メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

レッドクリフ part1

2008年11月14日 | 映画
レッドクリフpart1を観た。

皆さんご存知の三国志。

その歴史の中でも最も有名な赤壁の戦いをジョン・ウーが大作に仕上げました。

赤壁の戦いについて知らない人は横山光輝の三国志を読むか、webで調べてください。

とてもドラマチックで痛快極まりない戦争です。

当時圧倒的な力を持っていた魏の君主曹操が呉の孫権を制圧しようと80万の軍勢で陸と川から赤壁に攻め入ってきます。

既に曹操に敗れていた劉備と孫権が同盟を組みそれに挑む。

それを影で操作してるのが後の蜀の君主となる劉備の配下の天才軍師、諸葛亮孔明。

孔明のあまりに天才の策略が炸裂しまくるお話です。


レッドクリフの主役は孔明と周瑜って感じです。

映画としてはお金かかってる感じで凄いですが、三国志ファンの僕が知っているお話と違う部分が多くて少々納得できませんでした。

中国人が描いたのだから文句は言いにくいですけど、かなり脚色されています。


・劉備の軍勢が全員赤壁に援軍に出てしまう

・超雲がかなりカッコよく描かれている

・孔明と周瑜が親友になってしまう

・孔明の策略が省かれている

・良く知らない戦いをやっている

・甘寧が甘興という武将になっている。(元々は甘寧だったが脚色したため別キャラにしたそうです)

・出てくる武将が少ない

等の違いがありました。

知っている三国志を期待して行った僕には少々残念な脚色でした。


脚色するのは当然と思いますが
僕がおもしろいと思う部分ほど変えられていたので、中国人とはセンスが違うのだなとショックを受けました。


音楽もなんか微妙で、どうでもいいようなシーンをさぞ意味深っぽく長々とやっていたので思わずリモコンを探してしまいました。

CGも雑な仕上がりに思いました。

ですので5点です。

三国志好きにはあまり受け入れられないかもしれない映画です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。