人生は筋書きのないドラマみたいなもんとして
だとしたらドラマティックであろうとする努力が必要な気がして。
もういい歳だが、今までの歩みもそれなりにドラマティックだった気がする。
それでもこの一年ちょいは本当にドラマティック過ぎて。
一昨年の年末に全くのノープランで会社を辞めた。
単純に会社があわなくてこのままここで時間を浪費する事に絶望的な気持ちになっていた。
何にも無かったけど取り敢えず先 . . . 本文を読む
小さいおうち を観た。
すべては、数冊の大学ノートから始まった。健史(妻夫木聡)の大伯母で、先日亡くなったばかりのタキ(倍賞千恵子)が遺した“自叙伝”だ。
大学生の健史は、一人暮らしのタキの身の回りの世話に来るたびに、執筆途中の原稿を読むことを楽しみにしていた。
そこには、まるで知らない国のような、昭和初期の日本が描かれていた。
物語は、タキが山形から東京へ奉公に出るところから始まる。
小説家 . . . 本文を読む
そんなわけで世間を賑わせていたフォルランのセレッソ大阪移籍が正式に発表された。
本田がACミランの10番として移籍した海の向こうのビッグニュースに劣らないJリーグでのビッグニュース。
年俸が6億円というJリーグ史上最高額であることを見てもその凄さが分かる。
かつてはドゥンガやレオナルドといった現役ブラジル代表が居たりしたJリーグだが、
今やJリーグファン意外にアピールできるようなビッグネーム . . . 本文を読む
ゼロから何かを始める事は大切だな、と思うようになる。
何をゼロとするかは個人の判断なのでその前提の段階で曖昧な話なのだが。
自分が思うにはすでにある関係者を頼らない、
ってイメージである。
旅だってある程度は関係者を頼ったが、
一度一人になってしまえばそこからは誰も頼れない。
外国ならばなおさら。
わずか1日でもそこに自分の居場所を作るのはゼロからの作業。
仕事もそんな気がする。
僕は . . . 本文を読む
未だに夜布団の中に居ると奇妙な感覚に襲われる。
旅の中での自分と今の自分が同一人物だったのか?
己すらよくわからないので世界のことはよくわからない。
どこでも入れ替わる事無く、
チェスキー・クルムロフで寝ていた自分が今の自分と同一人物とは実に奇妙。
数ヶ月前はチェコの田舎町で夜露に濡れる芝生を見ながらビールを飲んでいた。
人生とはまさに筋書きのないドラマで何が起きるのかわからない。
この先何 . . . 本文を読む
先日のアメトーークのハーフ芸人でのリロイの帰郷のVTRに号泣した。
ハーフ芸人は面白トークでハーフのあるあるネタを語るが、アレは凄いことだと思う。
実際はアレは何らかの差別の記録である。
ただし差別を受けてる人たちがそれを面白エピソードに昇華しているのである。
「子供時代自分だけ皮膚の色が周りと違っていて母を憎んだ」
と泣きながらふるさとの親戚に話すリロイのVTRを観てから見返すと
全てのエピ . . . 本文を読む
なんだか言いたいことが多くて引き続き同じテーマで。
この世の中に無限に溢れるコンテンツ。
傷つくのは子供ばかりではない。
大人だって昔は子供だったし、大人だって同じように傷つく。
外人だったりハーフだったり。
自分も外国に居る時には日本人としてバカにされたり、ガキにいじられたり。
僕はいい歳して独身なので以前はそれが非常にコンプレックスであった。
コレは笑い話に出来ないくらいコンプレックスに . . . 本文を読む
明日ママがいない というドラマを観ている。
まあ相変わらずほとんどのドラマを観ているので当然コレも観ている。
児童養護施設が舞台のドラマだが、その描き方に問題があるようで。
抗議が起きていて、CMスポンサーが次々と降りるという。
社会問題化しつつあるドラマです。
僕の実家の側にはコレと同じような孤児院的な施設があった。
そこには外国籍の子も居たし、小学校中学校の頃は今思うと非常に独特なものだっ . . . 本文を読む
ある日の朝の電車は最寄り駅から運良く席に座れた。
そんなことは滅多にない、初かもしれない。
30分ちょいの電車、疲労困憊でちょいと具合悪いので助かる。
しかし次の駅で杖をついたおばさんが乗ってきて斜め前に立った。
朝の電車は混んでるし座ってる人は寝てる人が多いので目の前の人も席を譲らない。
電車などで寝れない僕は仕方なく声をかけて席を譲った。
「助かります」と言ってくれて降り際にも「ありがとう . . . 本文を読む
30後半の年齡になった今ふと思うことがある。
若いころ将来の事など全く考えずにやっていたことが
今、血となり肉となり自分を支えている。
高校生の頃、近所だし友達に誘われてレストランの厨房で働いていた。
お陰で料理のノウハウを学びその後も料理を続け料理が得意である。
フリーター時代コンビニで働き、発注などをやらせてもらう立場になった。
当時はいやいややっていたがあの時コンビニのハイテクシステム . . . 本文を読む
久々に心の名盤を書いてみます。
今回ご紹介するのはマキシマムザホルモンの現時点での最新アルバム「予襲復讐」。
同じ音楽をやってる人間としてはパフォーマンス的に、音楽性的にちょっとずるいな
と感じさせる程のド迫力バンドです。
第一印象は決して良くなかったマキシマムザホルモンですが、
ほぼ全曲をマキシマムザ亮君が作っていて彼が非常にシャイであるところに、
自分と通ずる部分を感じて急に親近感が湧きま . . . 本文を読む
エンダーのゲーム を観た。
エンダー(エイサ・バターフィールド)は禁断の“サード(第三子)”として生まれたために、友達もいない孤独な少年時代を過ごしていた。
だが、彼はエンダー(終わらせる者)という名の通り、宇宙戦争を終わらせ地球を滅亡から救う使命を背負っていたのだ。
敵は、独自に進化し圧倒的な軍事力を誇る昆虫型生命体フォーミック。
その第二次侵攻に備え、世界中から選抜された少年戦士たちと共に . . . 本文を読む
トリック劇場版 ラストステージ を観た。
ある日、天才物理学者・上田次郎(阿部寛)は村上商事の加賀美慎一(東山紀之)から、海外の秘境にあるレアアース採掘のために力を貸して欲しいという依頼を受ける。
採掘権は獲得したのだが、その地域に住む部族が立ち退きに応じない。
彼らが信奉する呪術師(水原希子)が、「聖なる土地を他の者に渡すわけにはいかない」と言っているのだ。
呪術師が持つ不思議な力、未来を予 . . . 本文を読む
そういえば高校生の頃、おやじが良く
「大学の友達は一生の友だちになるから勉強はさておき大学には行っておけ」
と言っていた。
今大学を卒業して15年ほど、学生時代と変わらず大学の仲間たちと遊んでいる。
確かに大学の仲間たちはその時と変わらず付き合える。
皆結婚したり子供を授かったりと状況は変わるけど。
付き合いは変わらない。
大学はひとつしか選べなかったのでどれが真の正解だったかわからないが、 . . . 本文を読む
認めようが認めなかろうが人は老いる。
僕も確実に老いている。
老いを感じる要因って色々あるけども、
僕のような酒飲みは良い方の変わり方で老いを感じて凹むことがある。
いわゆる酒に弱くなるってヤツ。
そんなわけでビールばかり飲まないで別の酒を飲もうと思い始める。
どんな酒でも飲めるのだが面倒なのでビールばかり飲んでいた。
そんなわけで、せっかくヨーロッパに長々と行ってたしワインをもう少し本気 . . . 本文を読む