メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

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サンローラン

2015年12月22日 | 映画
サンローラン を観た。

イブ・サンローランの伝記映画です。
ベルトラン・ボネロ監督です。

ご存知フランスのデザイナー、イブ・サンローランの全盛期?辺りの苦悩を描いています。

かなりのフランス映画なテイストでした。

あまりり脈絡を明確にせず淡々と叙情的に描いていてアーティスティックな作風でした。
尺も長く、特別盛り上げる演出も無く、正直結構疲労感を感じる作りです。

あまりサンローランの事を知らなかったですが、
こんな感じの人だったのですね。
かなり勉強になりました。

繊細で悩みがちで。
酒と薬に溺れるアーティストなのですね。

それでいてゲイで、バイセクシュアルなのかな?
主に男性同士のラブシーンがちょいちょいで。
ちょいと僕は苦手なので観るのはしんどかったです。

日本版なのでそれなりにモザイク入ってますけど、ガッツリ裸ですね。
なんでR15なんだろう?と思って観に行きましたけどすぐに納得しました。

イブ・サンローランを演じるのはギャスパー・ウリエル。
いやぁなかなかのなりきり、名演でした。
繊細なアーティスティック男、
なんとも言いがたいフェミニンな雰囲気がプンプンに出てて良かったです。

あまり目立つ役じゃなかったですがレア・セドゥも出てました。
今やハリウッドで成功してる感じが強いのでなんか作品に豪華さを与えますね。

他にもジェレミー・レニエ、ルイ・ガレルなどヨーロッパ映画でちょいちょい見かける名優たちが揃っていました。

あまり映画慣れしてない人が見るには退屈な作品と思いますけど。
イブ・サンローランという人の勉強が出来て良かったです。

クリエイティブな人間はこういうややこしい複雑な要素があるんですよね。
僕もクリエイティブ人間なのでこういう苦悩はよく分かります。

ただ・・・ゲイのラブシーンは苦手ですねぇ。


そんなわけで5点です。

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