日本語って難しいな
って話なんですけど。
日本語って非常に曖昧な言語ですからどんな構造でも単語を並べれば通じたりします。
ひとつの意味を表す言葉も沢山あったりします。
これはそんな日本語の特性が僕にもたらした悲劇のお話です。
先日、近所の飲食店にて一人で食事をしておりました。
少し喉が渇いていたのか、僕のコップのお茶は空でした。
すると気を利かした若い女の店員が冷たいお茶の入ったポットを持ってきて明るく
「お冷大丈夫ですか?」
と僕に聞いてきた。
賞味2秒ほどの間だったが僕の頭は高速回転した。
(以下速読で)
・・・お冷大丈夫ですか?・・・・
・・・僕はこの空になったコップにあなたの持っているそのポットの冷たいお茶をなみなみと注いでいただきたい。
それこそが僕のゴールである事は揺るぎない事実。
しかしきっちりしーの僕はこの質問に正しく答えてその冷たいお茶を手に入れたいという衝動がある。
「大丈夫です」・・・なんか入れなくてもいいですみたいなニュアンスに捉えられる可能性が高い。
「大丈夫じゃないです」・・・未だかつてそんな返答をしている奴を見た事がない、しかし大丈夫ですというよりかはゴールに近い気がする。
店員さんの意図は「お冷飲まなくても大丈夫ですか?」の短縮形と仮定した場合、上記のような返答は非常にゴールに近い。
「大丈夫です」・・・僕ー、あまり水分とか取らない人じゃないですかぁ~。だから注がなくていいですぅ。
「大丈夫じゃないです」・・・僕今、めっちゃ喉からっからなんです。是非注いでください。
となろう。
よし、「大丈夫じゃないです」と答えよう。
でも待てよ。
もしその店員さん目線で、「お冷を注いでも大丈夫ですか?」の短縮形だった場合は事情が変わってくる。
「大丈夫です」・・・どうぞ注いでください、全然遠慮とか要らないですよ
「大丈夫じゃないです」・・・今咀嚼(そしゃく)に夢中だから近づいて欲しくないねん、あっち行けや!
と捉えられてしまう。
これは非常に難題だ。
「はい?」とわざと聞こえない振りして、言い直させ、一度目よりは丁寧に対応しようとする店員さんの習性を利用して、短縮された箇所を導きだそうか・・・
しかしもう注ぐ気満々な店員さん、ポットももう気持ち斜めである。
この状況で聞きなおすのはかなり不自然だ。
どう考えてもお冷の話題であろう。
下手したら変態と思われ兼ねない。
・・・むむむ。
気持ち的には「大丈夫じゃないです」と答えたい衝動が沸いている。
しかし僕をまっすぐ見つめるその店員さんの視線に耐えられず、結局
「・・・あっ、ください・・・」
と答えてしまったのです。
何か負けた気分で、とても残念でした。
一体あの質問の正しい答えは何だったのか、今でも気になって仕方ない。
正解教えろや!
って話なんですけど。
日本語って非常に曖昧な言語ですからどんな構造でも単語を並べれば通じたりします。
ひとつの意味を表す言葉も沢山あったりします。
これはそんな日本語の特性が僕にもたらした悲劇のお話です。
先日、近所の飲食店にて一人で食事をしておりました。
少し喉が渇いていたのか、僕のコップのお茶は空でした。
すると気を利かした若い女の店員が冷たいお茶の入ったポットを持ってきて明るく
「お冷大丈夫ですか?」
と僕に聞いてきた。
賞味2秒ほどの間だったが僕の頭は高速回転した。
(以下速読で)
・・・お冷大丈夫ですか?・・・・
・・・僕はこの空になったコップにあなたの持っているそのポットの冷たいお茶をなみなみと注いでいただきたい。
それこそが僕のゴールである事は揺るぎない事実。
しかしきっちりしーの僕はこの質問に正しく答えてその冷たいお茶を手に入れたいという衝動がある。
「大丈夫です」・・・なんか入れなくてもいいですみたいなニュアンスに捉えられる可能性が高い。
「大丈夫じゃないです」・・・未だかつてそんな返答をしている奴を見た事がない、しかし大丈夫ですというよりかはゴールに近い気がする。
店員さんの意図は「お冷飲まなくても大丈夫ですか?」の短縮形と仮定した場合、上記のような返答は非常にゴールに近い。
「大丈夫です」・・・僕ー、あまり水分とか取らない人じゃないですかぁ~。だから注がなくていいですぅ。
「大丈夫じゃないです」・・・僕今、めっちゃ喉からっからなんです。是非注いでください。
となろう。
よし、「大丈夫じゃないです」と答えよう。
でも待てよ。
もしその店員さん目線で、「お冷を注いでも大丈夫ですか?」の短縮形だった場合は事情が変わってくる。
「大丈夫です」・・・どうぞ注いでください、全然遠慮とか要らないですよ
「大丈夫じゃないです」・・・今咀嚼(そしゃく)に夢中だから近づいて欲しくないねん、あっち行けや!
と捉えられてしまう。
これは非常に難題だ。
「はい?」とわざと聞こえない振りして、言い直させ、一度目よりは丁寧に対応しようとする店員さんの習性を利用して、短縮された箇所を導きだそうか・・・
しかしもう注ぐ気満々な店員さん、ポットももう気持ち斜めである。
この状況で聞きなおすのはかなり不自然だ。
どう考えてもお冷の話題であろう。
下手したら変態と思われ兼ねない。
・・・むむむ。
気持ち的には「大丈夫じゃないです」と答えたい衝動が沸いている。
しかし僕をまっすぐ見つめるその店員さんの視線に耐えられず、結局
「・・・あっ、ください・・・」
と答えてしまったのです。
何か負けた気分で、とても残念でした。
一体あの質問の正しい答えは何だったのか、今でも気になって仕方ない。
正解教えろや!