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アメリカン・ギャングスター

2008年02月08日 | 映画
アメリカン・ギャングスターを観た。

まーマフィア映画ですかね。

デンゼル・ワシントンが麻薬の売買で成功する麻薬王、黒人実業家的な悪党を演じ、ラッセル・クロウがそれを追う正義溢れる熱血警官を演じているノンフィクション映画。
2大オスカー俳優競演ってわけです。

ストーリーはあるマフィアの大物が寿命で死ぬところから始まり、彼の運転手をしていたデンゼル・ワシントンがその後を追う決意を持つところから始まります。
血縁だけを信用し、そのコネクションを使いベトナム戦争配下の米軍にベトナム直送の麻薬を密輸させ同じく血縁たちにさばかせる。
他より2倍の質を持った麻薬を他の半額で売るという物流の近代方式をマフィア界に持ち込み大成功する黒人のお話です。
また当時腐敗しきっていた警察社会で数少ない賄賂を受け取らない男臭い警察のお話でもあります。

それなりにハリウッドハリウッドした映画ですが、なんだか全体的に全体を通して物足りない映画でした。
なんかポンポンと上手い具合に麻薬で成功してしまうし、なんかポンポンと上手い具合にその麻薬王に警察が追い詰めてしまうし。
何かともっと困難な場面が多い方がいい気がしました。
困難な場面を飛ばして作られています。
時間も2時間半位あって長いし、本格派映画を目指したのでしょうが、なんか薄味でした。
でも映画を観たって気分にはなりました。

5点です。

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