メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

影から逃げろ

2010年04月29日 | 思い出
子供の頃、どこまでもついてくる影が気持ち悪かった。

足から伸びる影。
何とかそいつを切り離そうと飛んでみたり転がってみたり。

こいつから開放されたら空を飛べたりもするんじゃないだろうか?
未だかつて誰もこいつから逃げられなかったのだろうか?

しかし逃げられなかった。
当時は本当に逃げようと思っていた。

大人になって安部公房の小説「壁 バベルの塔の狸」で影を取られた男の話を読んで、影があって良かったと思った。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。