アフターアース

アフター・アース　を観た。


近未来、人類は地球を捨てて別の惑星に住んでいた。
伝説の兵士サイファ（ウィル・スミス）と見習い兵士の息子のキタイ（ジェイデン・スミス）は任務の帰りに事故に巻き込まれとある星に不時着する。
キタイは父に憧れつつも姉を救わなかった事から距離を置くようになった。
二人が辿り着いた星は今は危険な星と化した地球だった。
怪我したサイファの指示の元、バラバラに墜落した別の機体に緊急シグナルを探しに行くキタイ。
しかし次々と危険が迫る。

って話。


スミス親子共演で話題の映画ですね。
監督は久々な気がするMナイト・シャマランです。

企画モノ感が強いのでいつものMナイト・シャマラン作品とは若干違うテイストでした。
人間ドラマに重点を置いたSFですね。

主人公はウィル・スミスではなく息子の方です。

地球を支配した化け物たちは人間の恐怖心を探知して襲ってくる。
ウィル・スミスは恐怖心を抱かないスーパー兵士で化け物たちからは見えない。
という設定はなかなかいいね、と思いました。
化け物たちは無茶苦茶恐ろしいのに探知されなければ殺したい放題だからね。
兵士たちは恐怖心を抱かない訓練をするという。

映画の一番の印象ですが、
親子の確執がメインテーマで父はイチイチ正しい事を言うのにアホな息子がイチイチ逆らって違う行動をして”ほれ見たことか！”の繰り返し。
ちょっとうんざりします。

どうせ息子の成長を描きたいんでしょ？
最後は恐怖心を抱かなくなるんでしょ？
言うても主人公はまだまだ子供だし、どんなピンチに遭っても死ぬことは無いでしょうし。
などと予想せざるを得ない展開でした。

まあ・・・案の定の繰り返しです。

最近のハリウッドSFなので映像はそれなりのクオリティです。

でっかい鳥と友情が芽生え助けられるシーンが一番ジーンとしました。


そんなわけで４点です。


まあ、スミス親子で一発企画物やってみよう！
ってことでしょうね。

息子の今後に期待・・・は特に無し。