ワールドオブライズ

ワールドオブライズを観た。

レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウ主演の中東の自爆テロなどを問題にした実話を元にしたリドリー・スコット監督のフィクション映画です。

リドリー・スコットは結構好きなので観ます。

冒頭にはこれは何とかいうジャーナリストの手記を元にしたフィクションだが、今世界に実際に起こっている事だみたいな警告が出ます。

CIAのエリート潜入捜査官のフェリス（ディカプリオ）は中東で自爆テロ組織のアジトを探すために色々危険な目に遭っています。

その上司のホフマン（ラッセル・クロウ）は安全な場所から電話で指示を出す仕事。
冷酷な男。

二人ともテロ撲滅への情熱は凄い。

目的のためには人も殺す。

（ネタバレ）
フェリスは怪我した先の病院の看護婦さんアイシャに恋する。

ホフマンは反対するがフェリスはハニと言う恐ろしい中東の実力者と手を組んでアジトを探すためスパイを送る。

またフェリスとホフマンは偽のテロリストを作り出し、テロ集団の動向をうかがう。

しかしフェリスはアイシャをさらわれテロ集団に捕まる。
テロ集団はCIAのエリート捜査官を捉えたのは大いなる意味があると拷問し例の如くカメラの前で処刑しようとする。

ハニの一味のスパイのおかげでギリギリでハニが助けに来てテロ集団のボスをついに捕らえる。



（評価）
なかなかスリリングで迫真の映画でした。
男臭い、汗っぽい空気感はさすがリドリー・スコットでした。

自爆テロは怖くて考えさせられる今とてもいいテーマだったと思います。
内容も迫真でのめり込んでしまいました。

宗教紛争は地球規模の大きな困難だと思います。

ラッセル・クロウが太っていい味出していた。
ディカプリオの演技はいつも通り妥当に上手かった。

これといってランキング上位にはいかなそうだが見逃せない映画だと思いました。

そんなわけで７点。

リドリー・スコットはすべらんな～。