現職大臣自殺の異常事態

昼時にニュース記事をネットで見たとき、さすがにびっくりした。
現職大臣の自殺は前代未聞。
林道談合に光熱水費問題などスキャンダル渦中の大臣が、辞職どころか自分で命を絶ったわけだし、これは阿部内閣失政を世間に認めたことになる。
「慚愧に堪えない」（自分の言動を反省して恥じる事）と安倍首相は表現した。任命責任があるとのことでの言葉だが、この場合、任命責任どうこう言うより、先の問題でかばい続けた結果が自殺で終わったことに首相がどう責任をとるかだ。難しそうな言葉使って、インテリっぽさを出している場合ではない。
いろいろと推測できることはあるし、実は他殺だったり・・・なんかも考えたりするが（報道見る限りだと自殺に間違いはなさそうだが）、柳沢厚労相と言い、佐田行革担当相と言い、本間税調会長と言い、ろくな内閣じゃないな。
死人に口無しとはよく言ったもの。これで渦中の林道談合に光熱水費問題は結局全容が明らかにならないまま終わるだろう。農水族の金の亡者、利権の亡者のボスが死んで、日本の政治はどうなるのかね？
いつもなら、死人にむち打つようなまねはしたくないけど、今回はお悔やみ申し上げると言う気がどうもしないね。責任放棄以外の何物でも無いし。せめて大臣辞職してから自殺しろということ。