10 クローバーフィールド・レーン
を観ました。
目を覚ましたら、シェルターの中にいることに気付いたミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)。その日から「きみを救うためにここへ連れてきた」と話すハワード(ジョン・グッドマン)、自らシェルターに逃げてきたエメット(ジョン・ギャラガー・ジュニア)の3人のシェルターでの共同生活が始まる。ハワードは、本当に信用できるのか?それとも別の目的がある悪人なのか?疑心暗鬼の中、共同生活が続いていく――。
ある日、ミシェルは必死にシェルターから抜け出そうと試みるが、「ドアを開けるな!皆 殺されるぞ!」と叫びながら制止しようとするハワード。ミシェルはシェルターのドアまでたどり着く。ミシェルの表情が恐怖と驚きに満ちた表情に変わっていく。
シェルターのドア越し、彼女の眼に見えていた世界とは――?
ダン・トラクテンバーグ監督作品。
監督以上に存在感と影響力が強いJ.J.エイブラムス制作です。
J.J.エイブラムスらしいハリウッド王道のSF感と独特の仕掛けをミックスしたような映画でした。
クローバーフィールドも昔劇場で観ましたが、なかなか印象に残るかなり刺激的な映画でした。
一応その続編という位置付けらしいです。
ただし自分はそういうことすら知らず、ほぼ前情報無しで観に行きました。
結果そういう前情報すら無しで観にいった方がいいでしょう。
かなり謎めいた導入部でした。
全く唐突に地下に閉じ込められ目覚め地上は滅びたと聞かされひたすら疑いの中で気味の悪い男と過ごすという。
うまいこと観客をミスリードしまくる映画だと思います。
自分もかなり疑いましたが、そんなに素直に行くわけ無い、
とまんまと疑いながら観た時点で作り手の策略にハマってしまったと思います。
結構な期間を3人で地下生活しますが、
疑いのない時期ほのぼのと暮らしているシーンは何か良かったです。
ほぼ3人だけしか登場人物が居ない完全な密室劇です。
SFなのに密室劇、それでいてぶっ飛んだ展開。
色々な密室劇を観てきましたがコレは中でも相当斬新な方だと思います。
なかなかべっぴんさんのメアリー・エリザベス・ウィンステッドが主演でしたが、
強烈なインパクトを残しているわけじゃないですが、それなりに上手くこなしていたと思います。
もう少しクセの強いキャスティングでも良かった気もしますが。
エイリアンから続くSFの女性ヒロインの王道にはハマっていたと思います。
ジョン・グッドマンが謎めいた怪しい男を演じていましたが、かなり見事な仕上がりでした。
この映画の最大の成功ポイントはこの人のなりきりでしょう。
自分はジョン・グッドマンといえばバートン・フィンクのあのキャラが非常に印象的ですが、
それを思い出させてくれるような仕上がりでした。
ジョン・キャラガー・Jr.がジョン・グッドマンの子分的なもう一人の男を演じていましたが、
こちらもさほどインパクトがない差し支えない役どころでした。
こういう映画のイマジネーションを抱くのはよくわかりますが、
このクオリティで仕上げたのは結構見事だと思いました。
A面とB面があるような映画ですが、
B面になってからはちょっとチープさがしんどかった部分はあります。
そんなわけで6点です。
を観ました。
目を覚ましたら、シェルターの中にいることに気付いたミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)。その日から「きみを救うためにここへ連れてきた」と話すハワード(ジョン・グッドマン)、自らシェルターに逃げてきたエメット(ジョン・ギャラガー・ジュニア)の3人のシェルターでの共同生活が始まる。ハワードは、本当に信用できるのか?それとも別の目的がある悪人なのか?疑心暗鬼の中、共同生活が続いていく――。
ある日、ミシェルは必死にシェルターから抜け出そうと試みるが、「ドアを開けるな!皆 殺されるぞ!」と叫びながら制止しようとするハワード。ミシェルはシェルターのドアまでたどり着く。ミシェルの表情が恐怖と驚きに満ちた表情に変わっていく。
シェルターのドア越し、彼女の眼に見えていた世界とは――?
ダン・トラクテンバーグ監督作品。
監督以上に存在感と影響力が強いJ.J.エイブラムス制作です。
J.J.エイブラムスらしいハリウッド王道のSF感と独特の仕掛けをミックスしたような映画でした。
クローバーフィールドも昔劇場で観ましたが、なかなか印象に残るかなり刺激的な映画でした。
一応その続編という位置付けらしいです。
ただし自分はそういうことすら知らず、ほぼ前情報無しで観に行きました。
結果そういう前情報すら無しで観にいった方がいいでしょう。
かなり謎めいた導入部でした。
全く唐突に地下に閉じ込められ目覚め地上は滅びたと聞かされひたすら疑いの中で気味の悪い男と過ごすという。
うまいこと観客をミスリードしまくる映画だと思います。
自分もかなり疑いましたが、そんなに素直に行くわけ無い、
とまんまと疑いながら観た時点で作り手の策略にハマってしまったと思います。
結構な期間を3人で地下生活しますが、
疑いのない時期ほのぼのと暮らしているシーンは何か良かったです。
ほぼ3人だけしか登場人物が居ない完全な密室劇です。
SFなのに密室劇、それでいてぶっ飛んだ展開。
色々な密室劇を観てきましたがコレは中でも相当斬新な方だと思います。
なかなかべっぴんさんのメアリー・エリザベス・ウィンステッドが主演でしたが、
強烈なインパクトを残しているわけじゃないですが、それなりに上手くこなしていたと思います。
もう少しクセの強いキャスティングでも良かった気もしますが。
エイリアンから続くSFの女性ヒロインの王道にはハマっていたと思います。
ジョン・グッドマンが謎めいた怪しい男を演じていましたが、かなり見事な仕上がりでした。
この映画の最大の成功ポイントはこの人のなりきりでしょう。
自分はジョン・グッドマンといえばバートン・フィンクのあのキャラが非常に印象的ですが、
それを思い出させてくれるような仕上がりでした。
ジョン・キャラガー・Jr.がジョン・グッドマンの子分的なもう一人の男を演じていましたが、
こちらもさほどインパクトがない差し支えない役どころでした。
こういう映画のイマジネーションを抱くのはよくわかりますが、
このクオリティで仕上げたのは結構見事だと思いました。
A面とB面があるような映画ですが、
B面になってからはちょっとチープさがしんどかった部分はあります。
そんなわけで6点です。