ふと後をふり返ると
そこには夕焼けがありました
本当に何年かぶりのこと
そこには夕焼けがありました
あれからどの位たったのか
あれからどの位たったのか
ひとつ足を踏み出すごとに
影は後に伸びていきます
悲しい毒ははるかな海を染め
今日も一日が終わろうとしています
しんせい一箱分の一日を
指でひねってごみ箱の中
僕は今 阿佐ヶ谷の駅に立ち
電車を待っているところ
何もなかった事にしましょうと
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アンダルシア 女神の報復 を観た。
前作、さらにドラマ版と観てきて改めて織田裕二の力を思い知らされたので観てみました。
今回は黒木メイサをヒロインに伊藤英明をバディに。
戸田恵梨香や鹿賀丈史などのレギュラーメンバーはかなり影が薄い感じです。
織田裕二モノは基本織田裕二なので。
踊る大捜査線の織田裕二と海猿の伊藤英明の共演。
さすがにこの二人のオーラは素晴らしいです、換えがきかない . . . 本文を読む
ダイイングアイ を読んだ。
ご贔屓の東野圭吾作品です。
交通事故を起こしてしまった加害者のお話。
被害者家族の無念の復讐心があったり複数の加害者のそれぞれの思惑があったり。
交通事故死者数の数と同じくらい加害者が居るというテーマですね。
結構純粋なミステリーですが、東野圭吾なのでテーマが深く、なかなか考えさせられました。
途中事故死した妻を蘇らそうとするマネキン技師の気がふれた . . . 本文を読む
フィッシュストーリー を読んだ。
初めて伊坂幸太郎の作品を読みました。
この人原作の映画はかなり沢山見ているような印象はあるのですが、原作は読んでませんでした。
しかし以前観た映画フィッシュストーリーがあまりに面白かったので原作を読んでみました。
意外にも短篇集の一つでよくもこんな短い作品をあんな壮大な映画に仕上げたなと感心しました。
結局フィッシュストーリーに関しては映画が面白す . . . 本文を読む
人生を振り返ってばかり居るのだが
だんだん振り返りが様になる世代になった
僕はそれなりに歳を重ね
その重ねた年を知らない昔の知人と再会すれば
僕なんてすっかり
過去からワープしてきたような存在だ
見た目も昔からあまり変わらないし
考え方も喋り方も社会的地位も大して変わらない
誰もが無視する標識のように
ただそこに変わらずつっ立って
変わりゆく人々や
変わりゆく世界を
この目で静かに捉え続けて . . . 本文を読む
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら を観た。
AKB総選挙で前田敦子さんが1位を取ったことだし、お祝いがてら観ておきますかって感じで、相当興味なかったですが観てみました。
原作もちらっと読んだだけで読みきってないので映画で済ませようって魂胆もあって。
なんというか想像以上の感動作品で館内は結構泣いてる人がちらほらでした。
全般的にチープな印象は否 . . . 本文を読む
127時間 を観た。
僕は大抵映画館での予告で最新映画情報を得るのですが、コレは一切予告をやってなくて前情報ゼロでした。
ポスターの画で何となくは予想できましたし、好みのダニー・ボイル監督なので迷わず観てみました。
アーロンという実在の冒険家のノンフィクションらしいです。
ブルー・ジョン・キャニオンにロッククライミングに向かって事故に遭って127時間腕を挟まれたまま過ごす話。
流 . . . 本文を読む
星守る犬 を観た。
私、極度の愛犬家なので悲しそうな犬の話は怖いのですが観てみました。
どうしても犬は好きだし死期が近い我が愛犬への向き合い方を考えたいもので。
犬映画は結構子供向けな演出で作られてるものもありアタリハズレがある気がするのですが、コレは大人向けですね。
西田敏行の演技は当然スーパーです。
基本的に悲しい映画で悲しい役どころですが、この人のコメディ要素が絶妙に救いに . . . 本文を読む
X-MEN ファースト・ジェネレーション を観た。
アメコミ的なのが苦手で全く興味なかったのですが、バットマンみたいに面白いのがあるので、この映画の予告編が深刻な感じでちょっと気になったので観てみました。
X-MENに関する知識はゼロで遡る初期的なエピソードを語られても・・・どうなんだろう・・・と思いました・・・が・・・結構面白かったです。
突然変異で生まれ、世間に気付かれず過ごしてい . . . 本文を読む
スカイライン -征服- を観た。
あまり前情報無かったですが遠くの映画館まで来たのでそこでしか見れない映画を観ようと観てみました。
イヤハヤ、なかなか凄まじいSFパニック映画でした。
インデペンデンス・デイやクローバーフィールドの要素を感じるなかなか凄い映画でした。
冒頭からいきなり宇宙から降り注ぐ光、光を見ると吸い込まれるというめっさ恐ろしいつかみ。
そこから15時間前にさかの . . . 本文を読む
東京公園 を観た。
大好きな青山真治監督作品だったので雨の中必死に遠くの映画館まで行きました。
三浦春馬主演でそれを取り巻く女性たちを榮倉奈々、小西真奈美、井川遥が演じてます。
三浦春馬君にピンと来たことは無いですがいい配役と思いました。
何とも言えない淡々とした洒落た映画でした。
結果、草食系な写真家を目指す普通の男の子が三浦春馬君にぴったりだったと思います。
がさつな男 . . . 本文を読む
ひねくれ人間とは
二択の選択を迫られたとき、常に相手が喜ばない方を選択する人間の事である。
僕の身の回りにも居る。
話しかけると、必ず僕が喜ばない方の返答をしてくる。
暇?
暇じゃない
これできる?
無理
これやってくれる?
やだ
もうひたすらその繰り返し。
当然冗談で言ってるのも多く含まれているのだが
当然そんなものは欠片も面白くない。
無駄に話の距離が長くなるだけである。 . . . 本文を読む
僕はなんでもかんでも可能な限りクレジットカードで支払いをする。
ここ数カ月は毎月限度額との戦い。
映画館のポイントカードと一体型のクレジットカードである。
早く翌月になれ、利用可能額よ復活しろと思いながら暮らしている。
そんな精神に疲れてきたので面倒だったが昼休み、
カード会社に電話して限度額を増やしてもらうよう審査をしてもらった。
優良利用者なので問題なく限度額は増やせた。
実に晴れ晴 . . . 本文を読む
先日、何時も通り一人で夕食。
行ったこと無いお店に行ってみた。
ラーメン屋なのでそれほど広くなく綺麗で静かな店だった。
なかなか居心地いいな・・・と思い始めた僕の心に食い気味に騒がしい二人組の若者が入ってきた。
いかにもチャライ二人組。
ど頭から発券機の前で
「すいませーん!両替ー!一万円ー!」
と、そんな大声ださなくてもいいだろう・・・と僕の心は萎えた。
一人は背も低く頭もでかく短足 . . . 本文を読む