メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

サイドウェイズ

2009年11月10日 | 映画
サイドウェイズ を観た。

ハリウッド映画のリメイクです。
全編アメリカで撮っているし、映像もアメリカ映画みたいです。


(お話)
あまり売れないシナリオライター斉藤道雄(小日向文世)はシナリオライターの講師等をして暮している。
かつてカリフォルニアに留学していた事がある。
アメリカに住んでいる留学時代の友人上原大介(生瀬勝久)の結婚式に参加する為アメリカにやって来た。
大介は売れない役者をしているが今の本業はレストランの店長。
そこのオーナーの娘と結婚する。

しかし結婚前に遊びたいと大介は結婚式のワイン探しと偽って道雄を誘って二人でドライブ旅行に出かける。

途中古い恩人を訪ねるが既に亡くなっており、その奥さんに旦那のムスタングを譲られる。そしてかつて道雄が家庭教師をした生徒田中麻有子(鈴木京香)が今こっちで働いていると聞かされる。
二人はカリフォルニアのナパバレーに向かう事にする。
ワインが大好物の道雄は元々ナパバレーに行くつもりだった。

大介は超軽い性格でナンパばかりする。
そして立ち寄ったレストランでナンパした相手が麻有子とその友達ミナ・パーカー(菊地凛子)だった。

(ネタバレ)
道雄は若い頃麻有子に恋していたが大介が当時道雄がデートに迎えに行くはずの車で事故ってしまい迎えに行けなくなりそれっきり。
現在執筆しているシナリオ「タイムアフタータイム」はその頃の思い出をモデルにしたもの。

大介はミナとすぐに恋仲になる。
結婚式を控えてるので必死に止める道雄だったが二人はどんどん親密になる。

一方道雄ももう一度麻有子にアタックする気持ちが芽生えていた。
麻有子は一度結婚に失敗しており日本での色んなしがらみから逃れるためナパバレーで自分の居場所を作ろうとワインの案内人みたいな仕事を頑張っていた。
日本の支店を任せたいと言うお願いを何度もされるが断っていた。

日本からの電話で道雄のシナリオがドラマ化されると連絡が入り道雄は喜ぶ。

麻有子は仕事で結婚式用のワインを急遽用意しなきゃならないトラブルが起きるが、道雄のアドバイスと手助けでそれを乗り切る。

4人はパーティしたりピクニックに出かけたり楽しい日々を過ごす。
大介とミナは完全に親密で二人で日本に帰ってレストランを開こうなどと盛り上がる。
道雄は麻有子にキスをされ一緒に日本に帰ろうと言うが、こっちで頑張りたいと拒否される。

大介が婚約していると知った麻有子は騙したのね!と道雄を責める。
責任を感じた道雄はミナに全てを話し、大介はミナに殴られてフラれる。

その後SMの女王様みたいな女とトラブったりするがやっぱり婚約相手が一番と覚悟を決める大介。

道雄は度々来る日本からの電話で脚本を修正しましたと言われ、最終的に道雄は原案で脚本は道雄の教え子でクレジットを表示すると言われる。
怒る道雄はレストランで騒ぎ、池で泳いだりして落ち込む。

そして執筆していたタイムアフタータイムを捨てるがそれを大介が貰う。
大介はそれを麻有子に送る。

大介の結婚式を終え道雄は最後のアタックをする。
今から迎えに行くから家の鍵を開けて置いてくれ。
鍵が開いてなかったら諦めて帰る、と。

そして麻有子の家に行くが鍵は閉まっていた。
道雄を見かけて駆けつけたミナに、麻有子は東京に行ったよ!と聞かされ慌てる。


(評価)
可もなく不可もなくって感じでしょうか。
結構物足りない感じの映画ですが、優しくて画が綺麗だったので悪くは無かったと思います。

しかし日本の役者を外人が監督したせいか、やたらオーバーな演技でかなり気になりました。
演技派をそろえたので何とか不自然さは無い仕上がりになっていたようでしたが、もっと日本人らしさを出して欲しかった気がします。

小日向さんを主役にするってのは非常に素晴らしい事だと思いました。

鈴木京香さんが流石におばさんになったなぁって思いました。
あまり綺麗に撮ってもらえてなかったように思いました。

生瀬さんは相変わらずのおちゃらけキャラでしたが、いつもよりはおいしくしてもらえてなかったと思います。

菊地凛子は眉毛の手入れもしていないような女性でしたが、流石にアメリカ馴れしていて一番ナチュラルでした。

日本人がアメリカに居るって感じは良く出ていました。
小日向さんのオーラかな?

そんなわけで5点。

ホント可もなく不可もなくでした。



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