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「ごらん、世界は美しい」

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エンド・オブ・キングダム

2016年05月29日 | 映画
エンド・オブ・キングダム
を観ました。


ホワイトハウスの陥落から2年。
イギリス首相が不可解な死を遂げた。首都ロンドンで行われる葬儀は、世界を代表する40カ国もの首脳が集結する式典となる。
街は、史上最大の超厳戒態勢にあった。だが、そのロンドンで同時多発テロが勃発。
数々の歴史的建造物が崩壊し、犠牲者が出続ける中、命からがら逃げ出した米国大統領(アーロン・エッカート)と、そのシークレットサービス(ジェラルド・バトラー)。
非常事態宣言下のロンドンの街で繰り広げられるいまだかつてない決死の逃亡と救出劇。


以前高評価したエンド・オブ・ホワイトハウスの続編です。
監督はババク・ナジャフィという方に変わっていました。

因みに前作は僕の大好物な、毎度衝撃を与えてくれるアントワーン・フークア監督でした。
そんなわけで前作はかなり過激なテロリスト達にかなり過激な報復をする爽快痛快残虐なアクションでした。

今作もそのテイストは強めです。
ただ監督が変わった影響は否めないですね。
その特徴は大分薄れました。

キャストが結構維持出来ただけに監督も維持できていれば、と悔やまれます。

そして局面局面のちょっとしたエピソードがわかりにくく、
なんの目的でその行動?どういう意図でその作戦?突然都合良すぎない?
という感想になる場面は多々ありました。

アントワーン・フークア監督のような過激さがあれば、
こういう場面、ひょっとしたら助からずにやられるのでは?
という不安感を抱いたでしょうが、今作の監督さんだと、
どうせ助かるんでしょ?逃げ切れるんでしょ?
の連続でした。

主演のジェラルド・バトラーはアクション俳優としてなかなかいいですね。
ブルース・ウィリスやシュワルツネッガーの様なポジションに行けなくも無いような。

アーロン・エッカートは引き続き大統領役ですが、イマイチ威厳に欠けていました。
前作の方がもっとピンチだった気がするのでイマイチ存在感が落ちた気がします。

諸々あくまで前作との比較ですが、決してそこまで悪くも無いと思います。
面白い要素、痛快な要素もあります。

ただ場面場面が非常に薄味になった印象でした。


そんなわけで5点です。
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