。決して持ち帰ったり、踏み荒らしたりしてはいけない

多分、ヨツバシオガマ

多分、ウサギギク

多分、タカネイブキボウフウではないかと・・・植物詳しくないので調べてみてもわからん
立山黒部アルペンルート最高地点の室堂を後にして、ここからは下りの行程になります。まずは高原バスに乗って美女平まで降りていきますが、これだけで標高差1500m近くを降りていくことになります。山の中ですので、道は当然カーブが多いですし、時間もこれだけで50分くらいかかります。

室堂から乗車した高原バス

雪の大谷の場所も、夏場はここまで雪が縮小。それでも8月頭まで残っているのだからたいしたものだ

降りていく間はけっこうガスっていた
美女平にて乗り継ぎのケーブルカーは混んでいたので、一便後の物に。元々、乗車した高原バスが予定より速い臨時便だったので、ここは休憩時間にして、立山ケーブル車内の展望ポイントを確保することを優先しました。

立山ケーブル。こちらは下車口側

乗車した立山ケーブル

このケーブルカーは2003年の大阪車輌工業製

下にあるのは荷台。今回は特に何も運んでいなかったが、ゴールデンウィークに来た時は、乗客のスーツケースの大きな物を載せていた

降っていくケーブルカー。ちなみに赤い小さな部屋が車掌室である。ケーブルカーの場合、車内に運転室という物は無い(上の方で操作するので)

上っていく車輌とすれ違う

もうちょっとで立山駅というところで、左側に狭い幅の線路がポールに隠れつつも見えていた。これは立山砂防ダムのトロッコ用線路と思われる。このトロッコもいつかは乗りたい

立山駅へ到着。これで一般の自動車も入れる区域まで戻ってきた。ここから上は一般車は入れないのだ
立山では乗り継ぎの富山地鉄電車まで時間がありまして、だらだらと待ってから乗り継ぎの電車に乗って電鉄富山駅へ戻りました。
楽しい8/2の行程もこれで終了。人生の中でも他に類を見ないほど、貴重な体験をした1日でした。

立山駅の駅舎

これは立山砂防ダム博物館。夕方のこの時間は閉館していた

富山地鉄の14760系電車が入線。この電車で富山へ戻る

電鉄富山駅へ到着。お疲れ様でした
次回から8/3の行程に入ります。8/3はそんなに内容がないので、あと2回くらいでこのシリーズも書き終わるつもりです。
高校の修学旅行で行ったはずなんですが、覚えてないもんだなぁ(苦笑)
もちろん、植生が違うので、スイスとそっくりにはなりませんけど、山の感じは本当に本家アルプスみたいで。
高校の修学旅行で立山というのはまた珍しいですね。うちの高校(神奈川県内の私立校)はごくふつーに京都でした。カトリック系なのになあ・・・