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メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

12、日本人

2013年02月16日 | 魂の旅立ち
36年日本で生きてみたが、何かとどん詰ってしまった。
人より多くを望んだが、望んだことは何も成し遂げられなかったし
この先を生きていく希望も抱けない。

駄目だったという結論を出すには十分な時間は過ごした。

そんなことがあり自分の思考パターンを変えたくなり、
自分探しと自分の居場所探しの為に日本を離れてみた。

なぜ自分が日本人なのか?自分ってなんなのか?
なぜ苦しみ、なぜ生きなければならないのか?
そんなことを知りたくなって。

早速思ったことは海外に来てしまえば繊細なパーソナリティなどなんの意味も持たない。

言葉が通じないが人間と向かい合い続けなければならない。
僕の多くを形作っている、オチまでに辿り着く間にある周りくどい繊細で細かい描写はなんの意味も持たない。
とにかくオチを伝えなければならず、オチだけを連呼するようなことばかり。

外人の思考回路はさっぱり分からないが、先進国ならばおそらく日本人とそんなに価値観は違わないのではないか?
と思い始めている。

そんなことより町が美しい。
とにかく町が美しい。
それは確実に日本人のセンスを大きく上回る。
損得勘定より心の豊かさを優先させているのを感じる。
ベンチの数が多いところに僕はそれを感じる。
土日にお店をやらないことにそれを感じる。

僕を捉えてやまない美意識がこちらの人々とシンクロしてしまう。
何かこっちの方が自分に合ってる気がする。

仕事も家族も無い僕が日本に帰る必要性があるのか?
と考える。
他の場所で生きていく選択肢もあるのではないか?
と僅かな日数で考え始めて止まらない。

人生はフリースタイル。
一度しか無い。

無駄に過ごしてしまった時間も沢山あるが、
ここから暫くはホントに無駄には過ごせないというプレッシャーを感じる。

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