キングダム2 遥かなる大地へ
を観ました。
時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。
戦災孤児として育った信(山﨑賢人)は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(吉沢亮)に出会う。
天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂(橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)と共に王宮内部に侵入する。
信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。
玉座を奪還することに成功した。
しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった――
半年後、王宮に突如知らせが届く。
隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。
秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原(だかんへいげん)に軍を起こす。
歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平(岡山天音)と尾到(三浦貴大)と再会。
戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭(濱津隆之)と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣(清野菜名)と名乗る人物と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。
魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶(小澤征悦)将軍。
かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公(豊川悦司)将軍。
信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。
完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申(渋川清彦)は、無謀ともいえる突撃命令を下す――
佐藤信介監督作品です。
漫画原作の大作専門な印象ですね。
結構インタビュー等を見聞きしたことがありますが、ストレートにハリウッド的な大作アクションを目指してる感じなので。
自分はどちらかと言うと作家性が強い考えさせられるような作品が好きですが、
日本でも誰かがこの路線を行くべきだと思っているので結構応援しています。
映像作家としてのイマジネーションや技術は凄いと思います。
キングダムは中国の歴史好きとして結構期待値高めで漫画を読んでしまいかなり挫折してしまった漫画です。
もう少し大人向けの本格的歴史漫画を期待していたらかなり子供向けなヒーロー系漫画だったので。
なので映画くらいの尺で把握するほうが丁度いい作品だと思っています。
アニメでもちらほら見ていて動きやキャラクターの個性は把握しているので。
今作は原作では既に挫折してしまって読んでない範囲ですがアニメでは見ていた範囲だったのでギリギリ良かったです。
原作同様細部の描写にフォーカスしておきながらそこを上手に大局にフィードバックしてる感じは見事ですね。
史実とは言えちょっと非現実的なものが多く、それに魅力を感じる人とそこに萎える人がいるとは思いますが。
今作は結構リアルな部分の描写で本格的な歴史戦争も堪能できました。
キャストも前作から引き続いていて邦画大作にふさわしい豪華キャストです。
主演の信は変わらず山崎賢人です。
やたら熱血で基本叫んでいて、なんだかパンサー尾形を観ている気分でした。
主演としてこの大作での存在感は十分だし原作のキャラに対する説得力もありますね。
嬴政の吉沢亮もかなり原作にピッタリの仕上がりですね。
前作に比べ今作はだいぶ出番が少なかったです。
河了貂の橋本環奈も今作はほぼ出番はなしでした。
羌瘣を演じた清野菜名は今作のエピソード主人公的なポジションでした。
前作のMVPは言わずもがなの長澤まさみでしたが今作はこの清野菜名ですね。
アクションのスキルもちょっと幸薄い切ない存在のキャラにもよくマッチしていました。
岡山天音、三浦貴大、濱津隆之など新たなキャラも加わって出番も多かったです。
殺られそうで殺られないパターンが多くてちょっとくどめでした。
真壁刀義も結構目立つ役でプロレスファン的には最近の役者業での活躍は嬉しいですね。
豊川悦司が主人公たちが仕える将軍の役で非常に重要でした。
その圧倒的存在感とクセでとても見応えあり、流石でしたね。
千人将役の渋川清彦も素晴らしい存在感でした。
なかなかツンデレでこのキャラだけでもなかなかの物語でした。
相手の将軍を演じた小澤征悦も素晴らしかったです。
強大な軍隊を率いる敵で非常に重要な役でしたが納得のキャスティングですね。
満島真之介、高嶋政宏、要潤、大沢たかおなどは前回から引き続きで良かったです。
ラストに続編への布石として佐藤浩市や玉木宏が出ていました。
3の公開前にアニメや漫画で予習しておこうかと思いました。
邦画の大作としてはそれなりに楽しめる娯楽作品だと思います。
そんなわけで7点。
を観ました。
時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。
戦災孤児として育った信(山﨑賢人)は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(吉沢亮)に出会う。
天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂(橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)と共に王宮内部に侵入する。
信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。
玉座を奪還することに成功した。
しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった――
半年後、王宮に突如知らせが届く。
隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。
秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原(だかんへいげん)に軍を起こす。
歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平(岡山天音)と尾到(三浦貴大)と再会。
戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭(濱津隆之)と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣(清野菜名)と名乗る人物と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。
魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶(小澤征悦)将軍。
かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公(豊川悦司)将軍。
信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。
完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申(渋川清彦)は、無謀ともいえる突撃命令を下す――
佐藤信介監督作品です。
漫画原作の大作専門な印象ですね。
結構インタビュー等を見聞きしたことがありますが、ストレートにハリウッド的な大作アクションを目指してる感じなので。
自分はどちらかと言うと作家性が強い考えさせられるような作品が好きですが、
日本でも誰かがこの路線を行くべきだと思っているので結構応援しています。
映像作家としてのイマジネーションや技術は凄いと思います。
キングダムは中国の歴史好きとして結構期待値高めで漫画を読んでしまいかなり挫折してしまった漫画です。
もう少し大人向けの本格的歴史漫画を期待していたらかなり子供向けなヒーロー系漫画だったので。
なので映画くらいの尺で把握するほうが丁度いい作品だと思っています。
アニメでもちらほら見ていて動きやキャラクターの個性は把握しているので。
今作は原作では既に挫折してしまって読んでない範囲ですがアニメでは見ていた範囲だったのでギリギリ良かったです。
原作同様細部の描写にフォーカスしておきながらそこを上手に大局にフィードバックしてる感じは見事ですね。
史実とは言えちょっと非現実的なものが多く、それに魅力を感じる人とそこに萎える人がいるとは思いますが。
今作は結構リアルな部分の描写で本格的な歴史戦争も堪能できました。
キャストも前作から引き続いていて邦画大作にふさわしい豪華キャストです。
主演の信は変わらず山崎賢人です。
やたら熱血で基本叫んでいて、なんだかパンサー尾形を観ている気分でした。
主演としてこの大作での存在感は十分だし原作のキャラに対する説得力もありますね。
嬴政の吉沢亮もかなり原作にピッタリの仕上がりですね。
前作に比べ今作はだいぶ出番が少なかったです。
河了貂の橋本環奈も今作はほぼ出番はなしでした。
羌瘣を演じた清野菜名は今作のエピソード主人公的なポジションでした。
前作のMVPは言わずもがなの長澤まさみでしたが今作はこの清野菜名ですね。
アクションのスキルもちょっと幸薄い切ない存在のキャラにもよくマッチしていました。
岡山天音、三浦貴大、濱津隆之など新たなキャラも加わって出番も多かったです。
殺られそうで殺られないパターンが多くてちょっとくどめでした。
真壁刀義も結構目立つ役でプロレスファン的には最近の役者業での活躍は嬉しいですね。
豊川悦司が主人公たちが仕える将軍の役で非常に重要でした。
その圧倒的存在感とクセでとても見応えあり、流石でしたね。
千人将役の渋川清彦も素晴らしい存在感でした。
なかなかツンデレでこのキャラだけでもなかなかの物語でした。
相手の将軍を演じた小澤征悦も素晴らしかったです。
強大な軍隊を率いる敵で非常に重要な役でしたが納得のキャスティングですね。
満島真之介、高嶋政宏、要潤、大沢たかおなどは前回から引き続きで良かったです。
ラストに続編への布石として佐藤浩市や玉木宏が出ていました。
3の公開前にアニメや漫画で予習しておこうかと思いました。
邦画の大作としてはそれなりに楽しめる娯楽作品だと思います。
そんなわけで7点。