降って来るもの

写真と散文とぽえむ

発想 

2017-04-12 06:40:07 | 徒然

          発想 Ⅱ

 

何時か 何からも

見捨てられる日が来ると

少しづつ

覚悟を定めてゆく 時間

緩やかに けれど

止まらないで

流れてゆく 晩年

        発想 「何処に」

息苦しいほどに

息つく間もないほどに

それ程に倦まず

降ってきたもの達は

あれ程に絶えず

想いを搔き乱したもの達は

いったい

何処に?

 

僕の細やかな情感を巡らせても

何も見いだせない

小さな望みなど

大きな意思の前では

まったく無力なのだ

 浮き草のように

 巷の塵芥のように

 

真摯に待つしかない

待って

現れる約束もないが

かと言って

迎えに行く術もない

今は・・

         発想 「転換を」

転換せねばなるまい

180度か 360度か

ひねくれ者の77度か

引かれ者の133度か

何れにしても

角度を変え

見方を模索し

対処を検索して

他力本願から脱却する試みの

必要不可欠が生じているのは

間違いのないところだ

僕もボクもbokuも

無の荒野では

たぶん窒息してしまうだろう

それ程の逞しさの

持ち合わせの無いのも

了解済みだ

それ故

必然的に僕は

出口を捜して足搔くことになる

僕は

俺は

そういう風に

己の起承転結を辿ってゆく

生き方で始終するだろう

04/12 06:40:06 万甫

 

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