嘘は命のバロメーターさ
おしゃべりなカラスがそう言った
真実だけじゃ生きられないさ
電線の上で若い詩人がそう言った
見ててやるから早くやれよ
草の上で頭のいい時計がそう言った
僕は猿のように毛だらけの手で
太い線を引こうとしたけど
でも 僕にはやっぱりできなかった
評論家は白いワイシャツの腕をまくり上げ
一億の文字で一つのことを言おうとしていた
僕は陽だまりに腰をかけ
寂しさが歌う短 . . . 本文を読む
帰宅時間、普段は乗らないバスに乗った。
雨ということもあり帰宅時間のバスはぎゅうぎゅうだった。
とにかくぎゅうぎゅうだった。
遠目に見ると箱感満載なバスという乗り物に見合わない、
それを待つ行列の長さ。
人気のつけ麺屋かな?って思ってしまうほど。
僕自身乗れるのか?ってギリギリのポジションだったが、
僕以降にされに5人位乗った。
するとバスの中の正義感の強いサラリーマンが、
「もっと奥へ詰 . . . 本文を読む
映画 ホタルノヒカリ を観た。
干物女の高野蛍(綾瀬はるか)は夫の”ぶちょお”こと誠一(藤木直人)とローマに新婚旅行に行く約束をするが面倒でなかなか行かない。
誠一の仕事ついでにようやくローマに出かける蛍は機内で冴木優(手越祐也)と出会い、滞在先のホテルで莉央(松雪泰子)。
優と莉央は実は兄弟で蛍達は偶然二人に出会った。
莉央は悲しい過去を引きずっており、蛍はその言動に振り回される。
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スノーホワイト を観た。
王女が願った雪のように白い肌、血のように赤い唇、カラスのような黒髪の女の子が王国に生まれスノーホワイトと名付けられる。
王女は死に、王様は塞ぎこむ。
そんな時、王国は謎の軍勢に襲われるが王様を筆頭に蹴散らし、王様はその軍勢が連れていた捕虜の女性ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)に惹かれ結婚する。
全てはラヴェンナの罠で王様は殺され王国はラヴェンナとその弟の軍勢に . . . 本文を読む
歩くのが好きだから毎日2時間くらい歩く。
歩いてる時は不思議と絶望的な気持ちになっていることが殆ど。
街並みや人間や自然を見ながら歩くという行為は、
意識しなくとも心の模様と直結する。
僕の場合殆どが絶望的な思考に繋がっている。
きっと無意識に死に場所探しをしている。
僕は生命力を見せられるのが嫌いである。
恐らく妬みの類なのだろうが、
楽しそうな人や
幸せそうな人や
子どもを見るだけで
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自分探しとか言って旅とかする若者をサブイと思うけど
そんな僕も自分探しをするのが好きなんです
僕の場合旅とかじゃないけど
映画を観たり
本を読んだり
物語を書いたり
絵を描いたり
曲を作ったり
歌詞を書いたり
そういう事してると
自分がどういう人間なのか?
何を考える人間なのか?
何を好む人間なのか?
ヒントをくれる
とかく制作活動は興味深く僕を示してくれるのです
まるで嘔吐をしてる . . . 本文を読む
不思議なもんで、働きたくなくても働かないと生きていけないシステム。
まあそもそも生きていく必要なんてないのだけど。
僕は多趣味なもので時間の不足に大分困る。
映画鑑賞の予定を立てるだけで一週間の結構なプライベートタイムが奪われたり。
ゲーム、読書、飲み、運動、掃除、瞑想、妄想、何かの練習、何かの準備。
なにより創作活動は特に時間では逆算できないし。
幼い頃より常に、
ひたすら自由に好きに創作活 . . . 本文を読む
先日、夜中バイクで郊外のラーメン屋に行った。
余り馴染みのないお店。
時間も時間なので空いていた。
何事も無く食券を買い、渡し、カウンターに腰掛け、待ち、ラーメンが出来上がり運ばれた。
至ってノーマルな展開の中ラーメンを食していた。
しかし次の瞬間、少し予想外の展開に。
自分を含め二人しか居なかった店内にもう一人の客が入ってきた。
するとその若い男の客は店員たちの友達らしく、
店員たちが「 . . . 本文を読む
完全犯罪に猫は何匹必要か? を読んだ。
招き猫好きな、回転すしチェーン店のオーナーに飼猫を探してくれと依頼される鵜飼杜夫探偵、と戸村流平。
その富豪オーナーがビニールハウス内で殺され調査する砂川警部と志木刑事。
十年前にも同じビニールハウスで殺人事件があった。
殺人現場には普段は門に置かれてる巨大な招き猫が置かれ、三毛猫の姿もあったという。
ってお話。
最近好みな東川篤哉の烏賊 . . . 本文を読む
ソウル・サーファー を観た。
ハワイのサーファー一家で生まれ育ったベサニー・ハミルトン(アナソフィア・ロブ)。
プロサーファーの両親、父トム(デニス・クエイド)、母シェリー(ヘレン・ハント)、二人の兄もサーファー。
親友のアラナ(ロレイン・ニコルソン)とは幼い時期からいつも一緒だった。
地域の大会でも優勝して将来を嘱望されていたベサニー、アラナの家族とサーフィンしてる最中に冷めに襲われ九 . . . 本文を読む
モダンタイムス を読んだ。
WEBのシステムエンジニアの主人公。
美しいが恐ろしい妻に浮気を疑われ、彼女に雇われた拷問人に拷問を受けるがなんとか解放されるようなプライベート。
天才肌の先輩がとあるプロジェクトの最中に失踪してしまいそのプロジェクトを引き継ぐがクライアントが姿を現さないなど不可思議な事が多い。
後輩と共に先輩が作ってたプログラムを調べると、元々あったシステムの一部を解読するの . . . 本文を読む
世の中はサッカーと言えばユーロや日本代表の試合って感じの最近でしたが、
僕にとっては同じくらい興味深いJ2の天王山。
首位のジェフ千葉と2位の東京ヴェルディ。
J2に居るふたつのオリジナル10でチームの知名度も高い同士、
しかも首都圏をホームタウンとする両チームの対決となったのでちょっと期待してしまいました。
流石に不人気のヴェルディだけあって首位決戦の味スタはガラガラの7千人及ばずでした。
. . . 本文を読む
幸せへのキセキ を観た。
突撃の冒険取材を売りにしたコラムニストのベンジャミン・ミー(マット・デイモン)は息子ディラン(コリン・フォード)の扱いや仕事に迷っていた。
そして新しい生活をスタートさせようと、娘ロージー(マギー・エリザベス・ジョーンズ)が喜ぶ家を買う。
しかしその家には動物園が付いているという事情があった。
前オーナーの遺産でなんとか維持してきたが、誰かが助けないと希少動物達 . . . 本文を読む
十分楽しんだし
十分苦しんだ
十分堪能はしたので
もう合格ラインは超えたのかも知れない
そろそろ解放が欲しいよね
この宇宙が始まっておよそ13700000000年
ヒトが始まって250000年
僕が始まって35年
ちっぽけでとりとめもなく
僕が生きることや死ぬことに
何か意味があるんじゃないか?
なんて大胆な事は決して思わない
僻んで人の幸福も喜べないし
自暴自棄でさっさと人生を終わらすこと . . . 本文を読む