勝負パンツ

風呂上り。
バスタオルで体を拭いてパンツを履く。

その時意外に考える自分が居る。

当然お気に入りのパンツがある。
そしてもう引退間近のパンツや、イマイチ気に入らないパンツもある。

気持ちの悪い話だが、どれを履こうか悩んだりする。

念のため、念のため、万が一があるかもしれないので今日はお気に入りの勝負パンツで行こう。
明日はどうせ何処に行く予定もないからこれでいいや。
などと選別している。

勝負パンツが陽の目を見たことは未だに無い。

そして基本的にOPP（お腹ピーピー）な僕。
このパンツ履いてる時絶対下るわーってパンツもある。
何故か分からないが下る。
最近では風呂上りそのパンツを履いた瞬間、また明日OPPかーって思う。
そしてその予感が外れた事はない。
いったい何がそうさせるのか？
論理的思考で考える。
締め付け具合がデリケートな僕の体に悪影響を及ぼしている。
と考えている。

何にせよパンツを選んでいるときの自分はひどく情けないであろう。