駅の近く

駅の近くって何処までだろうか？

僕はよく歩く。
徒歩1時間以内なら別に普通に歩く。
30分なんて当たり前のように歩く。

しかしながら世の中の人は徒歩10分で遠いとか言う輩が多い。
徒歩10分で駅から遠いとか。
いやいや、近いから！

現代人の歩かなさっぷりに腹が立っているのです。

戦国時代とか大好きな僕はすぐに
「つい数百年前の戦国時代の侍達は、
大阪まで重い荷物持って歩いて行って、
挙句の果てに殺し合いの戦争してんねんで！！」
と不毛な事を言い、キョトンとされる。

先日、とある場所に行こうと知らぬ街を歩いていた。
知人に、駅のすぐ近くと聞いていたので駅の半径10分位から警戒して探しながら歩いていたら、
ホントに近くて駅のロータリー付近だった。

アレ？通り過ぎたのかな？と何度も不安になって行ったり来たりした。
自分の距離感が他人と合わさらない不便さを感じた。



ここからはちょっと別の角度の話だが、
世の中には駅前〇〇というものがやたらある。
駅前広場、なんとかチェーン〇〇駅前店、駅前医院・・・・。

先日、とある街を散歩していたら駅前歯科、という歯医者さんがあった。
え？ちょっと駅から歩いたけど、ここはまだ駅前ですか？
駅前〇〇は何処まで名乗っていいのですか？
駅がはっきり見える場所ならいいのですか？

前半の僕の意見で言えば、
人を歩かせるべきなので、
かなりの距離まで駅前〇〇と名乗って欲しいのだが、
流石にその精神は図太すぎるなと、
思ってしまうのです。

駅前って何かね？