少年メリケンサックを観た。
宮藤官九郎監督、脚本の映画。
レコード会社のがけっぷちOLかんな(宮崎あおい)とおっさんパンクバンド、少年メリケンサックのはちゃめちゃツアーを描いたコメディ、ロードムービーです。
新人発掘部のかんなは次の発掘に失敗したら契約を切ると社長の時田(ユースケ・サンタマリア)に言われていた。
二人は今まで沢山の新人発掘に失敗しその度酒を飲んでいた。
そこでネットで見つけた少年メリケンサック(以下SMS)というカッコいいパンクバンドに興奮し社長に話したら、契約したら昇進と言われはしゃぐ二人。
かんなの彼氏はひもで才能のないフォークシンガー(勝地涼)、その彼のコネになる為にも出世したい。
そこでSMSのベーシストでリーダーのアキオ(佐藤浩市)に会いに行ったが小汚い50歳のおっさんだった。
何と動画は25年前の映像でSMSはとっくに解散していた。
しかし先走った社長はネットに動画を流し、グッズを作ったりツアーを決めたりしてかんなは追い詰められる。
しかしアキオは「奇跡をみせてやろうじゃねぇか」とやる気満々。
かんなもそれに期待する。
(ネタバレ)
アキオの弟のハルオ(木村祐一)はアキオと絶縁していて田舎で農業をしていて最初は断るが、参加する。
ドラムのヤング(三宅弘城)は一人だけ若く、他のメンバーを尊敬していて再結成にノリノリ。
ボーカルのジミー(田口トモロヲ)は事故の後遺症で喋れず、歩けず。
みんな衰え、演奏も出来ず、ひどい状態のメンバーに絶望するかんな。
しかしツアーは始まり、前評判で凄い期待値でお客は集まるが、現れたのは4人のおっさんでまるで演奏が出来ず、ひどいブーイングを浴びる。
しかしツアーを続けて行く内に段々上達し、ライブも盛り上がるようになってくる。
同時進行でSMSの過去が、かんながインタビュー役で関係者から語られる。
ハルオとジミーは元々アイドルとしてやっていて、それを馬鹿にしていたアキオ。
レコード会社の社長(ピエール瀧)がチンピラのヤングをけしかけ、ライブをぶち壊しそこでそのままSMSは結成された。
ぶっとんだライブパフォーマンスで評価を得ていたSMSだったが、最初はパフォーマンスだったアキオとハルオの喧嘩が徐々にマジになり、アキオはハルオを騙し、ハルオは覚醒剤所持で逮捕され、その後のライブで喧嘩しそこに飛び込んだジミーが二人のギターで殴られ、死にかけて解散。
そんな25年前だった。
その再現のように二人はまたライブ中喧嘩しギターで殴り合い二人共骨折する。
テレビ出演が決定した直後のアクシデント。
かんなは彼氏に浮気され別れる。
しかしSMSはかんなの元彼をサポートに加えテレビにでるがジミーが放送禁止の様なフレーズを連発してしまう。
かんなはついにレコード会社を辞める。
その後SMSは着実に売れて行ってる感じで終わり。
(評価)
クドカン好きな僕です。
期待しすぎたせいか、少々つまらなかったです。
パンクの精神みたいのは僕も昔はバンドで暴れていたので良くわかります。
でもイマイチ薄いです。
コメディセンスは良く、かなり笑えるシーンもありますが、素人っぽい笑い要素も多々ありました。
宮崎あおいはとってもかわいく描かれていましたが、ちょっと無理がある感じで、最後までしっくりこないままでした。
豪華キャストを無駄に使う感じはクドカンならではのセンスが光ってました。
他の監督はこのキャストをこうは使わないと思います。
ライブシーンはカッコよくてなんか燃えました。
ストーリー的にメリハリが無く、ちょっと眠くなりそうな展開で、時々ある笑いで何とか繋いでいきますが、特にラストに何も無いので、うーんと言う感じでした。
そんなわけで5点です。
ちょっと期待度を上げすぎてしまいました。
クドカンならではのセンスが観れるので嫌いじゃないです。
宮藤官九郎監督、脚本の映画。
レコード会社のがけっぷちOLかんな(宮崎あおい)とおっさんパンクバンド、少年メリケンサックのはちゃめちゃツアーを描いたコメディ、ロードムービーです。
新人発掘部のかんなは次の発掘に失敗したら契約を切ると社長の時田(ユースケ・サンタマリア)に言われていた。
二人は今まで沢山の新人発掘に失敗しその度酒を飲んでいた。
そこでネットで見つけた少年メリケンサック(以下SMS)というカッコいいパンクバンドに興奮し社長に話したら、契約したら昇進と言われはしゃぐ二人。
かんなの彼氏はひもで才能のないフォークシンガー(勝地涼)、その彼のコネになる為にも出世したい。
そこでSMSのベーシストでリーダーのアキオ(佐藤浩市)に会いに行ったが小汚い50歳のおっさんだった。
何と動画は25年前の映像でSMSはとっくに解散していた。
しかし先走った社長はネットに動画を流し、グッズを作ったりツアーを決めたりしてかんなは追い詰められる。
しかしアキオは「奇跡をみせてやろうじゃねぇか」とやる気満々。
かんなもそれに期待する。
(ネタバレ)
アキオの弟のハルオ(木村祐一)はアキオと絶縁していて田舎で農業をしていて最初は断るが、参加する。
ドラムのヤング(三宅弘城)は一人だけ若く、他のメンバーを尊敬していて再結成にノリノリ。
ボーカルのジミー(田口トモロヲ)は事故の後遺症で喋れず、歩けず。
みんな衰え、演奏も出来ず、ひどい状態のメンバーに絶望するかんな。
しかしツアーは始まり、前評判で凄い期待値でお客は集まるが、現れたのは4人のおっさんでまるで演奏が出来ず、ひどいブーイングを浴びる。
しかしツアーを続けて行く内に段々上達し、ライブも盛り上がるようになってくる。
同時進行でSMSの過去が、かんながインタビュー役で関係者から語られる。
ハルオとジミーは元々アイドルとしてやっていて、それを馬鹿にしていたアキオ。
レコード会社の社長(ピエール瀧)がチンピラのヤングをけしかけ、ライブをぶち壊しそこでそのままSMSは結成された。
ぶっとんだライブパフォーマンスで評価を得ていたSMSだったが、最初はパフォーマンスだったアキオとハルオの喧嘩が徐々にマジになり、アキオはハルオを騙し、ハルオは覚醒剤所持で逮捕され、その後のライブで喧嘩しそこに飛び込んだジミーが二人のギターで殴られ、死にかけて解散。
そんな25年前だった。
その再現のように二人はまたライブ中喧嘩しギターで殴り合い二人共骨折する。
テレビ出演が決定した直後のアクシデント。
かんなは彼氏に浮気され別れる。
しかしSMSはかんなの元彼をサポートに加えテレビにでるがジミーが放送禁止の様なフレーズを連発してしまう。
かんなはついにレコード会社を辞める。
その後SMSは着実に売れて行ってる感じで終わり。
(評価)
クドカン好きな僕です。
期待しすぎたせいか、少々つまらなかったです。
パンクの精神みたいのは僕も昔はバンドで暴れていたので良くわかります。
でもイマイチ薄いです。
コメディセンスは良く、かなり笑えるシーンもありますが、素人っぽい笑い要素も多々ありました。
宮崎あおいはとってもかわいく描かれていましたが、ちょっと無理がある感じで、最後までしっくりこないままでした。
豪華キャストを無駄に使う感じはクドカンならではのセンスが光ってました。
他の監督はこのキャストをこうは使わないと思います。
ライブシーンはカッコよくてなんか燃えました。
ストーリー的にメリハリが無く、ちょっと眠くなりそうな展開で、時々ある笑いで何とか繋いでいきますが、特にラストに何も無いので、うーんと言う感じでした。
そんなわけで5点です。
ちょっと期待度を上げすぎてしまいました。
クドカンならではのセンスが観れるので嫌いじゃないです。