ひどいひとだね このぼくを
泥棒呼ばわりする気かい
ぼくはただこの屋根の下で
月あかりでズッタぐつを洗っていただけさ
窓辺の桜貝 石の上のコオロギ
どうしてそんなにのぞきこむんだ
ぼくはただこの戸口にかくれ
音楽や吐息を数えていただけさ
熊のようにうろつきまわるのはいけないという
長いうでがぶっそうだという
ひどいひとだね このぼくから
闇夜さえも盗ろうってんだね
6畳アパートの窓の下 電信柱 . . . 本文を読む
僕のアパートの隣の部屋は定期的にうるさい日がある。
アパート暮らしをした人ならば誰もが経験するであろうありふれた話である。
しかしなかなか度を越えた騒ぎである。
過去に住んだ部屋でも経験はあるが、今のお隣さんの騒がしさは僕の経験の天井である。
なにやら若い女の子を大量に連れ込んでいるらしく、おそらく酒を飲ませているのだろうが、その女子たちのテンションが半端ない。
声の感じからすると10代に . . . 本文を読む
最近は決まったメンバーでよく飲みに行くようになった。
昨日もサッカー観戦の後、いつものメンバーで居酒屋へ。
まるでサッカーのように、気の合ういつものメンバーで酒を呑むと連携も良くなり、気楽で楽しく、あまり僕をマイナスにさせる要素がないのでいい。
最近は居酒屋に行くのがウキウキしてしまう。
酒を呑むことが非常に愉快。
酒を呑んでいない時間は非常に不愉快。
また一人居酒屋放浪も始めよう。
. . . 本文を読む
今シーズン初めてのフクアリです。
初めてのJ2のジェフです。
J2に落ちましたがフクアリの空気感はいつも通りで正直、現場ではJ1でもJ2でも関係ない、ファンを喜ばせる試合をする事が大事だなと思いました。
試合は序盤からジェフペース。
ジェフはネットと倉田のツートップ、中盤に工藤、勇人、山口とボランチタイプを並べプラスアレックスという布陣。
4バックは渡邊、ミリガン、茶野、坂本。
倉田はFW . . . 本文を読む
呆れるぜ
どうやらクルクルと輪廻しているようで
今俺は生きているようだが
何においてもこれが最後さ
美しい音や画の魔法に取り付かれて生きている
それだけで生きている
それだけが生きている意味に思う
笑い声が
やたら乾いている
そんなものはたいして残らないからね
今日からは
ここから出来る限りの遠くを目指して行きましょう . . . 本文を読む
ハート・ロッカーを観た。
アカデミー賞を受賞していたので取り敢えず観ておこうと行きました。
イラク・バグダッドで活動するアメリカ軍の爆弾処理隊を描いた暗い映画です。
(お話)
戦争は麻薬。
2004年イラク・バグダッド。
爆弾処理をしていた中隊は無事処理が終わったと思った瞬間遠隔操作で爆弾を爆発させられ、直接爆弾を解体していた軍曹が死ぬ。
代わってやってきたウィリアム・ジェームズ二等軍曹( . . . 本文を読む
イーストウッド監督・主演作品です。
グレナダ侵攻をテーマにした映画です。
(お話)
喧嘩で留置所に入れられた荒くれ者のハイウェイ軍曹(イーストウッド)。
そんな彼に海兵師団に復帰する辞令が下る。
絵に書いたような鬼軍曹。
隊員達を超スパルタで訓練していく。
最初は反抗的な隊員達も他の隊との訓練でハイウェイ軍曹が他の隊を倒して行くやり方を見せ、徐々にハイウェイ軍曹に従うようになる。
経験豊富な . . . 本文を読む
恥ずかしがり屋である。
しかし恥ずかしがると言うことはとても重要だと思っている。
恥ずかしがる事によって損する事は多いかもしれない、日本社会では恥ずかしがらない人間の方が仕事は上手く行く事が多いと思う。
しかし恥が欠落した人間が嫌いなので僕は恥ずかしがりで良かったと思う。
営業の仕事をしている人が100%じゃない商品を必死に売ろうとしている。
恥ずかしくないのだろうか?と思ってしまう。
僕 . . . 本文を読む
夢も希望も恋も金も楽しみも無い。
悩みと憂いだけが5人前くらい有る。
この先、何に喜び、悲しみ暮らせばいいのだろうか。
何故僕は僕のまま暮らしているのだろうか。
病巣は深く見つからない。
何処の選択を間違えて、今日の僕は完成したのだろうか。
点滅した青信号を駆け抜けた少年時代。
無理して渡らず、ゆっくりと次の青信号を待てば良かったのだろうか? . . . 本文を読む
人間はみないずれ死ぬ。
必ずいずれ死ぬと知りながらなぜ今を過ごさなければならないのか。
今していることの全てが何になると言うのだろうか。
今まで勉強してきたことや蓄えてきた知識
集めてきた物
稼いできたお金。
これらに一体どれほどの意味があると言うのだろうか。
ちょっとずつ死ぬことの為に生まれてきて
死ぬまでの間の時間を潰すためだけの全ての行動。
繋がっていく命もどこかで必ず終わる。
. . . 本文を読む
気持ちよく酔っ払って眠ったが僅か3時間程の睡眠、早朝5時前に激しい嵐で起こされる。
アパート毎空に飛ばされてしまったんじゃないだろうか?
と思うほど部屋は揺れ、風の轟音が響いていた。
あまりに眠いので何とか引き続き眠ろうとも試みたが、とにかくそんな状態じゃなかった。
恐る恐るカーテンを開けてみると、そこは世界の終わりみたいに荒れていた。
見晴らしがいい部屋の窓からは大きく揺れる近所の看板。
. . . 本文を読む
ひどい風邪でフットサルをして酒を飲んでから中一日でまたフットサル大会。
案の定体は言うことを聞かない。
イメージとはかけ離れた体の動き。
思考回路も回らないのでミスを連発してしまう。
しかし活動期間も短いチームだけど初勝利を上げる事が出来た。
遊びみたいな大会でまぐれの要素が大きいが、やはり勝負事は面白い。
エクササイズ感覚で楽しみたいだけだけど、上手く行く事は面白い。
その後のお酒がと . . . 本文を読む
ココロとカラダがここにある。
何処からやって来たのか分からないココロがこのカラダにマッピングされどうやら僕が出来上がっているとされている。
鏡を見てそこに写り込んだ姿かたちを僕は僕と認識し、満員電車の中でも窓に映る人々の中でもすぐに自分を理解する。
一体いつこれが自分自身なんだと理解したのだろうか?
どうせ老けて、シワシワになって、禿げたりするのだろうけど、ココロはこのカラダから逃げられな . . . 本文を読む
毎月のようにクライアントの会社のフットサル活動に参加させてもらう。
もう一年近く参加させてもらっている。
当然挨拶するくらいの事はするが、名前すら知らない人ばかり。
そんな中初めてフットサル後の飲みに誘ってもらった。
風邪もひいててしんどかったけど、気合を入れて営業マンのようなキャラで参加する。
ハキハキと自己紹介したりして。
ベテラン社員さん達は難しそうだったので、若い男の子の社員さん達 . . . 本文を読む
狭い飲食店で食事をしていると、一人のおっさんが入ってきた。
アットホームな雰囲気の店員さんが「いらっしゃいませ・・・」と言いかけてやめたので振り返ってみた。
そのおっさん、年収の低そうなうだつの上がらないおっさんは「すいません、忘れ物をしてしまったようで・・・」と狭い店内で身をかがめ椅子の下を探し出す。
狭い店なのでほぼ満席、なのでおっさんは客の下を探す状態になる。
親切な店員さんが、他のお . . . 本文を読む