田切通信

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ドングリコーヒーを作るのだ 2回目 その1

2024-10-11 12:11:22 | グルメ

 ドングリコーヒーを作るのだ、の2回目です。初回はシイの実で作りましたが、2回目はカシの実です。ドングリと言っても種類は多く、実の大きさや形などがだいぶ違います。

 

 シイの実に比べると、だいぶ小さなカシの実。これもシイの実を取った公園に生えていたカシの木から取りました。水に浸けて浮き上がる虫食いドングリを取り除いたら、そのまま水に浸けて一晩おき皮を柔らかくします。

 

 例によって愛用のピンクザウルスで、少し柔らかくなった皮を剥きます。実が小さいので作業が細かい。1時間半ほど休みなく剝いていたら、親指の爪が割れて作業がし難くなったので一旦終了します。

 

 半分くらいは剥くことが出来ました。実が小さい事もあり、かなり根気のいる作業です。

 

 残りの実はフリーザーバックに入れて取っておきます。爪が生えたらまた作業しよっと。

 

 剥けた実を水洗いして、流水に浸けてアクを取ります。カシの実はシイに比べるとアクが少ないような感じです。

 

 ドングリコーヒー作りも2回目なので、そこそこ手際よく作業が進んでいます。実の違いがそのまま味の違いとなるのか?楽しみですね。


観光たばこ展 水田美術館 その2

2024-10-10 07:11:31 | その他

 都道府県ごとの観光たばこの後編です。水田美術館は城西大学内の施設で入館無料ですが、平日しか開館していないので、見学するのはちょっと大変です。また、公共交通機関だと、東武鉄道の生越線(東上線の支線)の川角駅から少々歩くことになります。

 観光の図柄をよく見ると、今ではもうなくなってしまった物や、残っているけど姿が変わったものなどがあり、つぶさに見るとなかなか面白いです。

 

 各県の名前の下に、県の木・鳥・花が表示されているので、それを見るのも面白いです。

 

 この展示で「観光たばこ」なるものがあったのを初めて知りました。現在たばこは「害のある物」「迷惑な物」といった印象や認識が強くて、こうした観光宣伝媒体としてはふさわしくなくなってしまいました。代わりに「健康を害する恐れが・・・」などと大きく書かれています。ちなみにこの観光たばこコレクションの持ち主は、喫煙しないそうです。

 そうそう、展示は全くタバコ臭はしないので、非喫煙者でも大丈夫です。


観光たばこ展 水田美術館 その1

2024-10-09 09:11:55 | その他

 かつて我が国には「観光たばこ」と呼ばれるものがあった。1993年迄は確かにあった(らしい)。僕の父親は物凄いヘビースモーカーでハイライトなどをばかすか吸っていたが、少なくとも僕の記憶にはこの「観光たばこ」のパッケージタバコの記憶はない。

 そんな観光たばこのパッケージを一堂に集めた展覧会が行われるというので見に行ってきました。場所は埼玉県毛呂山町にある城西大学にある水田美術館。大学内にある施設で、美術館と名乗っていますが小さ目の展示室が2室あるだけのチビ美術館で、入館・見学は無料です。

 

 展示の正式名は「パッケージ小噺 壱ノ巻 観光たばこにみる懐かしの日本」と少々長い。タバコの紙パッケージがテーマごとにパネルに展開されていました。なかなかの物量でした。壱ノ巻とあるからには弐ノ巻もあるという事でしょうか。

 各都道府県の観光たばこを北から順に紹介します。因みに展示物の写真撮影およびSNSなどでの紹介が許可されていました。

 

 ただ並べましたが、これで半分ですね。各県の観光名所などがデザインされています。確かたばこは売った自治体に税金が入るシステムだから、「タバコは町内で買いましょう」なんてスローガンが店頭に貼ってあったような記憶があります。

 後半に続く。

 


川越水上公園 花景色 10/7

2024-10-07 12:55:28 | 日記

 久しぶりに雨があがって少しの青空が覗いた10月7日、川越水上公園までカメラを持って散歩に行って来ました。先週雨の中でカメラを持たずに行った際に、桜が咲いているのを見かけたので、その確認と撮影をしようと思ったのでした。

 

 咲いていました。寒い時期に咲く寒桜系ではなく、正真正銘のソメイヨシノです。

 

 1本だけでなく、公園内に多数生えているソメイヨシノに何輪も咲いていました。

 

 この数咲けば、開花宣言発令でしょう。春じゃないけど。

 

 少しだけ出た青空をバックにしたかったけど、薄曇りでした。秋の長雨の時期では青空は難しいかな。

 

 ヒガンバナはもう盛りを過ぎました。赤の鮮やかさがだいぶ褪せてきました。

 

 烏瓜が色付き始めました。赤くなる前はスイカ模様です。

 

 これは誰だろう。星形で短い毛が生えてます。

 

 引っ付きムシです。引っ付く気満々なので近づきすぎないようにしましょう。

 

 多分、野蒜の花かな。ニラとかラッキョウとかの仲間に特有の形です。

 

 つゆ草の花。

 

 すごく小さな朝顔の形をした花。種も朝顔っぽいけど、何だろう?

 

 歩く速度で景色を見ると、道端にいろいろな花が咲いているのが目に入りました。桜も咲いてるし、これはもう一度花見をしないとダメですね。


ドングリコーヒーを作るのだ その2

2024-10-06 17:00:36 | グルメ

 ドングリコーヒー作りの続きです。

流水にさらしてアク抜きした実を広げて乾燥しました。充分に乾燥が出来たら次の行程に移ります。始めてやる作業なので程度が分かりません。やりすぎてしまうと取り返しがつかないので、このくらいかな?と言った感じで作業を進めます。

 

 乾いた実をフライパンで乾煎りします。すべての実を一度で使って失敗すると困るので、まずは1/3くらい使います。黒焦げになると失敗ですから、強火でガンガン!は駄目でしょう。

 

 タイマーで時間を確認しながら、中火で炒ります。強火で焦がしてしまっては元も子もないので、時間はかかりますが根気強く作業しましょう。最初に弱火から始めたので45分でだいぶ色が変わってきました。中火で始めたら30分くらいでここまで火が入ったかもしれません。

 

 どの程度炒ったら完了か分かりませんので、一応ここで火からおろして粗熱を取ります。

 

 ダイソーでコーヒーミルを買ってきました。税込みで550円でした。粉の挽き具合が「粗~細」5段階で調整できる優れものです。

 

 説明書を読んで、冷めた実を挽きます。

 

 少し細か目に挽きました。本物のコーヒー粉ほど黒くないので少し不安になります。やはり炒り方が足りなかったでしょうか?

 

 取りあえずドリップします。コーヒーと違って粉が細かいのか、あるいは成分の違いからか、紙フィルターが目詰まりするようで、落ちるのに少し時間が掛かりました。

 

 これがドングリコーヒーです。見た感じは薄めのコーヒー、つまりアメリカンコーヒーですね。香りは当然ですがコーヒーのような香りはしません。味はこれもコーヒーではなくて穀物由来のお茶の様な味です。もう少しよく炒ったら香ばしさが増すかもしれません。

 ここまでしてもコーヒーが飲みたかった中世ヨーロッパ人や大戦中の兵隊たちの心中を思い味わいました。