国道は大糸線の単線の線路と並行して走る。南から信濃木崎・稲尾・海ノ口の3駅が木崎湖と接している。この間約3.5キロほどしか距離が無いから、歩いても1時間掛からないで移動出来るだろう。こんな片田舎の人口密度が極めて低い地域に駅間2キロ以内で駅が点々とあるのも実に無駄と言うか長閑な話である。そう言えば作中に「まるで時間が止まったような・・」と台詞があったように記憶しているが、マクロ的にはまさに時間が止まったような田舎町なのだった。それは細かなところを仔細に見れば、僅かながらでも変化はしているだろうが、総じて景色に変化はない、「同じような日々の繰り返し」があるだけなのだ。このような場所がロケーションとして選ばれているのも、公開後数年(3年?)経っても未だに来訪者が多く、かつ感動を呼ぶ要因なのだろうと思う。これが変化が激しい都会が舞台だったりしようものなら、ものの半年で景色ががらりと変わってしまうこともあったろうにと思う。
線路沿いに見えて来るのは一番北側の海ノ口駅だ。が、あまりに小さな駅で、しかも駅前にそれらしく目立つ看板がないので、入り口を見落として通過してしまった。すぐ先の店前の広い場所でUターンし、今度は見逃さないように注意して駅に接近する。入り口を慎重に確認してすかさず曲がった。駅前は狭いが車が何台か停められる程度の広さがある。地元の人の利用を邪魔しないようにと端に寄せて駐車する。木造平屋の小さな無人駅だった。
線路沿いに見えて来るのは一番北側の海ノ口駅だ。が、あまりに小さな駅で、しかも駅前にそれらしく目立つ看板がないので、入り口を見落として通過してしまった。すぐ先の店前の広い場所でUターンし、今度は見逃さないように注意して駅に接近する。入り口を慎重に確認してすかさず曲がった。駅前は狭いが車が何台か停められる程度の広さがある。地元の人の利用を邪魔しないようにと端に寄せて駐車する。木造平屋の小さな無人駅だった。
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