マザーウォーター を観た。
今年度公開の映画でもシーサイドモーテルに並び僕が高い期待を寄せていた映画で非常に楽しみにしてました。
小林聡美モノは僕の期待を裏切らないという点でも期待度が高いです。
かもめ食堂、めがね、プールの次って感じの映画です。
絶対に面白いが確定しているので安心して観に行けます。
(お話)
京都のとある街に暮らす人々。
ウィスキーしか置いておらず気の向いた時しか開かないバーを営むセツコ(小林聡美)。
最近街にやってきた人。
少し陰のある感じで物憂げで悟った感じの女性。
静かで小さな喫茶店をひっそりと営むタカコ(小泉今日子)。
最近街にやってきた人。
自由で優しくて優雅で悟った感じの女性。
豆腐が好きだから豆腐屋を営むハツミ(市川実日子)。
最近街にやってきた人。
好奇心が強く社交的で明るい女性。
家具工房を営むヤマノハ(加瀬亮)。
セツコの人間性に関心があるようでいつもセツコのバーに通っている。
古くからある銭湯オトメを営むオトメ(光石研)。
街の移り変わりを静かに優しく見守り続ける人。
小さな子供が居る。
銭湯オトメを手伝う若者ジン(永山絢斗)。
人生の変革期に迷っている。
オトメとまるで親子のよう。
街の象徴のようにあちこちの場所に居るマコト(もたいまさこ)。
独特の人間性で、一人暮らしの寂しさを感じさせず色んな人々とふれあい暮らしている。
そして色んな人々をそっと後押しするように暮らしている。
他人同士だったセツコやタカコやハツミ等もマコトをきっかけにみんな友達になっていく。
(評価)
超良かったです。
素晴らしい映画でした。
やはり面白い確定映画です。
今作が初監督の松本佳奈監督ですがめがねやプールに携わってるだけあって完璧でした。
優しくて優しくて素敵な空気感で泣きそうになりました。
これと言ったストーリーは無く普通の生活を描いた群像劇です。
今作はやはり小泉今日子が加わったのが非常に大きかったですね。
よくぞキャスティングしてくれたと思いました。
グーグーだって猫であるでスローライフ系映画に超ハマる女優さんと確認しましたが、今回も完璧にハマってました。
小林聡美との対称性も良かったと思います。
小林聡美は言わずもがなスローライフ系の女王と言っても良いですが、小泉今日子はまた違った良さがあります。
序盤は全然他人同士の二人ですがハツミやマコトを介してつながって行き友達になる。
ハツミのお豆腐屋で二人が同じフレームに収まった時「おお」と少し感動しました。
ジュラシックパークやジョーズでスピルバーグ監督がなかなか恐竜やサメを見せない手法で観客をじらした戦法です。
共通の知人が居るのに無関係な二人にやきもきしました。
タカコの家で陽だまりのような食事会をしてるセツコやハツミに素敵な気持ちになりました。
子供がこの物語の核となっていてみんなが違和感なくまだ歩けない子供を代わる代わる面倒をみる。
皆自然に、自分の子供のように扱う。
この子供に合わせて撮影したそうで優しい空気感はその辺からも醸しだされたのかもしれないです。
永山絢斗はイケメンですがナヨナヨした要素もあってこの映画に合ってたと思います。
このジンだけが何か事情があるようで人生の選択をして街から去りますが、事情の説明はありません。
その辺もなんか良かったです。
俺のMEGを・・・と出てきた時はちょっとイラッとしましたけど好きな役者です。
瑛太はあまり好きじゃないですがこの子はいいです。
もたいまさこのマコトが子供と並んで核になってる様な感じでした。
もたいまさこだけかもめ食堂からキャラが一貫してるような気がします。
この世界観を出すのに不可欠な存在なのだろうな、と思いました。
そんなわけで8点です。
一歩間違えれば眠ってしまうような映画ですが、それほどのどかな空気感です。
この映画なら10時間でも観れるのに・・・と終わるのが惜しかったです。
マコトが子守唄にハンバートハンバートを歌っていて「おお!」と思ってしまいました。
僕が毎日聞くアーティストのひとつで非常に好んでいます。
その点でも僕にピッタリの映画でした。
今年度公開の映画でもシーサイドモーテルに並び僕が高い期待を寄せていた映画で非常に楽しみにしてました。
小林聡美モノは僕の期待を裏切らないという点でも期待度が高いです。
かもめ食堂、めがね、プールの次って感じの映画です。
絶対に面白いが確定しているので安心して観に行けます。
(お話)
京都のとある街に暮らす人々。
ウィスキーしか置いておらず気の向いた時しか開かないバーを営むセツコ(小林聡美)。
最近街にやってきた人。
少し陰のある感じで物憂げで悟った感じの女性。
静かで小さな喫茶店をひっそりと営むタカコ(小泉今日子)。
最近街にやってきた人。
自由で優しくて優雅で悟った感じの女性。
豆腐が好きだから豆腐屋を営むハツミ(市川実日子)。
最近街にやってきた人。
好奇心が強く社交的で明るい女性。
家具工房を営むヤマノハ(加瀬亮)。
セツコの人間性に関心があるようでいつもセツコのバーに通っている。
古くからある銭湯オトメを営むオトメ(光石研)。
街の移り変わりを静かに優しく見守り続ける人。
小さな子供が居る。
銭湯オトメを手伝う若者ジン(永山絢斗)。
人生の変革期に迷っている。
オトメとまるで親子のよう。
街の象徴のようにあちこちの場所に居るマコト(もたいまさこ)。
独特の人間性で、一人暮らしの寂しさを感じさせず色んな人々とふれあい暮らしている。
そして色んな人々をそっと後押しするように暮らしている。
他人同士だったセツコやタカコやハツミ等もマコトをきっかけにみんな友達になっていく。
(評価)
超良かったです。
素晴らしい映画でした。
やはり面白い確定映画です。
今作が初監督の松本佳奈監督ですがめがねやプールに携わってるだけあって完璧でした。
優しくて優しくて素敵な空気感で泣きそうになりました。
これと言ったストーリーは無く普通の生活を描いた群像劇です。
今作はやはり小泉今日子が加わったのが非常に大きかったですね。
よくぞキャスティングしてくれたと思いました。
グーグーだって猫であるでスローライフ系映画に超ハマる女優さんと確認しましたが、今回も完璧にハマってました。
小林聡美との対称性も良かったと思います。
小林聡美は言わずもがなスローライフ系の女王と言っても良いですが、小泉今日子はまた違った良さがあります。
序盤は全然他人同士の二人ですがハツミやマコトを介してつながって行き友達になる。
ハツミのお豆腐屋で二人が同じフレームに収まった時「おお」と少し感動しました。
ジュラシックパークやジョーズでスピルバーグ監督がなかなか恐竜やサメを見せない手法で観客をじらした戦法です。
共通の知人が居るのに無関係な二人にやきもきしました。
タカコの家で陽だまりのような食事会をしてるセツコやハツミに素敵な気持ちになりました。
子供がこの物語の核となっていてみんなが違和感なくまだ歩けない子供を代わる代わる面倒をみる。
皆自然に、自分の子供のように扱う。
この子供に合わせて撮影したそうで優しい空気感はその辺からも醸しだされたのかもしれないです。
永山絢斗はイケメンですがナヨナヨした要素もあってこの映画に合ってたと思います。
このジンだけが何か事情があるようで人生の選択をして街から去りますが、事情の説明はありません。
その辺もなんか良かったです。
俺のMEGを・・・と出てきた時はちょっとイラッとしましたけど好きな役者です。
瑛太はあまり好きじゃないですがこの子はいいです。
もたいまさこのマコトが子供と並んで核になってる様な感じでした。
もたいまさこだけかもめ食堂からキャラが一貫してるような気がします。
この世界観を出すのに不可欠な存在なのだろうな、と思いました。
そんなわけで8点です。
一歩間違えれば眠ってしまうような映画ですが、それほどのどかな空気感です。
この映画なら10時間でも観れるのに・・・と終わるのが惜しかったです。
マコトが子守唄にハンバートハンバートを歌っていて「おお!」と思ってしまいました。
僕が毎日聞くアーティストのひとつで非常に好んでいます。
その点でも僕にピッタリの映画でした。