メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

裸足の1500マイル

2009年11月14日 | 映画
オーストラリア原住民のアボリジニと仕事にやってきた白人との混血児が多く居た。

オーストラリア政府はそんな子供たちを野蛮なアボリジニの生活から切り離し、正しい教育を受けさそうと無理矢理母親から奪い去り、施設で生活させていた。

主人公の少女デイジーと妹モリー、従兄弟のグレイシーもある日白人達がやってきて無理矢理連れ去られる。

施設は決して悪いところではないが、皆親元に帰りたい。
脱出を試みるものも居るが、アボリジニなのに白人の下で働く追跡人と呼ばれる男の執拗な追跡にみんな連れ戻されてしまう。

ある晩デイジーもモリーとグレイシーを連れて脱出する。

以前話で聞いたウサギ避けのフェンスに沿ってひたすら歩く。

デイジーは賢く、常に足跡を消したりして旨く追跡人をかわしながら何千キロも歩き続ける。

途中弱音を吐いて歩けなくなるモリーをおんぶしたり、民家の洗濯物から靴下を盗んで少しでも足の負担を減らしたりしてひたすら歩く。

途中ママに会いたいと別の道を行ったグレイシーは隠れていたデイジーたちの目の前で捕まってしまう。
それ以来グレイシーとは再会しなかった。

デイジーの根性が勝り、警察や追跡人たちの予算は尽き、これ以上追跡は出来ないとなり、遂にデイジーとモリーは故郷へと帰る。

ラストは老人となったデイジーとモリー本人が出ている。

その後何度か捕まったが、その度逃げ出して1500マイル歩いたそうです。


(評価)
とてもいい映画です。

オーストラリアの悪い政策の被害をこうむった人達の悲しみが良く描かれています。

灼熱の砂漠地帯を根性で歩く少女達。
とても芯のある強い子供たちでした。

演技もとても良かったとおもいます。

全体的に映像がとても綺麗でプロモーションビデオのようで僕は好きでした。

そんなわけで7点。

最近オーストラリアが気になって仕方無い僕です。

なので1度くらい、世界の中心で愛を叫びに行ってこようかと思っています。



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