神様のカルテ

神様のカルテ　を観た。


あまり関心は無かったのですが番宣が盛んだったので観てみました。

序盤は（よく知りませんが）病院の様子がリアルに描かれているような印象でした。

主人公の変わり者の一止先生（櫻井翔）はアマチュアカメラマンの奥さん（宮崎あおい）や学問を極めようとする学士（岡田義徳）や画家を目指す男爵（原田泰造）らと潰れたボロい旅館で共同生活をしてました。

それは何かいい感じで羨ましい暮らしでした。

真面目な一止は大物先生に気に入られるが政治的な出世に関心が無く患者との心の交流を大事にしたいというベタな設定。

ある日やってきた末期がん患者（加賀まりこ）はかつて大きな医局で検診した患者だった。

丁寧に観る一止先生に最期を託したいというその患者に一止は心揺り動かされながら医者として進むべき道を見つけて行くお話。

病院シーンはドラマでよく見かける様な下手なカッコつけとかもなくスーパードクターが助けるわけでもなく結構リアルに見えました。

テーマは嫌いじゃ無かったです。

夫婦の関係も素敵でしたが宮崎あおいはイマイチ目立たない役でした。

しかしながらお話がそこまで深くないのにテンポが遅くて少々退屈でした。

脇役をベテラン実力派俳優が固めてたので引き締まってたのが救いでした。


そんなわけで６点。


それにしても僕にとってはいつになっても櫻井翔はバンビで岡田義徳はウッチーです。

あ、バンビとウッチーだ、ってついつい思っちゃいます。